日焼け止めの正しい使い方が分かりません。効果的な塗り方ってどんな方法なのでしょうか?
紫外線対策、UVケアも自己流だとちょっと心配です。
具体的な方法を教えてください。
このような質問に答えます。
本記事の内容
- 日焼け止めの正しい使い方【紫外線対策・UVケア】が分かる
- 日焼け止めの効果的な塗り方【紫外線対策・UVケア】が分かる
本記事の信頼性
この記事を書いているのは大学で化学を専攻した理系女子です。
今は主婦をしていますが、化粧品の成分などが気になり自分で化粧品を作ってみたり、今まで100種類くらいの化粧品を試してきました。また、化粧品と健康食品の販売を10年以上しています。
なので記事の信頼性は高いと思います。
Contents
日焼け止め化粧品を使っているという方は多いと思いますが、実際に上手に使いこなせているかと言われるとちょっと心配な方も多いと思います。
「正しい使い方は?効果的な塗り方は?」と聞かれると「自己流で使っているから・・・」と分からない人もいるでしょう。
[st-kaiwa1]私も自己流で使っていた派なのですが、アラフォーになって顔にシミが残りやすくなってきました。 [/st-kaiwa1]
これを機に日焼け止めの正しい使い方や効果的な塗り方を調べてみることにしました。
紫外線対策、UVケアはしっかりと知識をもって行うことが大切という結論に至りました。
前置きはこのくらいにしてさっそく内容に入っていきましょう。
日焼け止めの正しい使い方【紫外線対策・UVケア】
日焼け止めの正しい使い方について紹介します。紫外線対策、UVケアを正しく行いましょう。
どのような日焼け止めを選んだらよいのか?
まず大前提として使う目的によって使用する日焼け止めを選ぶことが大切です。
あなたは使う目的によって日焼け止め化粧品を使い分けていますか?
日焼け止め化粧品には日常で使う普段使い用とレジャー用のものがあります。
あなたはこれら2種類を使い分けていますか?
[st-kaiwa1]恥ずかしながら私は日焼け止めについて調べるまで、ほとんど知りませんでした。[/st-kaiwa1]
日焼け止め化粧品にはSPFとPAという値が書いてあります。
これは紫外線を防御する効果を表した値です。
値が高くなるほど紫外線防止効果が高いということです。
まずはこの値を使い分けるといいです。
SPFやPAについてちょっと分からないという方は以下の記事を参考になさってください。
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日常生活の中でベランダに出て洗濯を干したり、買い物にでかけたりするために日焼け止めを使用するならそれほど数値の高いものを選ばなくて大丈夫です。
具体的にはSPF20までのもの、PA++までのもので十分です。
紫外線の強い季節に長時間屋外に出る場合、炎天下でのスポーツ、ハイキング、海水浴などには高い効果を持つものを利用しましょう。
具体的にはSPF50+、PA++++のものを使うといいです。
もっと細かいことはこちらの図を参考になさってください。
環境省作成 「紫外線環境保健マニュアル2015」
汗をたくさんかく場合や水や海に入る場合には耐水性の高いものを選ぶといいです。
日焼け止めとは書いていない化粧品でも日中用の乳液、クリーム、ファンデーションなどにもSPF・PAの表示があるものも増えました。
このような化粧品を使うのも有効です。
自分が使用する目的に合った日焼け止めを使うといいですね。
私の場合、炎天下でスポーツしないのにSPF50の日焼け止めを購入して日常で使っていました。
知識がないとSPFの値が高ければ高いほどOKなんて安易に考えてしまいますね。
目的にあった日焼け止め化粧品のタイプを選ぶ
日焼け止め化粧品の形状はさまざまなタイプがあるので目的にあったものを選ぶといいでしょう。
例えば形状で言えばリキッドタイプ、乳液タイプ、スプレータイプなどがあります。
仕様部位は顔に使用できるもの、体に使用できるものがあります。
自分が何のために日焼け止めを使うのかを考えて適切なものを選ぶといいです。
項目 | 種類 |
形状 | リキッド(液状)、乳液、クリーム、スプレー、シート |
使用目的 | レジャー用、日常用 |
対象肌 | 健常肌用、敏感肌用、子供用、ニキビ肌用 |
仕様部位 | 顔用、からだ用 |
効果 | SPF、PA、耐水性 |
いずれの日焼け止めにも普通の乳液やクリームの成分に加えて紫外線防止剤が入っています。
紫外線防止剤とは紫外線散乱剤と紫外線吸収剤のことです。
紫外線吸収剤はまれにアレルギーを起こす人がいるので気を付けましょう。
紫外線散乱剤と紫外線吸収剤の違いはこちらの記事を参考になさってください。
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赤ちゃんの紫外線対策について知りたい方は以下の記事を参考になさってください。
[st-card id=6190 ]
日焼け止めの効果的な塗り方【紫外線対策・UVケア】
日焼け止めの効果的な塗り方を紹介します。
日焼け止め化粧品の基本の塗り方
日焼け止め化粧品の基本の塗り方について紹介します。
日焼け止めはいつ塗るべきか?
日焼け止め化粧品は戸外に出る前に塗りましょう。
屋外に出たらその場から紫外線が降り注ぎますので、室内で塗ってから外にでることで紫外線を防ぐことができます。
外に出かけるときに日焼け止めを塗るのを忘れてしまう方は玄関先に日焼け止めを置いておき、外出する前に腕や首などに塗るといいです。
外に出る前から紫外線対策をして出かけるってことですね。
外で塗っても遅いってことになります。
日焼け止めはどのくらい塗るべきか?
日焼け止めを塗る量について紹介します。
顔に塗る場合
顔に日焼け止めを塗る量はクリーム状の日焼け止めではパール1個分、液状の場合は1円硬貨1個分です。
手のひらに日焼け止めを取り、額、鼻の上、両頬、あごの5カ所に分けて置き、それを広げるようにまんべんなく伸ばします。
これを1回としてもう一度同じ量を重ねてつけます。
形状 | 使用量 |
クリーム状 | パール1個分 |
液状 | 1円硬貨1個分 |
始めに数カ所に分けて皮膚の上に置くことで、塗り忘れや塗りむらを避けることができます。
環境省作成「紫外線環境保健マニュアル2015」より
太陽光にさらされやすい場所、鼻の頭や肩、背中の上部、首の後ろなどは念入りに塗ったほうがいいでしょう。
日焼け止めって1回だけつければいいと思っていました。
私の場合は量も少なかったみたい。1円玉くらいを1回だけ塗っていたわ。
今日から量を増やして、2度付けしないと、ね。
腕や足などの広い範囲に塗る場合
容器から直接、腕や足、背中などに付けます。直線を描くようにつけて、らせんを描くように均一にムラなく伸ばします。
環境省作成「紫外線環境保健マニュアル2015」より
腕や足は容器から直接、肌につけるってことですね。
それをしっかりと伸ばしていくことで塗りむらが防げます。
広い範囲なので塗りむらができないようにしたいですね。
日焼け止め化粧品の塗り直し
日焼け止めは塗り直しをすることで効果を発揮します。
日焼け止めは汗をかいたり、タオルで皮ふを拭いたときに落ちてしまうからです。
日焼け止めが落ちてしまった皮ふは紫外線が降り注ぎます。
日焼け止めは皮ふの上にあって始めて紫外線防止、UVケアができるので、落ちてしまったら重ね塗りをしましょう。
落ちたときにすぐに重ね塗りができればいいですが、そうでない場合も多いです。
2、3時間おきに塗り直し(重ね塗り)をすることをおすすめします。
確かに汗をかいたり、タオルで拭いたりすれば日焼け止めは落ちてしまいますね。
せっかく日焼け止めを塗ったのに焼けてしまったのでは意味がありません。
数時間おきに塗り直しを行いましょう。
日焼け止めの正しい使い方、効果的な塗り方【紫外線対策・UVケア】まとめ
本記事は日焼け止めの正しい使い方、効果的な塗り方などの基本的な紫外線対策、UVケアを以下の内容で紹介しました。
- 日焼け止めの正しい使い方【紫外線対策・UVケア】が分かる
- 日焼け止めの効果的な塗り方【紫外線対策・UVケア】が分かる
参考になれば幸いです。
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