伝家のキャストや相関図について知りたいですね。またあらすじネタバレや感想を最終回の結末までまるっとご紹介します。
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Contents
- 1 伝家のキャストは?
- 2 伝家の相関図は?
- 3 伝家の見どころは?
- 4 伝家のあらすじは?
- 5 伝家のネタバレと感想!
- 6 1話
- 7 2話
- 8 3話
- 9 4話
- 10 5話
- 11 6話
- 12 7話
- 13 8話
- 14 9話
- 15 10話
- 16 11話
- 17 12話
- 18 13話
- 19 14話
- 20 15話
- 21 16話
- 22 17話
- 23 18話
- 24 19話
- 25 20話
- 26 21話
- 27 22話
- 28 23話
- 29 24話
- 30 25話
- 31 26話
- 32 27話
- 33 28話
- 34 29話
- 35 30話
- 36 31話
- 37 32話
- 38 33話
- 39 34話
- 40 35話
- 41 36話
- 42 37話
- 43 38話
- 44 39話
- 45 40話
- 46 41話
- 47 42話
- 48 43話
- 49 44話
- 50 45話 最終回
伝家のキャストは?
チン・ラン、ウー・ジンイエン、ジャン・ナン、ハン・ギョン、ニエ・ユエン
正統派の美人のチン・ランは「瓔珞<エイラク>~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~」で皇后を演じた人物。伝家では長女の鐘霊を演じます。「瓔珞」でも「伝家」でも夫役はニエ・ユエン。
「瓔珞」で主人公の瓔珞を演じたウー・ジンイエンが二女の鐘玉。二人とも勝気な性格なので、似ている感じを受けます。
三女・鐘秀(ジョンシウ)は「コウラン伝 始皇帝の母」で絶世の美女、瓊華(チョンファ)王女を演じたジャン・ナン。
「瓔珞」で結ばれることがなかったウー・ジンイエンとシューカイが共演した「尚食(しょうしょく)~美味なる恋は紫禁城で~」に皇后役として出ているのが、ジャン・ナン。
ということで瓔珞を中心としたメンバーが終結した作品となっています。
「瓔珞」は中国で一大ヒットとなった作品で、女官から皇后に上り詰めた史実の女性を描いた作品。負けず嫌いな主人公・瓔珞をウー・ジンイエンが好演しています。
うって変わって「尚食」では思慮深い宮廷の料理人・姚子衿をウー・ジンイエンが演じています。瓔珞とはまったく正反対の大人しいけれども賢い主人公を演じています。
「尚食」では皇后役としてジャン・ナンも出演しています。皇帝との不仲に悩む皇后をジャン・ナンが好演しています。
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伝家の相関図は?
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伝家の見どころは?
何といっても瓔珞のメンバーが主要キャストについているところでしょう。
長女の鐘霊を演じるチン・ランは瓔珞の皇后役、鐘霊の夫・席維安を演じるニエ・ユエンは瓔珞では皇帝役で今回も夫婦を演じます。
瓔珞で主人公の瓔珞を演じたウー・ジンイエンは二女の鐘玉を。瓔珞ではチン・ランと主人と女官でしたが、伝家では姉妹に。
そして三女・鐘秀のジャン・ナン。三姉妹はそれぞれの美しさがある美人ぞろいで、また性格もそれぞれで言動が違いますが、
一人ひとりがそれぞれ易家を絆を大切にしていることがわかるドラマ。
時代背景は民国の上海。そして物語の途中で蘆溝橋事件が勃発し、本格的に上海が戦火に見舞われることになります。
そんななか一家の大黒柱の父・興華が国に殉じてなくなり、家業の星華を再興させるために三姉妹が奮闘するストーリーです。
伝家のあらすじは?
伝家のネタバレと感想!
1話
星華百貨店が10周年を迎え、記念のパーティーが開かれる。
それぞれの子供が興華に贈り物をし、鐘玉は自分がデザインした服のファッションショーを行う。
次女・易鐘玉がシンガポールから帰国するが、興華の言うことを聞かず傲慢にふるまう。
父・興華が用意した靴を見せて、新しい母を受け入れられない気持ちはわかるが、父を困らせてはいけないと諭す。
2話
婚家から実家に戻ってきた鐘霊を追いかけてやってきた席維安に話を聞く興華。
翌朝、興華は朝食に遅れた鐘玉を叩き起こすと、星華百貨店が欲しければ実力で取りに来ること、そのためには父に対する敬意をしめすことと言われてしまう。
鐘霊は鐘玉は女児経を手渡し、そのなかには株主・周万里 4万株、40万元の紙切れが入っていた。
席維安が新年のお祝いを届けさせる。そこに紛れた人物が発砲するが、維安が応戦して事なきを得る。
鐘玉は維安に鐘霊を嫁がせた興華を避難し、さらに義母・黄螢如は鐘霊の家庭教師出身で鐘玉の母がなくなるまで愛人だったと真実を暴露する。
家庭教師が当主の愛人になり、正妻の座を乗っ取る話って多いですよね。
似たような物語に「流光城市~ある一族の秘密」があります。こちらも面白いのでぜひご覧ください。あらすじネタバレはこちらです。
流光城市ある一族の秘密キャストや相関図は?あらすじネタバレ感想を結末・最終回まで!
鐘玉は興華に祖父の借金の返済を要求し、できなければ星華百貨店の株の4割を要求する。
鐘霊は鐘秀になぜ興華は鐘玉のわがままを聞くのかを教える。周夫人は精神的な病で虐待されて周家によって擁護院、寄宿学校に通わされていた。
家を飛び出した鐘玉はホテルに向かう途中、誘拐されてしまう。
3話
鐘霊は席維安を頼り妹を無事に取り戻してほしいと懇願する。維安はこの件は青幇だけの仕業ではなく警察も絡んでいるとにらむ。
鐘玉はなんとか逃げだし、維安に連れられて帰宅。水に浸かったことで祖父の借用書のインクが消えてしまいものにならなくなってしまった。鐘玉は父・興華に謝り、家族に優しく接して星華百貨店を手に入れようと懐柔策に出る。
鐘秀は夜漁と寺詣に出かけてバクチクが飛んできたことで怪我をしてしまう。ごった返していた道をあけてくれたのは陸培だった。
4話
席維安を侮辱したことを謝る鐘玉。維安は姉の鐘霊に心配かけるなと言い、自分たち夫婦は運命的な出会いをして結婚したのだと語る。
興華はティーダンスパーティーを主催し、鐘秀を唐仲明の息子の唐鳳悟と見合いさせる。パーティーを任された鐘玉は鳳悟とダンスを踊ることができるように手配する。
易家の屋敷の庭で鐘秀が串焼きをしているところに鳳悟が通りががり、お互いにお見合いの相手だと知る。
鐘玉は鳳悟に侮辱されたことで何日も部屋に籠り、正月15日の元宵節の日、その日は鐘秀の誕生日で一緒に祝って欲しいと言うが、鐘玉は突然外出して母のお墓参りをする。
唐家が鐘秀を支援するとなると周家の財産が取り戻せなくなると焦った鐘玉は鳳悟を奪いにかかる。
5話
政府に反対した興華は商会で襲撃されるが、ある若者に命を助けられていた。鐘玉は一目見て誘拐の実行犯だと分かり、興華に忠告する。しかし興華は若者をかばい建てする。
負傷した興華は三人の娘に百貨店を手伝わさせる。鐘玉は売れない在庫品の処分を任される。
6話
なんと興華を救った若者・沈氏は阿媛のご近所さんだった。
三人の姉妹はそれぞれの方法で会社に貢献する。
鐘霊は祖母の調合のおしろいを販売する。
星華百貨店の香水を使った妻が浮気をして家庭不和になったと訴えた男の訴訟を受けてたつべきと易鐘玉。
宣伝広告をしなくても訴訟は噂になり、商品が売れに売れる。鐘秀は子供たちの絵を売ることを考える。
そんな中、調合の技術を買い取ろうと日本人がやってきて・・・
7話
調香室から出てくる日本人は劉調香師と結託して技術を盗むつもりだった。
白粉の包装が日本製だったことに怒った興華は担当をした鐘玉に謝らせ、仕事をさせないことに。
そんな中、劉調香師が事故でなくなり、黒幕はいとこの寄徳と王副社長ではないかと推測する鐘霊と鐘玉。
二人は王副社長を穏便に解雇させようとしたが大騒ぎになってしまう。
寄徳は街で言いがかりをつけられてボコボコに。
8話
席維安は義父・興華に政治に干渉しないように釘をさす。
黄螢如は汪剣池に茶楼に呼び出されたところ、鐘玉の入れ知恵で三姉妹が登場。彼を見た鐘霊は血相を変えて逃げていく。
剣池は易家の祖母が決めた鐘霊の元婚約者だった。しかし事故にあい婚約は解消となっていた。
剣池は新任の秘密操作組主任として上海に来ていた。
9話
逆恨みをした王副社長は星華百貨店を放火しようとしたが沈青年によって阻止される。王副社長に甘い対応をした易鐘霊を叱る。
寄徳にからかわれた阿媛を助ける鐘傑。そして鐘傑は寄徳を非難する。
鐘霊の元婚約者・汪剣池に脅されている黄螢如、過去に婚約を解消させるために剣池をけん〇で撃ったことを思い出す。
王副社長を捕らえた剣池は、彼を利用しようとする。
狩りに出かけた鐘玉ら。唐鳳悟と喧嘩をして山で一人になってしまった鐘玉は日没まで皆の前に現れない。
捜索にでた鳳悟に見つけられるが、それを楽しんでいる鐘玉に怒った鳳悟に車から降ろされてしまう。
鳳悟はロバに乗って追いかける鐘玉に車をとめたり走らせたりしてわざと鐘玉を怒らせる。
10話
鐘霊は鐘玉に唐鳳悟は鐘玉の名誉を守るために行動したのだと告げる。
鐘秀と鳳悟の婚約がまとまりそうになる。
星華百貨店の会長室の前で盗み聞きをしている社員をみつけた沈青年。
街に出かけた鐘霊は汪剣池と出会い茶楼へ。それを聞いた席維安は後を追いかけ、剣池と口論になる。部下がけん〇をむけるところまで行くが、租界の警察が来て事なきを得る。
屋敷に戻った鐘霊は維安に剣池を2度も〇しないようにと忠告する。
鐘霊が隠し持っていた花嫁衣裳を取り出した維安は、鐘霊の心に誰がいるのかと問う。
朝方、夜勤明けで帰宅した鐘傑は門のところに阿媛がいることに気が付き、市場を散歩する。実家に帰る阿媛に果物を買ってあげ持っていくように手渡す。
昌隆百貨店が建ち、王副社長が社長となることに。
11話
汪剣池は黄螢如に付きまとうが、螢如が剣池を撃ったことで命拾いをしたと感謝していると告げる。
興華は鐘玉と沈彬がお似合いだと思って鐘霊に相談する。
昌隆百貨店が開店し、客足が取れらてしまった星華百貨店は対策を取る必要が。
フランスにいる蘇氏の娘の学費を出している唐鳳悟。彼女からの手紙のうち1通を鐘玉が持っていることを知り、返してもらおうとする。
鐘玉は待っていたホテルの部屋に鳳悟が入ると鍵をかけ、鐘秀と結婚しても易家の財産に興味を持つなと言う。
12話
一夜明けて易家の人々がホテルの部屋にやってくるが、鳳悟は鐘玉とは別行動をしていたと嘘をつく。
鳳悟の両親が易家に挨拶に来ると、鐘秀の崇拝者が屋敷に入り込み銃声まで聞こえる。
鐘玉の仕業だと気が付いた鐘秀は鐘玉を興華の前に連れ出すと、本当に恨んでいるのは母を離婚させた興華だと言う。
そして自分のもの、つまり屋敷を返してほしと。
追い出されてしまった鐘玉が心配な鳳悟。そして鳳悟は鐘秀との婚約を断る。
13話
鐘玉は屋敷を取り戻すために弁護士を雇うが、法律上取り戻すことができないと知る。
星華ホテルの上層階から反政府運動のビラがまかれる。実行犯は劉清芬だった。
汪剣池はビラをまいた人物を探すため、公務と称して部下を連れて星華に乱入する。そこに席維安が現れて事なきを得る。
維安主催の美人コンテストが星華で開かれることに。集まったお金は被災地に送られるチャリティだった。
鐘玉のもとに昌隆百貨店の経営者として伯父・易書業がやってきて仲間になるようにという。
星華の船が人為的に壊されたことを知り、保険金請求詐欺としてメディアに出ると噂になり、
14話
星華でミス上海コンテストを行うことになったが評判は良くない。鐘秀は被災民救済のために自分が出場すると記者たちに告げるがそこにガラスが飛んできて鳳悟に助けられる。
沈彬は船を沈めた実行犯を捕らえたが、興華には偽の情報を。
鐘玉は昌隆百貨店から阿媛の姉を出場させようとするが、突然体調が悪くなり、代わりに妹の阿媛が出場する。
鐘霊は廊下ですれ違った老いた舞台女優から目が離せない。
いきなりの沈彬の告白されるが拒否する鐘玉。鐘玉は玄関先に賓客を迎えに行くと、銃撃戦に巻き込まれ鳳悟に助けられる。
15話
コンテスト中になくなった船員の家族が押し入ってくる。そして興華を人〇しと騒ぎ立てる。
鐘玉は昌隆百貨店の王社長が船を沈めた犯人だと言い、その場で捕らえられる王社長。
コンテストは継続し、阿媛は1位を獲得する。趙軍長から取引を持ちかけられて席維安は阿媛を趙軍長の元へ嫁がせる。
これを知った易家の人間は怒り、阿媛を助ける。
鐘霊は家族に銃を向けることは許さないと維安を脅迫する。
16話
阿媛は維安のお陰で無事に助け出されるが、興華は鐘玉、鐘秀、鐘傑に罰を与え、鐘霊は謹慎処分に。
趙海亭の件で口論となった鐘霊は維安に汪家の〇害について口走ってしまい維安を怒らせる。
鳳悟にデートに誘われて有頂天になる鐘玉。それを見た顧さんは忠告する。
鳳悟は興華より沈彬を鐘玉の婿とする話を聞き、デートをすっぽかしてしまう。
17話
映画館の前で雨にうたれた鐘玉は沈彬に連れ戻される。鐘玉に謝罪のメッセージカードをつけた花束を贈る鳳悟。
鐘玉は鳳悟の王秘書を逮捕させ、約束を破らないように忠告する。去ろうとする鐘玉に対して鳳悟は無理矢理キスを!
今回の策略の件で書業に謝罪をさせたのは鐘霊。この件について沈彬は鐘玉に鐘霊を警戒するように言う。
鐘玉はミス上海となった阿媛(=聶芙)を星華百貨店の広告塔として使い、売上を上げる。
維安は剣池の汽船を襲わせて易家を守る。
鐘玉は伯父・書業の弱みを握り社長の推挙を頼む。
18話
沈彬は鐘玉に「一目惚れをした」と白状し婚姻を迫る。
鐘傑は阿媛(=聶芙)にまっすくな愛情を傾ける。しかし阿媛は身を引こうと鐘傑を避けるように。
寄漁は鐘秀に鐘玉を家から追い出したのは鐘霊だと告げる。鐘秀は真相を確かめるために鐘玉に協力を申し出る。
鳳悟は上海を離れる準備を始める。
中秋節の宴の日、鐘霊は鳳悟からの贈りものを鐘玉に渡し、自分のような結婚をせずに「幸せになって」という。
鐘霊の真意とは?
優しいふりをしてかげで策略をめぐらせている鐘霊。確かに品行方正で家族想いなんですが、何を考えているのか分からないところのある鐘霊ですね。
今回は鐘玉に幸せになってほしいと言って鳳悟を追いかけさせる戦法のようです。鐘玉はどのような選択をするのでしょうか。
19話
中秋節の日、月餅を食べる易家の家族たち。鳳悟が公務のため立ち去ると駆け寄って後ろから抱き着く鐘玉。
鐘玉には他意はなく友達として今までの感謝を述べて別れる。
鐘秀は羅氏を演奏に呼び、鐘霊は羅氏が自分の母だと白状する。家を出ていこうとする鐘霊を引き留めようとしない鐘玉と鐘秀。
そこに引き換えしてきた鳳悟がやってきて興華に鐘玉との結婚の許可を願う。
食事を中断して興華は星華の社長を鐘霊に引き継ぐと宣言する。
趙海亭がアヘンを奪うという情報が入り、維安は部下にアヘンを持ちだすように言う。そこに沈彬もやってきて・・・
20話
鐘秀は鐘玉を陥れようとするが、鐘玉は鳳悟に出会ってこの屋敷も星華百貨店も欲しくないと思うようになったと答える。
皆の前で鐘玉の婚約者だと宣言した鳳悟は、二人きりになったときに改めてプロポーズして母の形見の指輪を手渡す。
家を出ていこうとする鐘霊に対して維安は誠心誠意あやまる。そんな維安の胸に抱きつく鐘霊。ここで頬にチューをする維安。
鳳悟とともに家をでる鐘玉は鐘秀に何やら耳打ちする。
実は羅氏を呼んで騒ぎを起こさせたのは鐘霊だった。
アヘンを奪った沈彬は汪剣池の元を訪ねて配下に下る。
昌隆百貨店の王社長の後釜となった沈彬は帝国主義反対のデモ隊を前に敵国商品(日本製品)を焼いてみせる。
上海に敵が押し寄せて軍人の維安は敵前へ。この時、維安が心配な鐘霊は泣きながら維安の唇にチューする。
鐘玉の選択
鐘玉は鳳悟を選び、屋敷と星華百貨店を諦めました。この選択が理解できない鐘秀に対して「あなたも好きな人ができれば、(この選択が)分かる日が来る」という鐘霊でした。
鐘玉は鳳悟のことが好きで、あの手この手をつかって鳳悟の注意を引き、プロポーズをさせました!やったー!というところなのでしょうが、これからどうなるのでしょうか?
興華の言うように、鐘玉と鳳悟はまったく違う種類の人間ですのでこれから衝突することも多そうです。それでも二人は喧嘩をしながらも添い遂げることができるのでしょうか?
上海の情勢
敵軍が上海にやってきてなんとか停戦になりました。しかし維安は「これから雌雄を決するときが来る」と言っていました。ということはこれから戦火がもっと広がるということでしょうね。エンディングでは星華百貨店が戦火でボロボロになった前で鐘霊と鐘玉が座り込むシーンがありました。
ということは上海の戦火は星華百貨店をも巻き込んでいくのでしょう。そしてこれから興華がなくなることになります。
そうなると三姉妹が力を合わせて星華を立て直ししなければなりません。そう考えると三姉妹の絆について、後編は描かれていくのかな、と思います。
鐘霊と維安
ドラマのはじめは維安に対してそっけない鐘霊でした。喧嘩をしながらもお互いに歩み寄りがなされました。
結婚の経緯がどんなものであれ、夫婦となれば夫婦ということで、お互いに情がわいてきた感じがしますよね。
維安のことを心から気遣う鐘霊。やっぱり優しい女性ですよね。これから本当に心を許して仲の良い夫婦になって欲しいです。
21話
興華は工場を担保に金を借り、返却期限が来ていた。日本人が工場を借りたいとやってくるが「日本には売らない」と声を上げる興華。
鐘秀は陸培を使って陸家の土地の権利書を持ってこさせて鐘霊に手渡す。しかし汪剣池に先手を打たれてしまう。
黄螢如は汪剣池から贈り物を贈られる。それは扇子のよう。
日本人に目をつけられている興華を心配する螢如。そこに突然鐘玉が帰国し蘇インという女性の秘書が原因で結婚解消となったと告げる。
沈彬は聶芙を手先に使い・・・
鐘秀はアメリカ人の友達より豚毛を買い取りアメリカ企業と取引できるように道を開こうとする。
22話
沈彬が買い付けた豚毛の荷を横取りする鐘玉。
鐘霊は星華が発行した紙幣が偽札だというデマを払拭するのに成功する。
陸培の母親が易家にやってきて鐘秀との縁談を持ちかけるが、鐘秀はすぐさま断ってしまう。
鐘霊は維安の母に妊娠しないことで小言を言われて陰で泣く。
鳳悟は入院し喧嘩中の鐘玉は見舞いに行く。
23話
阿媛(=聶芙)は鐘傑に捨てられて川に身投げを。鐘玉は阿媛を鐘傑のところに連れていく。鐘傑は別れたほうが阿媛のためになると突っぱねて東北に向かい兵の治療に当たる。
上海を立つ前、鐘秀は陸培と会う。興華は家族を上海から遠ざけようとするが皆戻ってくる。
興華は孤児院に多額の寄付していた。
易家の屋敷には鷹司という日本人が来ていて日中和平をすすめるが、興華は断ってしまう。
実は鷹司氏は鐘玉が東京の大学に行っていたときの先輩で面識がある
維安の思いやり
維安は花を持って鐘霊が寝ている寝室へ。花をそっと置いて静かに去っていきます。しかし鐘霊は目が覚めていて、維安の母に孫ができないことで責められたことを思い出して泣く。
席家に戻るように言った維安は車で一緒に席家へ。しかし結局は鐘霊が思うように易家に戻らせました。
本当は優しい旦那さん、鐘霊のことを一番に考えていますね。鐘霊が心を許す日も近いのでは?
24話
沈彬は貴重ないちごを使ったケーキを贈り求婚を。
婚約してから2年経っても結婚しない鐘玉に興華は勝手に日取りを決める。
鳳悟は鐘玉を怒らせたとして蘇インに私事に関わるなと忠告。
寄徳は興華を脅し鷹司と面会させる。しかし興華は屈せず鷹司を暗○しようとするが失敗しなくなる。
興華がなくなり・・・
興華がなくなり気が動転してしまった鐘玉。鷹司に会いに行こうとする鐘玉を抱きしめて止める鳳悟がよかったです。そしてその晩はずっと付き添い抱っこしてあげる・・・
やっぱり鳳悟はとてもいい人。幸せになってもらいたい。でもこういういい人ほど鐘玉のようなわがまま娘を好きになってしまったりするんですよね(笑)
興華が鳳悟に宛てた封筒
ここで気になるのが興華が鳳悟に宛てた封筒の中身。恐らくこのときに興華は自分の最後が分かっていたと思います。そうなるとダイニングメッセージというか、たぶん何かのメッセージが込められていると思います。
そして鐘玉に鳳悟との結婚を急かしたのは自分がなくなる日が近いからですね。
それにしても現代の中国ドラマに出てくる日本人は悪者が多い。多いと言うか、全て悪人です。
例えばバイ・ルーとシュー・カイが共演した「烈火士官学校~ステキ男子とイケメン女子」。ここでも日本人が一方的に武器を使って攻めてくるっていう役どころでした。
「烈火士官学校」のネタバレはこちら!
烈火士官学校キャスト相関図は?あらすじネタバレ感想を結末まで!
次に「流光城市」で出てくる日本人女性も野心むき出しの根性悪の悪者でした。このときの日本人女性はおそらく、「伝家」で寄漁役の女優さんだと思います。
流光城市ある一族の秘密キャストや相関図は?あらすじネタバレ感想を結末・最終回まで!
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黄螢如はかたき討ちをする?
いつも家族を大切にしている螢如。前妻の子も自分の子も分け隔てなく接していて、家族でもめ事が起こらないように常に気を使っているところが共感がもていますよね。
しかし、今回は夫・興華がなくなった原因は義理の兄・書業だと知っています。人の悪口などは言わない螢如は悔し涙を流しますね。
さあて、これから螢如はどうするのでしょうか。書業一家に復讐するのでしょうか。
25話
鐘玉は一人、鷹司に会いに行き、父の遺体の引き渡しを求める。周家との提携を条件にする。
星華百貨店では、興華は愛国団体と関係があるとして汪剣池が捜査にやってくる。鐘霊と鐘玉は拒否するが剣池は引かない。そこに興華から受け取った封筒をもって鳳悟がやってくる。
支配株主の鐘玉の祖父はイギリス国籍のため星華は中国企業ではなく、剣池は捜査できないと助け船を出す。(なんとこれは嘘。封筒の中身を剣池に見せていないので剣池は信じてしまう)
そこに席維安がやってきて剣池に過ちを認めさせる。
劉家が弔問にやってきて書業一家と喧嘩を始める。
葬儀を飛び出した鐘秀を見つけた陸培。易家が日本人に目をつけられていると悟った鐘秀は心配でたまらなく陸培に抱き着く。
家長としての興華の姿
興華がなくなる前、書斎で書いていたのは「家」という文字でした。最後まで一家が仲良く過ごすことを望んだ興華のことを思い、涙する鐘霊のシーンが冒頭にありました。
興華は一代で星華百貨店を成功させたサクセスストーリーの持ち主。でも妻には恵まれず、現在は3人目の妻を迎えています。
そんな興華ですが、このドラマを通じて感じるのは家族への深い愛情でした。一人の父親として娘たちに幸せになってもらいたいという気持ちが出ていましたね。
鐘霊の結婚については政略結婚のようでしたが、易家に戻ってきた鐘霊を気遣い、星華の経営を任せて居場所を作ってあげました。
鐘玉に対しても、鐘玉の母への罪ほろぼしのつもりか鐘玉が何をしても許していましたね。鳳悟が結婚を申し出た時には本当に鐘玉を幸せにできるかを問いました。
鐘秀に対しての愛情はあまり出てきませんでしたが、かなり自由にさせていたようです。
仕事一筋だけでなく家族を気遣うことができる家長としてとても大きな存在だったと思います。易家は大黒柱をなくし、これからどうするのでしょうか。おそらく姉妹が力をあわせて星華を再興するという話になると思います。
鐘玉の心変わり
父がなくなった夜に付き添ってくれた鳳悟に感謝を示す鐘玉。そして星華を救ってくれたあ後に鳳悟に抱き着きます。
今まで感情の起伏が激しい子供じみたところがあった鐘玉でしたが、父がなくなったことで大人になったような気がします。
そして鳳悟を大切に思う気持ちも大きくなっているような気がしますね。
おすすめドラマ紹介
ドラマのはじめは姉妹が仲たがいしていましたが、今やシスターフッドが光るドラマとなりました。
姉妹で力を合わせて星華を守るという展開になっていきそう!
「伝家」のようなドラマが好きななたは「清越坊の女たち~当家主母~」や「夢華録(むかろく)」が似ている作品となり、おすすめです。
「清越坊の女たち~当家主母~」は同じ男に嫁いだ正妻と側室。はじめは仲たがいをして行きますが、夫が失踪したことで事態は急転。
刺繍業を営む商家を切り盛りしていかなくてはいけなくなった正妻と側室ら女たちが力を合わせて権力に立ち向かうドラマです。
そしてこのドラマの見どころは衣装に施された刺繍です。今や中国の伝統工芸品となっている緙絲(こくし)がとても美しいのでぜひそのあたりも見て欲しいです。
プロデューサーは「瓔珞<エイラク>~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~」を手がけた方。『海上牧雲記 ~3つの予言と王朝の謎』のジアン・チンチン、『玉楼春~君に詠むロマンス~』のヤン・ロンが共演。
「夢華録(むかろく)」は元令嬢の主人公と親友二人が首都に出てきて茶楼を開く物語です。女性の地位が低かった時代に、それぞれの力を信じて助け合いながら道を切り開いていくところが魅力。
『ムーラン』のリウ・イーフェイと『月に咲く花の如く』のチェン・シャオが共演!チェン・シャオの目の演技にドキドキ! と話題になった作品です。
どちらのU-NEXTで独占配信しています。「清越坊の女たち~当家主母~」は見放題の作品、「夢華録(むかろく)」は1話が無料、2話以降は有料配信となっています。
ぜひ「伝家」と合わせて楽しんでもらいたい作品です!(2023年10月現在の情報です。)
26話
汪剣池と沈彬が乗った車が襲われる。
興華の遺灰を海に巻いているところ、鷹司がやってきて海路の受け渡しを要求、そして自分が星華の株主となったと言う。
陸培は鐘秀のために護身用の小型銃を贈る。
興華の遺志通り結婚を予定通りに行うことになる鐘玉と鳳悟は、写真館で結婚写真を撮影する。それを通りから見ていたのが蘇イン。そして蘇インは傅氏と一緒だった。
鐘秀があつらえたチャイナドレスを試着する鐘玉。そこに蘇インがやってくる。
沈彬は鐘玉に写真を届けるが、鐘玉は破り捨てる。
蘇インが鳳悟の愛人ではないかと感じた鐘秀は我慢できずに挙式の直前に鐘玉に尋ねてしまう。鐘玉は顧氏に鳳悟から贈られたブレスレットを外させる。
27話
鐘玉と鳳悟の結婚式の日、招待されていない鷹司がやってくる。式の最中に傅夫人は蘇インを倒し、傅氏との密会の写真をバラまく。そして鳳悟と蘇インの仲を疑う。
鐘玉は式を中断して蘇インからの手紙を鳳悟に見せる。
鐘玉は自分のために原則を捨てることができない鳳悟とは結婚できないとその場を去る。
鳳悟の側に置いてもらうために秘書になった蘇インは鳳悟が自分のことを好きなのだと誤解している。しかし鳳悟はきっぱりと断る。
そこに鐘傑がなくなった知らせが。寄徳は有頂天になり自分が易家の主だと思い込む。
鐘玉が星華百貨店の前で襲われて鳳悟に助けられる。鐘玉は鳳悟に冷たいまま。
鐘霊は伯父・書業が入院したことで毎日、スープを持って見舞いに行き、易家は書業だけが頼りだと言う。
本当の敵
易家の本当の敵は誰ってことになりますが、書業一家なんでしょうね。
今まで性格の違う三姉妹はことあるごとに対立してきましたが
ここにきて興華がなくなり鐘傑も行方不明となり、易家の男たちはふたりともなくなってしまいました。
国の情勢も厳しくなるなか、家を守らなくてはいけなくなった三姉妹。仲たがいをしている場合ではありません。
そして本当の敵は日本人でも商売がたきでもなく、書業一家だということがわかるでしょう。興華の義理の兄という立場を利用して易家に出入りして、乗っ取ろうとしている書業一家。
三姉妹は無事に易家を守ることができのかが今後の展開になりそうです。
最近出てきていない阿媛(=聶芙)
今回は最近出てきていない鐘傑と清芬がでてきました。鐘傑は戦争でなくなったということになっていて、今は行方不明中。今後、どうなるのか気になります。
清芬はちらっと出てきました。清芬は学生の身ながら政治運動に参加していますね。このドラマの登場人物の中では異色の存在。彼女の今後も気になります。
そして後、出てきていないのが阿媛ですね。鐘傑と別れてから出てきていない。女優として活躍できているのでしょうか。
28話
易家の三姉妹は相続のことで声高に口喧嘩を始める。それを横目で眺める寄徳と寄漁。
疲れ果てた鐘霊は自分の気持ちを維安に吐露し、「あなただけが救いだ」と言う。
寄徳の子を宿している使用人の望竹は易書業の妻・范燕秋から追い出されそうになるが、顧氏が止めに入る。
星華百貨店が再開する日、鷹司は妻を連れてやってくる。妻は鐘玉の知っているサラという中国人だった。そしてサラは鷹司と商売するのは危ないと忠告する。
そこに過激派が発砲。鷹司は群衆に隠れていた鐘秀が最後のどどめを刺す。
この騒ぎに紛れて階段で頭を打った鐘玉を沈彬は抱きかかえて病院へ。
螢如は寄徳を人気のない倉庫に閉じ込めて火事を起こさせる。鐘霊は毎日入院している興華にスープを届け、毒を入れる。
夫と息子が同じ日になくなり気が動転して叫びまくる燕秋
今回はハラハラドキドキする展開と当然の報い
結局、易家の人間が興華の仕返しをしたってこと。興華を売った書業と寄徳は当然の報いを受けたと言うことです。
さらに鐘玉は鷹司と仲良くしているふりをして愛国主義者を刺激し鷹司の暗殺を謀ったということでした。
それにしてもそれぞれがそれぞれの役目をしたってことですね。今回はハラハラドキドキする展開となりました。
そう考えると三姉妹が口論していたのは演技だったのかなって思います。
顧氏
易家の使用人・顧氏。古くからの使用人で鐘玉の肩を持っている人物。鐘玉の母のことも良く知っている人。
この人物の立ち回りが怪しいですよね。これからも重要人物としての役回りがありそう。
29話
病院にて鐘玉と沈彬は話をする。沈彬は鐘玉が鷹司暗〇の首謀者だと断定する。
鳳悟が病院にやってくる。
鐘玉は鳳悟のことが好きだが、自分のために原則を変えようとしない鳳悟にこれまでと別れを告げる。
沈彬はナイトクラブに出資している鐘玉のところを頻繁に訪れるように。
趙軍長は星華で宴を開き阿媛(=聶芙)を側女にすると宣言する。そこに維安がやってきて趙軍長を懲らしめる。
自分の良心に従うだけ
今回鐘玉が言った「自分の良心に従うだけ」という言葉が響きましたね。
そう、鐘玉は周りに何と言われようと自分の良心に従って生きてきたんですね。そしてとても情の厚い人物だと思います。
だから阿媛のことをずっと気遣っています。
鐘玉の人となりをよく分かっているのは鐘霊。鐘玉にどんな態度を取られても言葉を言われても信じてあげていました。
今回の鷹司暗○の件は、誰にも言わずに自分の心に従って実行したということ。自分の犠牲を顧みず、父の仇を討つために行動したんですね。
感情の起伏が激しい鐘玉は無茶をやってしまいます。こんな鐘玉は鳳悟と無事に結婚するのか、それとも沈彬を選ぶのか、気になるところです。
30話
鐘傑は劉清芬と一緒に東北から帰宅するが阿媛(=聶芙)には眼もくれない。
中国では第二次上海事件が起き、上海の租界にも難民が押し寄せる。
鳳悟とイギリス大使が乗った車が日本軍に襲われて大使は重体に。鳳悟は指令部に行きリャオ所長に機密漏洩について調べるように言うが、気にも止められない。
そこにやっていた汪剣池は傅氏の周辺を調べて欲しいと言ってくる。鳳悟は偶然に見せかけて蘇インに機密情報を見せて・・・
鳳悟の容態を聞くために事務所を訪れた鐘玉は蘇インと遭遇してしまう。その場は忍耐強くしていたが、陰で泣く。
31話
傅氏の策で鳳悟は討たれてしまうが鳳悟を先読みしていて、傅氏の尻尾をつかむ。傅氏と蘇インは逮捕される。
東北にて維安は敵との厳しい戦いに立たされていた。
星華では慈善事業のための寄付が行われていた。阿媛(=聶芙)と何瑞蘭が人民を鼓舞する歌を歌っている中、日本軍機が空爆を始める。
鐘玉が巻き込まれるが軽症。沈彬はお姫様抱っこをして屋敷まで送り届ける。
32話
沈彬は鐘玉に出会いの時に奪った指輪を渡し、君じゃなきゃダメだとプロポーズする。鐘玉は・・・?
阿媛(=聶芙)は負傷した人たちを直に見てしまって茫然と涙を流すだけ。その様子に鐘傑は「もっと強くなれ」と言うのだった。
廃墟と化した星華百貨店の前に座り込む鐘霊。鐘霊を見つけた鐘玉は星華の再興を誓う。
鐘玉は父が遺した遺産が屋敷に眠っていると考えて、信用できる使用人に庭を掘らせるとお宝が見つかる。
沈彬のプロポーズ
沈彬は片膝をつき「世界を手に入れても愛する人を失えば意味がない」とプロポーズをします。
鐘玉は興味がないという様子でしたが、自分から奪って指輪で求婚するなんてと言いだし、新しい指輪を買ってくるように言います。
ということは求婚を受け入れるということなのでしょうか。鐘玉の心にいるのは鳳悟、それとも沈彬?
33話
興華が隠していた金塊を星華の再建のために使いたいと言う鐘玉。
難民を助けるため教会が作った避難所を訪れると外交官を辞職してここに住んでいる鳳悟に出会う。
停戦時間が2時間与えられて、鐘玉を連れて赤十字の職員と戦闘区域に入る鳳悟。
鳳悟は鐘玉の指に指輪があることを確認する。そして沈彬と婚約したという鐘玉と口論になる。
鳳悟としては自分との結婚は正式なものなので鐘玉は離婚をしてからでないと沈彬と結婚できないと言う。
鳳悟はひとり易家に行き、易家に結婚誓約書を渡し、鐘玉としばらく過ごすと言う。
34話
清芬は皆の前で鐘傑に求婚して、鐘傑は受け入れる。
難民の中に兵士が紛れていて鳳悟は原則通り受け入れられないと断ると鐘玉は原則を曲げて兵士を安全区に隠す。
日本軍による示威行進で窮地に陥った剣池を助ける螢如。
易家の屋敷に来ていた阿媛(=聶芙)は鐘傑に「いつまでも待つ」と伝えるが・・・
35話
阿媛は鐘傑に別れを告げる。阿媛は寄付を募るための安全区の宣伝映画に出ることを決意する。
怪我から回復した何瑞蘭は募金活動を開始。それを手伝う易家の三姉妹。
汪剣池の目が覚めて、黄螢如はこれで恩怨が消えることを願う。
沈彬は退院した鷹司に手を組むように脅される。
安全区では冬を越せるかが問題となり、鐘玉は寄付で集めて衣服を修繕するために難民の女子を使えばいいと提案する。また手仕事を教えてそれを売って自立させればいいとも。
スナイパーは誰?
新しく出てきた人物?愛国派を暗○していたスナイパーは陸培? この仕業に対して鷹司は怒っていましたね。
一体彼の狙いは何?
36話
鐘玉は先生を呼び、難民に仕事を覚えさせ賃金を稼ぐ道を開く。
鐘傑と劉清芬の結婚が決まり、鐘玉らは易家に集まる。鐘傑は掘り出した銃を劉家に届けることに。
そこに鷹司が現れて、劉家への贈り物を見せて欲しいと頼む。事前に黄螢如が荷物をすり替えていたため銃を見られずに済む。
唐鳳悟は鐘玉に易家に残るように言うが、鐘玉は安全区でやり残した仕事を片付けると言ってきかない。
婚約式に出席した阿媛(=聶芙)は途中バツが悪くなり、居合わせた沈彬とともに外に出る。
37話
維安は南京にて部隊を失い蒋介石と喧嘩別れをして鐘霊の元へ帰ってきた。そして道中に出会った寄漁と范燕秋も連れて戻ってくる。
鐘霊は寄漁の腕に翡翠の腕輪があるのを見て維安が贈ったのではと憶測する。
沈彬が安全区にいる鐘玉を迎えに来るが、鐘玉は途中で車を降りて安全区に戻ってしまう。
星華百貨店が再開するためのパーティーが開かれて易家の皆が出席する。
38話
星華百貨店の再開パーティーに沈彬がやってきて難民救済活動を邪魔したことで鐘玉に謝る。そして改めてプロポーズをする。
そんな中、易家の鐘霊の部屋に鍵をかけた維安は寄漁と一緒に過ごしていた。気が付いた鐘霊は維安と口喧嘩し離婚すると言いだす。
鐘玉を家まで送る鳳悟だったが木炭不足で一晩野宿する。翌朝易家に戻ってきた鐘玉。沈彬は一緒にいた鳳悟を殴ってしまう。
鐘霊の離婚劇
もともと鐘霊に一目ぼれした維安はあの手この手を使って鐘霊と結婚をしました。そして大切にしていたにもかかわらず、前線から帰ってきたら別人に。
跡取りがいない維安は、前線でなくなることがあっても、自分の跡を継いでくれる子がいないことに愕然としたのだそうです。
そこで寄漁を側女としました。鐘霊とは離婚せずに寄漁に子供ができたら鐘霊の子として育てると提案しました。しかし鐘霊にとってはこの提案は屈辱でしかなく、離婚すると宣言しました。
この二人、維安が前線に行くまでは雪解けしていい感じの仲になっていたのですが、すごく残念です。
また、かくまっている汪剣池に黄螢如は「鐘霊はあなたと結婚していたら結末は違っていた」と言いました。これも娘を案じる母親の本心がでていてよかったです。
黄螢如は義理の娘2人と自分の子供2人を上手に育て、夫・興華がなくなってもあれこれと家族を思いやり、家を切り盛りしてきました。だいだい継母というのはいじめ役が多いのですが、黄螢如は継子も実子のように大切にしています。賢夫人だなって思います。
それから寄漁役の女優さんは、「流光城市」で日本人の令嬢役を演じた人物。こちらのドラマでも人の男を取る嫌な女性役で出ていました。ドラマのあらすじネタバレはこちらです。
流光城市ある一族の秘密キャストや相関図は?あらすじネタバレ感想を結末・最終回まで!
阿媛(=聶芙)の姉
阿媛(=聶芙)の姉は沈彬のことが好きでナイトクラブで働いていますが、まったく見向きもされませんね。
この女性、ずっとちょい役で出てきますし、未だに出てきますので、これからの展開で重要な人物になりそう。なにかやらかすのでしょうか?
39話
鐘玉が出資しているナイトクラブに潜入した鐘玉は違法カジノ、アヘンを行っていることを突き止める。
翌朝、釈明にやってきた沈彬だったが、鐘玉は指輪を返し失望したと告げる。
沈彬が去ったあとに鳳悟がやってきて鐘玉を抱きとめて無理矢理チューを!
鐘玉はいとこを屋敷に呼び、鐘霊とお見合いさせるといとこは一目惚れをしてしまう。
維安は鷹司に会い維新政府入りを要望される。店から出てきたところ、鷹司が襲われる。維安はその現場で陸培が撃たれたことでかくまうことに。
リャオ局長は陸培を探して維安が泊っているホテルを捜索しようとするが、居合わせた鐘霊は騒ぎ立てて大喧嘩を!これでリャオ局長を去らせる。
鐘霊とっさの機転で危機を脱することができた維安。立ち去ろうとする鐘霊を追う維安。
40話
鐘霊は船の中で寄漁が流産して維安がかばっていること、維安が目的をもって上海にやってきて、鐘霊を守るために離婚すると言いだしたことを知ってしまう。口論となり離婚書に署名するように差し出すが、維安は破り捨てる。
維安は鐘霊を抱きしめて許しを請う。
鳳悟が撃たれたと勘違いした鐘玉はとても心配して駆けつける。この機会に鳳悟は「やり直したい」と告げる。
難民として安全区にやってきた蘇インを見つけた鐘玉は、彼女を許すことに。しかし蘇インは鳳悟の部屋から情報を盗もうとして・・・
41話
蘇インは実は公職についていて、安全区に潜入したのは易家が軍に物資を提供している証拠を調べるためだった。オークション会場で鳳悟にこのことを告げる。
しかし証拠は出て来ず、蘇インは捕らえられる。傅氏は汪剣池によって始末される。
オークションが終わったころに陸培はやってきて、鐘秀に愛しているが側にいられないと従軍することを告げる。
鐘玉は教会に鳳悟を呼び出して簡素な挙式をする。
鐘傑は易家の協力を得て銃や薬品を無事に運び出すことができる。
鐘傑は傀儡政権側についた劉清芬との婚約を解消したいと言いだす。しかし清芬の父親は日本軍に恐喝された清芬も日本側につくことになった。
42話
劉清芬と阿媛の姉は沈彬が経営するナイトクラブで日本人少将を暗○。
鐘傑は責任を感じるが、上海を離れて愛国運動がさかんな蘇中にいくことに。
汪剣池は鷹司に捕まり、維安が情報を漏らしていると言う。しかしその後、維安はリャオ局長を陥れ、上海を離れる。
汪剣池は上海を離れる前に螢如に感謝を伝えるために易家を訪れる。その晩、鐘秀は螢如を一人故郷に送る船を出す。
易家に押し入った鷹司は使用人を連行しようとし、鳳悟は一切の責任を追い鷹司と同行することに。鐘玉は汪炳文の身柄を頼まれる。
星華百貨店は日本に没収されて
維安
維安はとっくに共産党を指示していて鐘傑と協力して武器の提供を行ったり、情報を漏洩していたりしていたようです。
そして易家はこれをかばうことで巻き添えになりました。そして維安の逃亡を手助けした鳳悟はすべての罪を被って鷹司に連行されました。
離れ離れになってしまった鳳悟と鐘玉。そして帰ってきたら話したいことがあるといった鐘玉は何を話すのでしょうか。
時が経って
この物語って少し時間が経過したことを示すために女性たちの髪型が変わりますね。そして服装もチャイナ服から洋装になっていきます。
どうでもいいですが、この髪型の鐘霊って仲間由紀恵に似ていますね。
43話
沈彬は易家の屋敷を買い取り、鐘霊たちに薪小屋に出ていくように命じる。一緒に残った顧氏らは蓄えを寝具に変えるように差し出す。
鐘霊はミシンなど裁縫道具を持って路地に店を構えて修繕業を営むと大盛況となる。
鐘玉は愉占アオの孫を抱き込んで店を開く。
44話
大晦日。以前のように豪華な年越しが出来ないと落ち込んでいた鐘秀。そこに鐘霊はあるもので以前のように年越しの設えをして食事を作る。
鐘玉はテナントを借り高級洋品店を開く。それを見ていた沈彬は自分と結婚すれば易家の再興も屋敷も鐘玉の物になると言う。
鐘玉は易家の屋敷にいる鷹司からシンガポールの祖父が反乱分子として○されたことを聞く。
鷹司は鐘玉を自分側に引き込もうとロシアンルーレットを行う。そこに鐘霊がやってきてフグの調理人の代わりにふぐをさばく。
45話 最終回
ふぐの毒に当たった沈彬ら。しかし鷹司は平気だった。
しかし三姉妹が最後に始末をして屋敷に火をつけて逃亡する。
終戦し農園で茶摘みの仕事をしていた鐘霊のところに維安が戻ってくる。そして北京に定住して養子を育てる。
鐘傑は行方不明で阿媛は探しに出かける。陸培は3年前になくなっていたが鐘秀を心配させないために人に頼んで手紙を送ってもらっていた。
鐘玉には沈彬によって思わせぶりな小包が届くが、鳳悟が戻ってくる。そして鐘玉は二人の子供を紹介する。そしてシンガポールに定住する。
鐘秀は星華百貨店の経営を任されて尽力する。独身を貫いたのかな・・・
最終回の感想
結婚をしていた上の二人は戦火が広がる中、夫を待ち続けました。そして戦争が終わると無事に帰還することができました。
それに比べてきちんとした婚約をしていなかった鐘秀は、陸培を待ち続けましたがなくなってしまいます。この結論はなんだか寂しかったですね。
そして星華百貨店の後継者争いで一番経営者に向いてないと思われた鐘秀が星華の経営者になります。上の二人の姉は、星華よりも家族のほうが大切だったようです。
このドラマで伝えたかったのは家族の大切さですね。もともと仲がよくなかった三姉妹。興華がなくなる前に「家」という文字を筆で書いて家族に残します。
そして興華がなくなった後に三姉妹は星華を盛り立てようと策を練ります。また沈彬に屋敷を乗っ取られたあとも3人で細々と生きていきます。
そして終戦。それぞれの家を持った上の二人は上海を離れます。そして残された鐘秀が星華を継ぎ、上海の屋敷に住み続けます。
鐘秀は陸培のことを忘れられず、生涯独身だったようです。
星華を継ぎ、別のいい出会いがあって結婚もできればよかったのですが、鐘秀にとって陸培は特別な存在だったようですね。
彼に代わるような男には出会えなかったということ。
人生って不思議なもので一番甘ちゃんで世間知らずでボーイフレンドもたくさんいた鐘秀はまっさきに結婚して夫の庇護のもとで何不自由なく生活すると思ったんですが、
まさか別の人生を送るとは!鐘秀もつらい体験をして強くなったのかなと思いました。
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