「引っ越しの大量段ボールの処分方法は?どうやって捨てるの?」
引っ越しの際に重要な役割を果たす段ボールですが、使用後の処分に困ってしまうものです。
このような段ボールの処理法は主に3つです。
それらは「引っ越し業者による引き取り」、「古紙回収業者による引き取り」、そして「処分」です。
ではこれら3つの処理法について見ていきましょう。
引っ越し業者による段ボールの引き取り
引っ越し作業を引っ越し業者に依頼する場合、段ボールの処分について尋ねることができます。
引っ越し業者の中には使用済みの段ボールを回収してくれるサービスを提供しているところがあります。
作業の流れは荷解きをして段ボールから荷物を出した後、引っ越し業者に電話をして空段ボールの回収を依頼します。その後数日以内に引っ越し業者が家を訪れ、段ボールを回収してくれるというものです。
もしこれから引っ越し業者に作業を依頼する予定で、尚且つ段ボールの処分を自分で行いたくないというのであれば、事前に引っ越し業者の情報をチェックし、段ボール回収サービスを行っている業者をチョイスできます。
実のところ、このサービスは利用者たちから好評を得ています。なぜなら引っ越して新しい地域に来た場合、ゴミ出しの曜日やルールを知らないことが多く、家の中に積まれた空段ボールそのままになってしまうことがあるからです。
しかし引っ越し業者が段ボールを処分してくれるのであれば、ゴミ出しの曜日やルールを知らなくても、とりあえず空段ボールは家の中からなくなるわけです。
古紙回収業者による段ボールの引き取り
段ボール回収サービスを行っていない引っ越し業者に作業を依頼した場合や、引っ越し業者を頼らずに自分たちだけで引っ越しを行った場合、当然のことながら段ボールの処分は自分で行わなければなりません。
この場合、古紙回収業者に段ボールを処分してもらうことができます。古紙回収業者に回収をお願いする方法はいくつか存在します。
まず、トラックなどで定期的に地域を回っている古紙回収業者がいるのであれば、トラックが新居の近くに来た時に空段ボールの回収をお願いすることができます。
しかし多くの場合、そのようなトラックがいつ来るかは定かではありません。そのため長い間トラックが来なかったり、トラックが来たときにたまたま留守にしてしまうこともあります。
もし家の中にある空段ボールをできるだけ早く処分したいというのであれば、リサイクルセンターなどに空段ボールを持って行くこともできます。
また中には電話連絡すれば、空段ボールを回収しに来てくれる業者もあります。
しかしこの場合は費用がかかるのが一般的ですので、無料回収を望むのであれば巡回してくるトラックを待つか、自分で空段ボールをリサイクルセンターに持ち込むのがおすすめです。
自治体の決まりに従って段ボールを処分する
多くの自治体ではゴミ出しに関する決まりが設けられれています。段ボールは「資源ごみ」扱いとなります。
そのため引っ越し後に不要となった空段ボールは、資源ごみが回収される日にゴミ置き場へ持って行くことができます。
ここで注意したいのが、段ボールは「燃えるゴミ」の日に持ってい行っても回収されないということです。確かに段ボールは可燃ですが、資源ごみに分類されているために燃えるごみの日に持って行っても回収されません。
このような状況が生じると、地域の人に迷惑がかかってしまいます。
また空段ボールの置き方なども自治体によって異なる決まりが設けられています。多くの場合、空段ボールは畳んで大きさごとにまとめ、紐で縛ってゴミ置き場に置きます。
もちろんルールは自治体によって異なりますが、これらが守られていない場合も地域住民や回収者に迷惑がかかってしまいます。
そのため自治体のルールはきちんと把握し、それに沿った仕方で段ボールを回収してもらうようにすべきです。
まとめ
このように使用済みの段ボールを回収してもらう方法はいくつかあることがわかりました。
一番よい方法は引っ越し業者に回収してもらう方法です。無料ですし、手間はかかりません。
ただ、引っ越し業者によってはこのサービスをしていないこともありますので、その場合独自には資源回収をお願いするということになります。
どの方法を取っても良いですが、引っ越し先で地域に迷惑のないように処分をしましょう。
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