ドコモ(docomo)には、障害や難病を持った方が利用できるハーティ割引があります。
毎月の携帯電話の基本使用料がお得になったり、月額使用料60%割引になるなど、多くのサービスが用意されています。
ここでは障害者の方にうれしいドコモの料金割引について紹介します。
Contents
ドコモ(docomo)の障害者割引になる対象は・・・?
ドコモで障害者の割引を受けることができるのは身体障害者手帳や療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、特定疾患医療受給者証、特定疾患登録者証、特定医療費受給者証のいずれかの交付を受けている方がです。
交付を受けている本人がドコモの契約者や利用者として登録すると、ハーティ割引が適用されます。
ドコモの契約中の方も新規の方も、ハーティ割引の申込みをすることが可能です。
ドコモ(docomo)の障害者割引の申込み
ドコモの障害者割引の申込み時には、交付を受けている身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、特定疾患医療受給者証、特定疾患登録者証、特定医療費受給者証を準備します。
ハーティ割引は等級など障害の程度は関係ないので、交付を受けている方はすべて対象になります。
手帳などの申請中の場合は、まだ証明できる手帳・証明書が手元にないため本人の確認ができません。
交付よりも前にハーティ割引を申込むことはできないので、障害者手帳などが手元に届いてから申込みを行います。
本人が手続するのが難しい場合は、代理人からの申込みも受け付けています。
代理人からの申込みの場合みは、手帳・証明書に契約者本人の署名や記名捺印のある委任状と代理人の本人を確認をできる運転免許証、健康保険証等の原本を準備します。
ハーティ割引とともに新規契約の時は、毎月の料金の支払い手続き用にクレジットカードかキャッシュカードも提示します。
ハーティ割引はドコモショップでの申込み以外に郵送でも申込みができます。
記入したハーティ割引申込書と手帳・証明書のコピーをドコモへ送ります。
ドコモ(docomo)の障害者割引の内容は
ハーティ割引が適用されると、毎月の携帯電話の基本使用料が割引がされます。
契約する内容によって、割引金額に差が出てきます。
2019年10月1日以降にご契約の料金プランのギガホの場合は、基本使用料7,150円がハーティ割引適用後の基本使用料6,780円になります。
2019年9月30日以前にご契約の料金プランのギガホ:定期契約なしの場合は、基本使用料8,480円がハーティ割引適用後の基本使用料6,780円になります。
iモードや留守番電話などのサービスの月額使用料は60%割引になります。
適用前定額料300円のものは、ハーティ割引適用後定額料120円とお得です。さらに、テレビ電話通信料は音声通話料と同額はで計算されます。
携帯電話を契約する時や機種変更、契約変更など手続きするときに必要になる事務手数料も一部無料になります。
目の不自由な方には点字請求サービスが利用できます。耳の不自由な方も通話ができなくてもメールで会話できるので、割引を受けることで利用しやすくなっています。
ドコモの障害者割引になる番号案内
ハーティ割引が適用されると、104の電話番号案内が無料で利用できるようになります。通話料も電話番号案内料も無料です。
ただし、通話料には上限が設けられており200円までとなります。
料金プランによっては、上限額を超えた場合は104の電話番号案内へ発信できなくなるので注意が必要です。
ドコモの障害者割引は併用できないサービスがある
ハーティ割引はデメリットがあり、併用できない割引やサービスやもあります。
ファミリー割引は家族間の国内通話料が24時間無料になるものの、基本使用料に対する割引や海外通話は対象にはなりません。
本体・機種代金は安くはならないので注意が必要です。
月々の基本使用料が安くなるというハーティ割引のメリットを活かして契約することで、生活しやすくなり便利に暮らせます。
まとめ
このように障害者手帳などのご自分の障害を証明するものがあればドコモの使用料金が割引になります。
ドコモの携帯電話を持っていて普通の契約をされている方はぜひハーティ割引を申し込んでみましょう。
なおドコモ以外にもauやソフトバンクでも同じような障害者割引があります。
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