近距離引っ越しは、同一県内や50km以内の移動距離で、新社会人や転勤、更に進学等の理由として行われる引っ越しです。
近距離で有る事から、単身で引っ越しをするケースが多く見られます。
そこで近距離の単身引っ越しを行う場合の料金相場や、単身引っ越しを行う場合の注意点等について調べて見ましょう。
近距離の単身引っ越しの料金相場
近距離の単身引っ越しの際の料金相場は、引っ越しの時期による料金の違いは有りますが、繁忙期と呼ばれる2月から4月は5万円前後、通常期と呼ばれる5月以降から1月で3万円前後と考えられます。
近距離の単身引っ越しは、移動距離が50km以内で有る事から、引っ越し業者に依頼する場合でも、軽トラック程度で十分荷物を積み切る事が出来る為、引っ越し料金を安く済ませる事が出来ます。
又、引っ越し業者の多くは、「単身引っ越しパック」等の引っ越しサービスを展開しています。
引っ越し業者が用意したダンボール箱やコンテナーに荷作りした荷物のダンボールを詰め込み、引っ越し先に運ぶサービスで、コンテナー1台当たり1万円から2万円程度で引っ越しを行う事も出来ます。
これらの引っ越し業者を利用する以外の方法としては、ご自身で引っ越しをする方法が有り、その場合は、引っ越し業者を利用する場合よりも更に安い料金で引っ越しを行う事も出来ます。
ご自身で引っ越しを行う場合に掛かる費用としては、軽トラック等のレンタル料金やガソリン代、ダンボール箱等の梱包資材の費用、更に引っ越しを手伝ってくれる人がいる場合の食事代等が有ります。
軽トラックのレンタル料は12時間レンタルで7,000円程が掛かりますが、ガソリン代は走行距離に応じて数千円程度で抑える事も出来ます。
この事から、自力で引っ越しが可能な人は、引っ越し業者に依頼するよりも安い費用で引っ越しを行う事が出来ます。
近距離の単身引っ越しの料金相場は季節によって変化する
引っ越し業者を利用する場合理解しておきたい事は、繁忙期と通常期が有り、その時期に応じて料金が変化する事です。
例年、新年度を迎える前後の2月から4月は引っ越しの繁忙期と呼ばれており、新社会人や進学、更に転勤等の理由で引っ越しをする人が増える季節です。
一方、5月以降から翌年の1月までは通常期と呼ばれており、引っ越し業者が請け負う引っ越し件数も多くありません。
その為、引っ越しの繁忙期はどうしても引っ越し料金が高くなってしまいます。
これは、引っ越しの繁忙期は引っ越し業者が所有するトラック等の手配や、引っ越しをサポートする社員のやり繰り、更に引っ越しが集中する事による労働時間が長くなってしまう等の理由が有ります。
特に、引っ越しの最盛期には、他社のトラックをチャーターしたり、応援社員を要請し依頼者からの注文に対応する必要が有ります。
又、どうしても繁忙期の土日の午前中に引っ越しが集中する為、依頼者側としても予約を取るのも難しくなるのが引っ越しの繁忙期の特徴と言えます。
近距離の単身引っ越しをする場合の注意点
近距離の単身引っ越しを行う場合は、引っ越しで移動する荷物の区分けや、引っ越し日時を明確にしておく、自力で荷物を運べる範囲等を決めておく等、あらかじめ注意しておくポイントが有ります。
これは、単身引っ越しを引っ越し業者に依頼する場合引っ越し料金の見積もりをしてもらう為に欠かす事が出来ず、荷物の量や引っ越し日時によって料金見積もりが変わってくる為です。
又、単身引っ越しパックを利用する場合は、事前の見積もりが無くても荷物の運搬を請け負ってくれる為、引っ越し荷物が少ない方にはお薦めの引っ越し方法と言えます。
更に、自力でより多くの荷物を運んでしまう事で引っ越しに掛かる費用を抑える事も出来る為、近距離への引っ越しで有れば、可能な限り自力で荷物を運んでしまう検討も必要です。
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