新婚さんや同棲を始めたばかりの人にとって気になるのが、二人暮らしの場合の生活費ではないでしょうか。自分たちは、平均以上なのか?平均以下なのか?によっては、今後の生活費管理も異なってくると思います。そこで、今回、二人暮らしの生活費の平均はどれくらいなのかについてご紹介させていただきます。
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同じ二人暮らしの生活費平均でも年代によって異なる
同じ二人暮らしでも、同居する年代によって生活費の平均額は異なってきます。生活費の平均というものは、収入に応じて変化するものです。
収入が上がれば上がるほど、生活水準もアップし、生活費平均もアップする傾向になります。そのため、二人暮らしの生活費平均だからといって年代や収入を参考にしなければ、適切な判断材料にはなりません。
そこで、まずは、年代別生活費平均についてご紹介します。
10代の二人暮らしの生活費平均と内訳
10代の場合、二人暮らしの生活費平均は146,500円だというデータがあります。内訳としては、家賃が60,000円ほどとなり、食費が24,000円。
光熱費が7,500円、通信費が24,000円。残りが娯楽費などとなります。
二人で15万円ほどの生活費平均となり、一人の収入が8万円ほどあれば十分に暮らしていくことができるという結果となっています。
20代の二人暮らしの生活費平均と内訳
20代の場合、二人暮らしの生活費平均は198,500円だというデータがあります。20代になると同棲というよりも結婚しているカップが多くなり、10代とは少し違った生活費となります。
家賃平均は少し上がり80,000円ほどとなり、食費は48,000円とグンとアップします。光熱費は11,500円となり通信費24,000円。残りが娯楽費となります。
20代になると定職につく人も多くなり、収入が10代に比べ安定します。その結果、生活水準もアップすると考えられます。
収入としては、二人で24万円ほどあると無理なく暮らしていくことができるようになっています。
30代の二人暮らしの生活費平均と内訳
30代の場合、二人暮らしの生活費平均は267,000円だというデータがあります。
30代になると子供を意識したライフスタイルになる人も多く、間取りの広い部屋を借りる傾向があり、家賃は110,000円。食費は60,000円ほどとなります。
光熱費においては、13,000円ほどとなり、通信費は24,000円。残りが娯楽費などとなります。
30代の場合、生活水準もグンとアップするため、二人の収入は30万円ほど必要となり、多くのカップルは将来に向け貯金を始める時期でもあります。
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平均以上の生活費がかかっていた場合
以上を参考にし、平均以上の生活費がかかってしまっていることに気付いた場合は、対策が必要になってきます。
まずは、生活費の中でも大きな出費となっている家賃の見直しです。収入に応じた適正家賃になっているかを知ることが大切で、その適正家賃は収入の25%未満となります。30万円の場合で6~7万円となり、それを基準に家賃の見直しを行う必要があります。
次に手軽に行うことのできる生活費の見直し方法としては、光熱費の見直しです。二人暮らしだということを最大限のメリットだと考え、まず、できるだけ同じ部屋で過ごすようにします。
そうすることで、電気代や暖房費、エアコン費などを節約させることが可能となります。また、おすすめなのが、お風呂は一気に入るということです。寒い冬場に時間差でお風呂に入ってしまうとその分、無駄なガス代が必要になってしまいます。
もし、自分たちの生活費が二人暮らしの生活費平均より高かった場合は、以上のことに注意し、生活費を見直してみてはいかがでしょうか。
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