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管理人日記

障害者手帳でタクシー割引!どのくらい安くなる?どうやって使うの?

障害者手帳を持っていると公共料金の割引を受けることができます。

そではタクシーを利用した場合に割引を受けることができるのでしょうか?

ここでは障害者手帳を持っている方がタクシーを利用した場合に割引が受けられるのか紹介します。

障害者手帳のタクシー割引

障害者手帳を持っている方はタクシー料金の割引を受けることができます。

身体障害者手帳や療育手帳、精神障害者保健福祉手帳を持っている人が、タクシーの乗車で運転手へ手帳を提示した際に、運賃の割引きを受けることができる制度があります。

割引額は、メーター表示額から1割になります。

運賃支払額に10円未満の端数が出た場合は、切り捨てされます。これは、身体障害者等の積極的な社会参加を支援するために行われています。

タクシー業界での障害者への運賃割引制度は、平成2年5月に運輸省地域交通局長通知によって、平成2年度から身体障害者等に交付されている手帳を提示するだけでタクシー運賃から1割引になる運賃割引制度が行われています。

身障者割引は、ほとんどのタクシー会社で行われています。

しかし、中には精神障害や知的障害、特定疾患など障害の種類によって実施していない会社もあるので注意が必要です。

タクシーを利用する前にタクシー割引の問い合わせをしておくと、トラブルを未然に防ぐことができます。

障害者手帳のタクシー割引と併用できる運賃割引は

障害者手帳のタクシー割引以外にも、市町村によって独自に福祉タクシー利用券による割引を実施しているところがあります。

初乗り運賃補助で、福祉タクシー利用券は併用はすることで、利用者の負担が軽くなります。近場の外出にも役立ちます。

福祉タクシー利用券は、詳細は自治体によって異なる部分があるものの、身体障害者手帳の1級または2級を持っている方が対象になります。

他には療育手帳が対象です。住所がある市町村役場で申請し交付を受けます。

自治体によっては複数の助成から選択することが可能です。福祉タクシー券の他にバスや電車があり、無料になったり割引を受けることができたり、自家用車での移動を考えてガソリン代を助成してくれるサービスもあります。

福祉タクシー利用券などの助成には期限が設けられており、利用回数も決まっています。

福祉タクシーに障害者手帳のタクシー割引

タクシーの中には、福祉タクシーがあります。

普通のタクシーの利用が難しい身体障害者の方が通院などの外出時に、移動をサポートできるリフト付車両などの福祉車両を利用することができます。

車椅子から座席に移乗する必要はなく、そのまま乗車できるメリットがあります。

タクシーの運転手は介護職員初任者研修や介護福祉士の資格を持っているとは限りません。資格がない場合は、タクシーへの乗降介助などのサービスはありません。

資格を持っていない運転手は、乗客の身体に触れることはできないので、タクシー乗降時は家族や付き添いの方がサポートします。

介護保険の適用はないのですが、自治体によって福祉タクシーの助成を行っている場合があります。

自治体によって対象が異なり、タクシーを利用する前に申請が必要になります。

福祉タクシーと介護保険で利用できる介護タクシーは異なります。

障害者手帳のタクシー割引は事業者が負担

障害者手帳を提示するとタクシー料金は1割引になりますが、この1割に当たる障害者手帳のタクシー割引は事業者が負担しています。

障害者手帳によるタクシー割引全国で実施しているサービスですが、事業者にとって大きな負担になります。

そのため、タクシー割引は本当に必要な人が必要な時に利用したいものです。

福祉タクシー利用券を併用してタクシー割引を利用すると、体の不自由な方も外出しやすくなります。

積極的に社会に出ることで気持ちも上向きになり、元気に生活することができます。

<管理人から一言>

実際に子どもの障害者手帳を使ってタクシーを利用してみました。

最後のお支払いのときに手帳を見せると、タクシー利用料金から1割が引かれます。

ただ1割というのは、あまり割引が効いたという感じはしませんでした。

障害者手帳の2級以上を持っている方は自治体でタクシー券が発行されるのでそちらを使ったほうがいいでしょう。

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