日常生活ではどんなことを気を付けたらいいのでしょうか?
外に出ないほうがいい時間帯なども知りたいです。
このような質問に答えます。
本記事の内容
- 紫外線による肌への影響を防ぐための方法が分かる
- 紫外線が強すぎて外に出ない方がいい時間帯が分かる
本記事の信頼性
この記事を書いているのは大学で化学を専攻した理系女子です。
今は主婦をしていますが、化粧品の成分などが気になり自分で化粧品を作ってみたり、今まで100種類くらいの化粧品を試してきました。また、化粧品と健康食品の販売を10年以上しています。
なので記事の信頼性は高いと思います。
Contents
紫外線はお肌の大敵!乾燥やシワ、しみ、たるみの原因となると言われています。
あなたは紫外線による肌への影響を防ぐためにはどんなことをしていますか?
そういわれると「日焼け止めを塗るくらいかな?」とは「私はUVクリームを塗っているから大丈夫」なんて答える人が多いと思います。
実際には日焼け止めなどのUVクリームを塗る前にもやることがあります。
ここではそのような紫外線を防ぐための日常生活で気を付けることを紹介します。
紫外線による肌への影響を防ぐための方法
紫外線による肌への影響を防ぐための方法を紹介します。
紫外線を防ぐためには日焼けしてからの手入れでは遅い
まず大前提として紫外線を防ぐためには日焼けしてからの手入れでは遅いということです。
日焼けしてからローションなどを使ってお肌の手入れをする人も多いと思いますが、ヒリヒリとした痛さを抑えるという効果はあります。
しかし一度、紫外線を浴びてしまったら、その場の日焼けだけでは収まりません。
紫外線による長期的な肌へ影響があります。
紫外線を浴び続けると皮膚のシミや、しわ、年寄りイボなどの良性の腫瘍、悪性の腫瘍などの光老化が進行します。
これらの光老化は適切な紫外線防御対策により防ぐことができます。
紫外線による肌への影響を防ぐための方法6選
紫外線による肌への影響を防ぐための方法6選を紹介します。
<紫外線対策6選>
- 紫外線の強い時間帯を避ける
- 日陰を利用する
- 日傘を使う、帽子をかぶる
- 衣服で肌をおおう
- サングラスをかける
- 日焼け止めを上手に使う
この6選について詳しく解説していきましょう。
紫外線の強い時間帯を避ける
紫外線による肌への影響を防ぐための方法として、一番大切なのは紫外線の強い時間帯には外に出ないということです。
紫外線が強くなる時間帯は知っていますか?
紫外線は太陽がもっとも高くなる時刻(南中時)に最も強くなります。
分かりやすく言えば正午前後の時間帯ということになります。
この紫外線が強い時間帯、正午前後には屋外に出ずに家にいるようにしましょう。
これだけでも紫外線を浴びることをかなり抑えられます。
紫外線を浴びる量を減らしたかったら紫外線の量が多い時間帯を避けるっていうのは非常に意味のあることですね。
特に夏の暑い時期には正午前後の外出は控えたほうがいいですね。
これについては次の項目で詳しく取り上げます。
日陰を利用する
紫外線による肌への影響を防ぐための方法として、外出時に日陰を利用しましょう。
日陰がなぜいいのかと言うと、太陽からの直接の紫外線を避けることができるからです。
しかし紫外線は直接太陽から降りそそぐものの他に大気中で散乱したもの、地面や建物から反射したもの(いわゆる照り返し)があります。
地表面の種類と紫外線の反射率
- 新雪 80%
- 砂浜 10~25%
- コンクリート・アスファルト 10%
- 水面 10~20%
- 草地・芝生、土面 10%以下
日陰にいても紫外線をまったく浴びないわけではないことを知っておく必要があります。
屋外にいるときには出来れば日陰を利用したいですね。
日陰に隠れるだけでも紫外線をカットできるのでこまめに日陰に入りましょう。
日傘を使う、帽子をかぶる
紫外線による肌への影響を防ぐための方法として、日傘や帽子などでを利用するといいです。
物理的に紫外線を浴びないようにすることで、紫外線対策ができます。
最近では紫外線防御機能のある日傘もあります。
帽子は直射日光を遮ってくれます。つばの広い帽子にはより紫外線防止の効果が高いです。
ただ日傘も帽子も太陽からの直接の紫外線は防ぐものの、大気中で散乱している紫外線までは防ぐことはできません。
最近では夏に日傘を利用するのが一般的になりましたね。
紫外線防御の効果もある日傘も出ていますので使ってみるのもいいでしょう。
小さいお子さんなどがいて、日傘を持てないという人は帽子を使いましょう。
子供さんにも帽子をかぶらせましょう。首の裏側までおおうような布がついたものもおすすめです。↓
衣服で肌をおおう
紫外線による肌への影響を防ぐための方法として衣服で肌をおおうのもおすすめです。
肌を露出させないことで物理的に紫外線を防ぐことができるからです。
おすすめは袖が長く、襟が付いているものです。首や腕、肩を紫外線から守ってくれます。
紫外線対策で忘れがちなのが首の後ろです。
意外にここって日焼けするんですよね。
シャツの襟をしっかりと立てて外出すると首の後ろまで紫外線対策ができます。
一枚もっておくと便利です。
サングラスをかける
紫外線による肌への影響を防ぐための方法としてサングラスをかけることをおすすめします。
最近では肌への紫外線を防ぐだけでなく、紫外線から眼を守ることにも関心が向けられています。
サングラスをかけることで眼に入る紫外線を90%カットすることが言われています。
サングラスを利用するときには紫外線防止効果のハッキリ示されたものを選ぶようにしましょう。
色の濃いサングラスは眼に入る光の量が減るため、瞳孔が普段よりも大きく開いてしまいます。
紫外線カットの効果が少ないサングラスだとかえってたくさんの紫外線が眼の中に入るので危険な場合があります。
最近ではサングラスだけでなく普通の眼鏡のレンズでも紫外線カットができるものが多く使われるようになりましたね。
私は普段、メガネをかけているのですが、屋外ではこの上からサングラスをかけています。
オーバーサングラスとか、はね上げ式クリップオンとか言って眼鏡の上に装着するものです。
日焼け止めを上手に使う
紫外線による肌への影響を防ぐための方法として日焼け止めを上手に使うといいです。
顔など衣服でおおうことができない場所は日焼け止めクリームを使って保護しましょう。
大人はもちろんですが、子供にも紫外線は降り注ぎます。
子供にも日焼け止めを使ってあげましょう。
また乳児は紫外線の強い時間帯には外へ出さないようにしたり、ベビーカーのシェードを利用したりと工夫をしましょう。
このような工夫をすれば乳児に日焼け止めを使わなくても大丈夫です。
でも赤ちゃんに日焼け止めを使うことになったらどんなUVクリームを使えばいいの?と思った方。
おすすめの赤ちゃん向け日焼け止め化粧品を赤ちゃんの日焼け止めは紫外線吸収剤不使用を選ぶべき!おすすめ3選に詳しく書きました。
気になる人はぜひご覧ください。
紫外線が強すぎて外に出ない方がいい時間帯が分かる
紫外線による肌への影響を防ぐための方法がわかったけど、紫外線の強い時間帯はどうしたらわかるの?
私の住んでいる場所の紫外線の強さを知りたいのよ。
ここで地域における紫外線の強さと紫外線の量について説明をします。
紫外線の強さ
紫外線の強さは一般的に1日のうちでは正午ごろ、日本では6月から8月です。
紫外線の強さは時刻や季節、天候、オゾン量によって日々変わります。
6月って梅雨じゃない?それでも紫外線が強い時期なのね。
気を付けなきゃ!
紫外線量とは?
紫外線量とは「紫外線の強さに時間をかけたもの」です。
紫外線量の公式
紫外線量=紫外線の強さ×時間
例えば紫外線が弱い時間帯に屋外で過ごすことを考えてみます。
紫外線が弱いので紫外線対策は何もせずに長時間過ごしたとします。
この場合、浴びた紫外線の量はどうなるのでしょうか?
結論から言えば紫外線が弱い時間帯に屋外に長時間いれば、強い紫外線を短時間浴びた場合と同じになることもあります。
紫外線が弱いからと安心はできず、弱くても紫外線対策をしてから外出することが必要になります。
UVインデックスとは?
UVインデックスとは紫外線の人体に与える影響を総合的に評価した指標です。
1から11+までの数値の11段階で表れれる指標です。
数値が大きいほど人体に与える影響が大きいです。
<UVインデックスで表される紫外線の強さ>
- 1~2 弱い
- 3~5 中程度
- 6~7 強い
- 8~10 非常に強い
- 11+ 極端に強い
UVインデックスから見る紫外線の強い時間帯
UVインデックスから見た紫外線の強い時間帯を紹介します。
図は札幌、つくば、那覇のUVインデックスです。
図の赤はUVインデックスが8~10、紫は11+となっています。
札幌では6月~8月の正午前後、つくばでは5月~9月の正午前後、那覇では3月~10月の正午前後がUVインデックスの色が赤から紫になっています。
じゃあ、私は東京都に住んでいるからつくばと同じように考えればいいわね。
だから5月~9月の正午。
親戚のうちは大阪だから4月~9月の正午が紫外線が強い時間帯ね。
UVインデックスが8以上になると人体に与える影響が「非常に強い」になり、日中の外出は出来るだけ避けるべきです。
この時間帯に外出するときには必ず長袖シャツ、日焼け止め、帽子を使用しましょう。
札幌と那覇では紫外線の強さがかなり違いますね。
なら北の地域なら紫外線少なくていいんじゃない?と思った方、ちょっと甘いです。
冬場のスキー場で日焼け(雪焼け)をしたことはありませんか?
気を付けたい冬の日焼けについては冬に日焼け止めを塗らないのは危険!?【紫外線対策】の記事をご覧ください。
紫外線による肌への影響を防ぐための方法6選【日焼け前に行うこと】まとめ
本記事では紫外線による肌のへの影響を防ぐための6つの具体的な方法を以下の内容で紹介しました。
- 紫外線による肌への影響を防ぐための方法が分かる
- 紫外線が強すぎて外に出ない方がいい時間帯が分かる
参考になれば幸いです。
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