共働きをしている夫婦の場合、将来の為どれぐらいの貯金をしておけばよいか、イメージがわいていない方も多いと思います。「うちって、他の家よりも貯金少ないかも・・・」と不安になることがあるかもしれません。
今回は、共働き夫婦の貯金の割合について、どれぐらいが平均でどれぐらいが理想なのか、情報をまとめご紹介いたします。

Contents
共働きの夫婦の平均貯金割合について
理想の貯金割合について紹介する前に、世間的にどれぐらい月々あるいは年間貯金されているのかご紹介いたします。
年齢によって変わるので、年齢別でご紹介します。
20代共働き夫婦の平均貯金割合
20代夫婦共働きの平均貯金額は180万円と言われています。
20代全体で、男性の平均年収が360万円、女性の平均年収が320万円なので、だいたい25%ほどが貯金に回っています。
30代共働き夫婦の平均貯金割合
30代夫婦共働きの平均貯金額は395万円と言われています。
30代全体で、男性の平均年収が450万円、女性の平均年収が365万円なので、だいたい48%ほどが貯金に回っています。
40代共働き夫婦の平均貯金割合
40代夫婦共働きの平均貯金額は580万円と言われています。
40代全体で、男性の平均年収は590万円、女性の平均年収は380万円なので、だいたい60%ほどが貯金に回っています。
20代から40代に推移すると貯金の割合が上がる
20代の場合は、生活費にお金が取られます。そのため貯金は低く20%前後になってしまうようです。40代になると、年収があがり余裕が出てきます。
そのため、貯金に回せる部分が50%~60%に上がるようです。

共働き夫婦の理想貯金割合について
では、共働き夫婦の場合の理想な貯金の割合についてご紹介いたします。理想の貯金割合は、年収に対し15~30%が貯金に回せれば良いと言われています。
最低でも15%は貯金に当てれれば将来のためになるそうです。
ボーナスの金額にもよりますが、旦那が月20万円、妻が月15万円稼いだといれば、そのうち6万円は貯金に回すべきだということです。
なぜ、これぐらいの割合が良いとされているのかについて、この金額は何組かの夫婦のライフイベントを参考にしています。
いつ子供が生まれ、家を買い、小学校、中学、高校、そして大学に通うのか、そういったイベントに合わせて支出が増え、そこに対し貯めていた貯金を当て込むという考え方です。
この理想貯金割合は、家庭のプランによって変わりますし、この割合が全てではありませんが、自分たちのライフイベントを想像して、貯金がしやすい時期が何時なのか、ある程度考えながら貯金をすることが大事です。

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なかなか貯金ができない共働き夫婦へむけてのアドバイス
このような数字を見ると、「やばいうちの家庭は貯金少ない!」と思うかたもいるのではないでしょうか?そういう貯金がなかなかできないご家庭へ向けて、どうやったら貯金ができるようになるのかアドバイスをいたします。
支出を見直して、”固定支出”を削る
まず、支出の見直しが大事です。
支出は、固定支出と変動支出に分かれます。たとえば、スマホや電話などの通話料金は月々同じ金額支払っているので固定支出です。
食費や娯楽費などは月々で金額が変わりますので変動支出にあたります。
そして、このうち固定支出を削減しましょう。
貯金をしないとと思い、食費や光熱費を削減する家庭もあるのですがこれは間違いです。
どれぐらいかかるかイメージがつきやすい固定支出から削減し、貯金をふやしましょう。
たとえば、スマホを格安simに変えてみるとか、保険の費用を削ってみるなど、分かりやすい支出を変えていくことが大事です。

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貯金がどうしても難しい場合は、個人年金などを利用する
お金があるとどうしても使ってしまうと言う家庭の場合は、個人年金がオススメです。個人年金は、厚生年金や国民年金などとは別に個人が積立を行い貯金をしておく方法です。
生命保険会社が管理されていることが多く、少額から始められるケースもあります。自分の余裕のあるお金を個人年金に回すことで、上手に貯金ができオススメです。
まとめ
いかがでしたか?平均貯金額や理想の貯金額を見ると、「貯金しなきゃ!」と思われたあなた!ここでおすすめしているように固定費を減らすことが貯金体質になる秘訣ですので、ぜひお試しくださいね。
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