高尾山は気軽に登れる山として初心者にも人気ですが、普段着などの服装で登山しても大丈夫なのでしょうか。実は高尾山は登山コースがいくつか分かれており必要な服装もそれぞれ異なってくるのです。登山前に必要な服装を確認して本格的な山ガールとしてデビューしてみましょう。
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高尾山の1号路コースを登山する場合の服装
高尾山の中で最も登山者の数が多く人気は高いのが1号路コースです。
なぜ1号路コースが人気なのかというと舗装された道となっているため初心者でも簡単に頂上を目指せるよう配慮されたコースとなっています。
この1号路コースの場合にはジーパンなどの普段着で登山する人も多く、あまり必要となる服装はありません。
ただいくら初心者向けのコースといっても登山には変わりありませんから動きやすい服装が好ましく、ジーパンを履いていく際にもストレッチジーンズを着用したりジャージなどの服装が最もベストだとされています。
高尾山の3号路コースを登山する際に必要な服装
高尾山登山において中級車コース向けとされているのが3号路コースです。この3号路コースの場合には木や野草などが生い茂った自然豊かなコースです。
1号路と比較してみても空いているので初心者向けの登山に飽きてきた人に人気となっています。
ただその分必要されてくる服装も1号路コースとは大きく異なってきているのです。狭い道が多いのでトレッキングシューズや登山靴を履いてこないと想像以上に体力を消耗してしまうことになってしまいます。
1号路コースとは違い自販機や出店なども存在していないので、簡単に休憩する箇所も少なく体力を温存するためにウェアについても専用の登山ウェアを着用するようにしましょう。
また急な天候変化にも対応できるようにフードが付いたも必要となってきます。
1号路コースとは全く異なった服装が必要となってくることに留意しましょう。
高尾山の6号路コースを登山する際に必要な服装について
高尾山登山では上級者コースとされている6号路コースで必要となってくる服装についてです。この6号路コースでは小川沿いの道を進んでいき途中には流れる滝も見ることができるなど水のコースとも呼ばれています。
その分足元は不安定で滑りやすくなっているなど注意必要となってきます。
この6号路コースではかなり自然の中を進んでいき、さらに水気の多いコースとなっているので夏場でも寒さを感じるコースとなっています。
ですので専用の登山ウェアの中でも防寒性に優れたものを選択していく必要があります。インナーはできるだけ速乾性の高いものを着用するようにして汗で体が冷えないようにします。
小川沿いを登山していくことから滑りにくく防水性の高い登山靴が必要なってきます。
できるだけゴアテックスと呼ばれる素材を利用した防水性の高いトレッキングシューズを履くようにしましょう。
高尾山の稲荷山コースを登山する際に必要な服装について
稲荷山コースは高尾山登山において6号路コースと同じく上級者向けの登山コースとされています。
舗装されていない道を歩いていくだけでなく山頂直前には200台近くの階段を上らねばならないのでかなり体力の消耗が激しいコースとされています。
稲荷山コースを登山する場合の服装はトレッキングシューズや登山ウェアの着用は必須とされています。ただ水気の多い6号路コースと比較してみると水気はないので、防水性よりも動きやすさ等の機能性を重視したトレッキングシューズが着用していくのが特徴です。
途中に自販機や飲食店も無いため急な天候変更にも自分自身で対応する必要があるので、懐中電灯やウィンドウブレーカーの着用も必須のコースとなっています。
まとめ
以上が高尾山の登山コース別の服装についての紹介でした。同じ高尾山に登ると言ってもコースによって、難易度が違ってくるため服装も違ってきます。
初心者におすすめのルートを登るなら問題はありませんが、少し難しいルートを登るときには「登山に行く」という恰好で登った方がいいですね。
管理人は京王線沿線に住んでいますが、休日の朝に京王線に乗ると高尾山に登る格好をした登山の乗客を見ることが多いです。
こういう人たちは上級者が多いので本格的な登山の恰好をしています。登山用の服、リュックサック、登山靴、雨具、登山用ストックなどの用意をして登っています。
高尾山は初心者でも登れる山ですが、歩きやすい靴や脱ぎ着をしやすい服装をしていくことがおすすめします。
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