2024年4月15日ごろ発売となった「天官賜福」日本語版第三巻！
フロンティアワークスさんから発売。
こちらのネタバレと感想をご紹介したいと思いまっす！
天官賜福日本語版3巻のネタバレ
今回、第三巻は謝燐の過去の話というよりは風師・師青玄がメインのお話になります。
青玄と水師・師無渡の兄弟愛と、弟を愛しすぎるがために兄の無渡がやっていはいけないことをやってしまった！
その後始末をするという物語。
謝燐は青玄に頼られてこの問題の解決に向かいます。
部外者なのですが、そこは正義を貫く謝燐なので頭を突っ込んでしまうのですね。
青玄といえば天界一、明るくて友達も多い人気者でしたが、
ここからかなりのネタバレとなりますが
白話真仙に幼いころから取りつかれてしまい実は他人とすり替わり、神官となった人物。
それを主導したのは兄の無渡なのですが、すり替わった側の人物・賀玄がこの兄弟に復讐するというもの。
賀玄は地師・明儀になりすまし、上天界に潜入。そして青玄に近づき、復讐の機会を待ちます。
そしてこの賀玄という人物、強い憤怒の念を持ちながらなくなったため、鬼となり
さらには花城にならぶ四大害の一人・黒水沈舟となります。
この物語全体としては因果応報の物語で、あれだけ傲慢で権力を誇った無渡は黒水に〇されてしまいます。
天官賜福日本語版3巻の感想
物語は血なまぐさいものではありますが、
謝燐のそばにはいつも花城がいて、頼もしいというか頼りになるという感じでした。
800年後、再会してから謝燐の任務に花城が同行して、気持ちがぐっと急接近したって感じがします。
またキッスの嵐で！
水中でキッスをするだけだと思っていたのですが
１、花城から謝燐の水中での空気の受け渡し
２、謝燐から花城への人工呼吸
３、法力の暴走を鎮めるための荒々しいキッス
など
キッスの場面が盛りだくさんでした。
また謝燐の花城への恋心が見え隠れするシーンも多くて
１、上半身裸の花城を他人に見せないように手で隠す謝憐
２、棺の中に二人で入って体を密着させて、たってしまう謝燐
３、棺の中で花城の体をさわって筋肉を確認する謝憐
などなど
謝燐の中で、花城のことの存在がだんだんと大きくなっていき
それが男同士の友情というよりは恋愛対象として見てきていることがわかります。
切ない恋心！
それにも関わらず
花城は村人の前で
「結婚している」
と嘘をつき、問いただした謝燐ですが、謝憐に対して花城は
結婚はしてなく、「まだ自分の気持ちを言っていなくて受け入れてもらっていない」と
答えます。
謝憐はまさか自分のことを言われていると思っていないくて
そんな幸福な女性はいったいどんな人なんだろう？
きっと美人なんだろうな～、とかきっと教養のあるステキな人なんだろうな～、って
あさっての方向に思考をめぐらします。
花城からすればいたって真剣に、謝憐に告白していたのですが、
両片思いがコミカルに描かれています。
