永楽帝~大明天下の輝き~が2023年1月よりWOWOWで放送されるのでキャストや相関図が気になりますよね。またあらすじネタバレ感想から結末なんかも知っておきたいところです。
今回は永楽帝~大明天下の輝き~のキャストや相関図、あらすじネタバレ感想から結末までを一気にご紹介してしまいます。興味がある方はぜひご覧ください。
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Contents
- 1 永楽帝~大明天下の輝き~キャストは?
- 2 永楽帝~大明天下の輝き~相関図は?
- 3 永楽帝~大明天下の輝き~あらすじネタバレ感想は?
- 4 1話 血塗られた漠北(ばくほく)
- 5 2 婿殿への洗礼
- 6 3話 公主の密命
- 7 4話 飴と鞭
- 8 5話 草原を去る時
- 9 6話 色目(しきもく)の僧
- 10 7話 夜更けの提言
- 11 8話 逃れられぬ宿命
- 12 9話 成婚の日
- 13 10 百戸(ひゃっこ)の妻
- 14 11話 悪徳役人
- 15 12話 皇子たちの軍才
- 16 13 新たな任務
- 17 14 張り巡らせた罠
- 18 15話 疑獄の波紋
- 19 16話 錦衣衛の威勢
- 20 17話 好機の到来
- 21 18 空印(くういん)の業(ごう)
- 22 19話 兄弟の情
- 23 20話 悲運の連鎖
- 24 21話 去り行く両雄
- 25 22話 北征の主将
- 26 永楽帝~大明天下の輝き~の結末は?
- 27 永楽帝~大明天下の輝き~を視聴するには?
永楽帝~大明天下の輝き~キャストは?
永楽帝~大明天下の輝き~相関図は?
永楽帝~大明天下の輝き~あらすじネタバレ感想は?
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1話 血塗られた漠北(ばくほく)
明朝初期、太祖・朱元璋(しゅげんしょう)北元の残党を淘汰するために幾度も北伐を行う。
後に永楽帝となる四皇子・朱棣(しゅてい)は皇宮にいて漠北に想いをはせていた。
そのころ、漠北では北征軍の主将・李文忠(りぶんちゅう)は敵の奇襲を受けて大きな痛手を受けていた。
朝廷では常勝将軍・徐達(じょたつ)の派遣を決める。しかし朱元璋はどうするべきか悩んでいた。そこで徐達を姻戚関係を結ぶことを決める。朱元璋のやんちゃ息子の四皇子・朱棣(しゅてい)徐達の長女・徐妙雲の婚姻はそれぞれが猛反対し・・・
四皇子・朱棣が後の皇帝に!
のちの永楽帝となるの四皇子・朱棣は4番目の息子なので皇太子ではありません。その人物が皇位を簒奪するわけですから、血をみることはあきらかですね。これからどのように皇位を狙っていくのかが楽しみです。
2 婿殿への洗礼
徐家では徐達の長女・徐妙雲が取り仕切り北伐に出征する徐達の準備が進んでいた。徐達に婚姻を伝えられた徐妙雲は縁談を受け入れるつもりでいた。
四皇子・朱棣(しゅてい)は婚姻に反対して逃げ出して皇宮は大騒ぎになる。朱棣は兵に扮装して城外に出る。事情を知った二皇子・朱そう(秦王)の王妃・王月憫(ミンミンテムル)は兄・王保保(ココデムル)に朱棣が徐達の遠征についていくと伝言する。
軍営についた徐達は変装した朱棣を呼び出し、人の名を語ったとして処罰する。
皇帝・朱元璋は朱棣がしでかしたことに怒り狂っていたが皇后・馬氏にたしなめられていた。
朱元璋は皇太子・朱標を連れて玄武湖の軍営へ朱棣を見舞う。朱棣は従軍して婚姻をしないと言い張が・・・
允炆(いんぶん)
今回、始めのほうにちょっとだけ出てきたでてきた皇太子・朱標と側室・呂氏の子の 允炆(いんぶん)。朱標の次に皇位に就くのがこの子。そしてこの子から朱棣は皇位を奪うことになります。
こうやってちらっと出すことによって視聴者に印象付け、伏線としているのでしょう。上手な伏線の描き方だと思います。
3話 公主の密命
朱棣を含む援軍が漠北に向かう。明の武将・耿炳文(こうへいぶん)らの軍は包囲されて兵糧がつきかけていた。そこで耿炳文は捕虜の交換を申し出て包囲を解くように交渉。使者となったのは張玉(ちょうぎょく)と盛庸(せいよう)。二人は斉王・王保保の元へ行き、公主・伯雅倫海別(バヤルンハイベ)の計略を話す。
盛庸が裏切り、二人の王子を捕虜に紛れこませて北元に送り込んだことがバレた伯雅倫海別は耿炳文に捕らえられてしまう。助けにきた北元軍に明軍は将軍・傅友徳も加わり戦闘が膠着状態に。そこに徐達の軍が加わり明軍が勝利する。
徐達は銃で撃たれた藍玉を見舞う。一兵卒となった四皇子・朱棣(しゅてい)は伯雅倫海別を連れてきて公正な裁きを要求する。伯雅倫海別は藍玉が母を辱めたと主張し、伯雅倫海別に天幕を与える。
朱棣は軍律を乱したとして刑を受ける。
北元の符離公主・伯雅倫海別(バヤルンハイベ)
伯雅倫海別は1話から出てきて視聴者に鮮烈な印象を残した少女です。ここではじめて朱棣と会いました。それも朱棣が伯雅倫海別を助けるという形で。絶対これから朱棣と関わりがでてくる人物ですよね。婚姻するのでしょうか?
徐妙雲は皇宮入りし聡明さから馬皇后に気に入られる。父・徐達が引き取った軍の遺児たちの官職を賜りたく願いを言う。
馬皇后
倹約家ぶりが皆に知られている皇后。ちょっと太っちょなので肝っ玉かあさんって感じの女性ですよね。朱元璋が天下を取ることができたのも彼女がいたからなのでしょう。今でも頭が上がらない様子ですしね。皇后はガチョウを焼いて徐達をもてなしたこともありました。
親戚を呼んでご飯をふるまったり、気遣ってやったり、家族を大事にする女性なのでしょうね。
家族を大切にする朱元璋
また皇帝・朱元璋のほうも 家族を大切にする皇帝だなあと思いました。 色々な歴史ドラマを見ていると非情で冷酷な皇帝が多いのですが、 このドラマで出てくる朱元璋はとても人情を大切にしているように感じます。
皇帝の家族と言うと皇族だけでなく外戚も全て含まれ、朱元璋には子供も多いので、全ての家族を含めると何十人にもなってしまいます。しかしそうであっても一人一人に気遣いできるあたりがすごいなあと思います。やはりこういう人情味あふれる人物が周りから押されて天下を取るんだなぁと思いました。
4話 飴と鞭
淮西派と呼ばれる開国の功臣が増長していることを心配した朱元璋は重臣・李善長(りぜんちょう)を通じて警告を与える。
丞相の後任問題について皇太子・朱標は劉基(りゅうき)を推挙するが朱元璋は淮西派の文官・胡惟庸(こいよう)を選ぶ。
北元の使者がやってきて捕虜交換を申し出る。
盛庸は斉王・王保保は遼東の開元王と不仲と徐達に伝える。
徐妙雲のもとには婚礼祝いの品が諸公から贈られてくるが、妙雲はすべてを燕王府に運び込ませる。
5話 草原を去る時
徐達に取り入ろうと、徐達の娘・妙雲の婚儀に賄賂を贈ったことが李善長と胡惟庸の間で問題になっていた。皇帝(太祖)・朱元璋もこのことが気になっている様子。
朱棣は戦で功績をあげ小旗に昇進するが、大将軍・徐達から伯雅倫海別を都に送り届ける命を受ける。朱棣は親族である李景隆(りけいりゅう)とともに都へ。
一行はお参りするために開封の大相国寺に寄る。
朱棣は姚広孝と弟子の鉄鉉を呼び寄せ話を聞く。
提刑按察使司では提刑按察使・涂節が間者を探すため街中に人相書きを張る。伯雅倫海別は張玉から探郡司馬との接触は難しいと言われる。
そのころ、藍玉は自分の処遇に納得がいかず皇太子・朱標の元へ。取りなしを頼むが杖刑にされてしまう。
開封
さて、開封でいったい何が行われるのでしょうか。北漠の伯雅倫海別と秦王妃・王月憫(ミンミンテムル)が接触するということですね。また探郡司馬とは誰なのか、それから明が捕らえようとしている間者とは誰なのかが気になります。
6話 色目(しきもく)の僧
開封にて李景隆は現地の官吏から宴に招かれる。参加した提刑按察使・涂節が宴が公金によるものではないかと糾弾する。李景隆は費用は全部自分が出すとしてその場を収める。僧の姚広孝(ようこうこう)が色目人の弟子・鉄鉉(てつげん)を連れて宴に現れる。
開封では色目人の男の人相書きが街中に貼られて手配が行われていた。
宴に出ない四皇子・朱棣を連れて伯雅倫海別は街に繰り出す。張玉は北漠の間者から文を受け取る。
姚広孝と鉄鉉を連れて開封を出た朱棣と李景隆は都に入る。姚広孝は誠意伯・劉基の元へ、朱棣は鉄鉉と共に皇宮の皇太子・朱標へ。鉄鉉は淮南・鳳陽で公侯が家族や使用人に民の田畑を奪わせていたと見聞きしたことを伝える。そのために命を狙われて手配されていたのだと言う。
署名入りの訴状を手渡し公正な裁きを陳情する鉄鉉。朱標は朱せんに鉄鉉の身柄を預け、朱棣が連れ帰った朱能を親軍に入れ上官の朱せんを見張らせる。
皇帝(太祖)・朱元璋は秦王妃の元に預けられている伯雅倫海別と徐妙雲を皇宮に呼び皇后に会わせる。
伯雅倫海別と朱棣
伯雅倫海別は朱棣から母の形見の刀を受け取り、代わりに銃をプレゼントします。伯雅倫海別は朱棣のことを気に入っている様子ですものね。伯雅倫海別は明の都にきました。これから伯雅倫海別はどうなるのでしょうか。皇后の元で養育されるという感じですが、そうなると秦王妃のように皇族に嫁ぐことになるのでしょうか。
7話 夜更けの提言
伯雅倫海別は朱棣の妹・寧国(ねいこく)公主と馬術の勝負をする。伯雅倫海別は見事な馬術を見せて朱棣は驚く。
勝負に勝った伯雅倫海別は寧国公主に馬術を教える名目で皇宮の女官となる。
胡惟庸は皇帝・朱元璋の動きから宮廷の臣下を取り調べると予想。急ぎ淮西、河南で宮廷の臣下が民田を略奪していると帳簿を持って朱元璋に謁見する。そして寛大に処理するようにお願いする。
呂氏は東宮に徐妙雲を呼び婚礼衣装を選ばせる。
北漠との戦いが終わり朝賀が行われる場で胡惟庸は皆の前で朝臣の不正を暴露する。
劉基は鉄鉉を連れてきたのは姚広孝ではないか疑う。姚広孝は燕王・朱棣は将来、明に災いをもたらすかも知れないと予言する。
8話 逃れられぬ宿命
秦王妃・王月憫(ミンミンテムル)は伯雅倫海別に結婚したくなかったと言い、伯雅倫海別も同じ運命が待っていると告げる。
魏王府に燕王・朱棣がやってきて一方的に徐妙雲に破談を申し入れる。それを屏風越しに聞いていた妙雲は怒って屏風を押し倒して出てきて朱棣に帰るように言う。
兄である朱標は勝手な真似をした朱棣を打ち据える。皇子という運命から逃れることはできないと鬱屈した気持ちを抱える朱棣。
朱棣は南昌に移封されることが決まる。
魏国公・徐達は凱旋し都に戻る。早速、徐妙雲に朱棣に嫁ぎたいかと尋ねると、妙雲は自分なら朱棣をうまく扱えると答えるのだった。
盛庸が抜擢される情報を知って朱棣は卑怯者を重用してはいけないと朱標に忠告に行く。皇帝・朱元璋は検校を復活させる気持ちがありその機関を新たに「錦衣衛」と名づける。
徐妙雲の気持ち
今回、徐妙雲は初めて許婚である朱棣の顔をはっきりと見ます。あまり乗り気ではなかった婚姻のようでしたがここで気持ちが変わったようでした。
そして父の徐達に婚姻について尋ねられると自分は朱棣を「うまくあしらうことができる」と自信を見せました。一体どうしてなんでしょうか。 不思議な感じがしましたね。
確かに女学者と言われる徐妙雲ですから頭が切れる才女です。そうなると彼女なりに勝算があって結婚するのかなと思います。でこぼこなふたりですがどのような結婚生活をするのかもが楽しみです。
またそこに北漠の公主・伯雅倫海別が割り込んで入ってくるのかなーと期待しています。伯雅倫海別は朱棣のことが好きな様子で徐妙雲に嫉妬していましたよね。伯雅倫海別も朱棣に嫁ぐということになったら徐妙雲とうまくやっていけるのか気になるところです。
9話 成婚の日
朱棣は皇太子・朱標に都を離れて豊かな江南で一生暮らすか、徐妙雲と婚姻し兵権を得て朱標を助けるのか選択を迫られ、婚姻することを選ぶ。徐妙雲は正装をして謹んで婚姻の詔を受ける。
永嘉侯・朱亮祖は中書右丞相・胡惟庸から皇帝(太祖)・朱元璋が皇子たちに軍務を継がせるつもりがあることを知り、動揺する。
朱棣と妙雲の婚儀が宮中で盛大に執り行なわれる。
二人は初夜を迎える。妙雲は自分を妻として認めていない朱棣と同きんするつもりはないとして、朱棣の寝具を入り口付近に敷いてしまう。
妙雲に冠を取って欲しいと言われた朱棣は、取り外すときに手を傷つけてしまう。
成人を迎えた朱棣。北元の脅威が深刻になり鳳陽に御史中丞・涂節が遣わされることになりる。
誠意伯・劉基は職を辞し、朱標と朱棣は屋敷の訪れる。
朱元璋は国の礎は民だと言うが、自分は士大夫や読書人だと思っていると劉基は伝える。
朱標は劉基が辞職した理由を朱元璋が胡惟庸を疑っているからだと言い当てる。
丹書鉄契とは?
丹書鉄契(たんしょてっけい)というのは 功労のあった家臣(このドラマでは明の建国に貢献があったものということ)に天子・皇帝が与えた誓文のことです。 鉄に朱で書かれた(丹書)割り符(契)で、本人やその子孫が罪を犯したときに減免される証となりました。免罪符みたいなものかなって思います。
10 百戸(ひゃっこ)の妻
朱棣は百戸という一兵卒の身分で鳳陽に行くことに。王妃の徐妙雲も同行する。姚広孝も鳳陽へ向かう。
都から北元討伐の最前線に食糧を運ぶ船が大雨で運河を進めなくなり、また軍の食糧庫が北元に襲撃されて焼かれてしまう。食糧はあと3ヵ月したもたないことを知り困った徐達たち。どうやら明国に食糧庫が襲われたのは偶然ではなく北元と通じてるものがいるのではないかと考える。
皇宮で王月憫と符離公主・伯雅倫海別(バヤルンハイベ)は検校について話をする。また北元のために李景隆を引き入れようと考える。王月憫の入れ知恵で皇太子の側室・呂氏は息子・允炆の兵法の師に李景隆を推す。
後宮に出入りするようになった李景隆。
朱棣は錦衣衛を動かし鳳陽の重臣が私腹を肥やしていることを知り、皇帝・朱元璋に報告する。
鳳陽では開中法が施行され民から食糧を集めて塩を交換する。これで北方の軍に食糧が届けられることになる。
伯雅倫海別と王月憫
伯雅倫海別も新しい女優さんになりました。「雲間の月は輝きて」のヒロインの雲浅月役の女優さんですね。
今回やっと思い出したのですが、王月憫のほうは同じ「雲間の月は輝きて」に出ている玉閣主ですね。まさか、二人して「永楽帝」に出ているとは・・・「雲間の月は輝きて」では容景をめぐって恋敵となりますが、「永楽帝」では同じ北元の同族の人間ということで結束が硬くなりそう。
「雲間の月は輝きて」のあらすじネタバレも書いているので見てね↓
雲間の月は輝きてキャスト相関図は?全話あらすじネタバレ感想を結末まで
11話 悪徳役人
朱棣は配下の張武(ちょうぶ)が下級役人ともめごとを起こしたことを知り、駆けつける。役人たちは税糧を不正徴収しようとし、さらには張武の妻もちょっかいを出したのが原因。
朱棣は張武夫妻を連れて知県に会いに行くが、事件の首謀者として朱棣と張武は捕らえられてしまう。
そこに徐妙雲から知らせを受けた第二皇子・秦王・朱そうと第三皇子・晋王・朱棡が登場。二人は釈放される。そこに来ていた鉄鉉は私情で法を曲げないように朱棡に忠告する。
不正を働いていた蘇知県は自○。
皇宮では皇太子・朱標は科挙の実施を皇帝・太祖・朱元璋に願いでるが、学問が普及していない現在では一部の地域からの合格者が増えるだけだと朱元璋に断られる。
胡惟庸は中書左丞相に昇格し、朝臣たちは胡惟庸宅にお祝いの品を持って駆けつけるが胡惟庸は受け取らない。これを馬車の中で聞いていた朱標だった。
12話 皇子たちの軍才
胡惟庸は自分を疑っている皇帝・朱元璋に対して、皇帝の親軍を新設し諸王の就藩を上奏して許可される。
これを知った北元出身の王妃・王月憫(おうげつびん)は君臣の仲を裂くことで明を内部から崩壊させようとの企みが失敗に終わったと感じる。姪の伯雅倫海別を鳳陽に向かわせて皇子たちの実力を調べてくるように使命を託す。
朱元璋は皇子たちの実力を見るために鳳陽で演武を行うとし、皇子らは兵は集めて準備をする。徐妙雲は宝飾品を質に入れてお金を調達し四皇子・朱棣の配下に配る。
演武では第四皇子・燕王・朱棣は三皇子・晋王・朱棡に勝つ。その後の祝宴では気を良くした皇太子・朱標が朱棣に祝杯を捧げるが、気分を害した朱棡はその場を立ち去ってしまう。その間、徐妙雲は朱棣に代わり兵を慰撫する。そこには晋王の兵士もいたが、すべては明の兵士として徐妙雲は平等に扱う。
都に戻り曹国公・李文忠は演舞での朱棣の様子を朱元璋に報告する。
朱棣と徐妙雲
朱棣は兵の心を掴むことを覚えて演舞でも晋王・朱棡に打ち勝ちました。そして妻の徐妙雲は兵を介護して兵の心を慰めることに成功します。そうなるとやはり朱棣は皇帝となる風格を持ち、徐妙雲は国母となる風格を持っていると考えられますね。
後に朱棣は皇位簒奪を行いますが、この夫にしてこの妻ありという感じがこのころから描かれているということですね。
13 新たな任務
二皇子・朱樉(秦王)と三皇子・朱棡(晋王)は就藩。しかし演武で勝利した朱棣は都に戻ることになる。これ疑念を抱いた胡惟庸は御史中丞・涂節に朱棣を見張らせる。
朱棣は新たな任務について苦悩していた。検校を錦衣衛と名を改めて官吏の不正を暴く秘密警察の役割を担う任務を担うことに。
悪名高い則天武后が建てた国・武周の真似をしてはいけないと皇太子・朱標に進言する胡惟庸。
朱棣は錦衣衛を率いて不正を働いた官吏を捕らえる。
秦王妃・王月憫(ミンミンテムル)は都に残す伯雅倫海別(バヤルンハイベ)のために自分の侍女を仕えさせたいと皇后に願い出て許可される。
探馬軍司を探し出すように命を受けた四皇子・朱棣。盛庸から穎川王・チャガンテムル(王保保の義父)が秘密裏に設けた探偵組織だと知らされ、伯雅倫海別が詳細を知っているのではと告げられる。
14 張り巡らせた罠
徐妙雲が身ごもり、朱棣の第一子・朱高熾(しゅこうし)を得る。屋敷に訪れた皇帝・朱元璋は家族で北平の徐達(徐妙雲の父)を訪ねるように命じる。初孫の顔みせという表向きだが、北平に現われた探馬軍司を調査し根絶やしにするのがも真の目的。
徐妙雲が張玉の妻子を見つけ出し、朱棣の配下になるように情に訴える。張玉は伯雅倫海別に願い出て朱棣の配下になることを決める。
出立の日、朱標は危険を冒すことがないように釘をさすが朱棣は不満げな顔。伯雅倫海別はは同行。
朱棣は探馬軍司を根絶やしにし北平承宣布政使司 右参政・王志を極秘に都に送り届ける。
朱棣と錦衣衛
朱棣は錦衣衛のトップになり、強大な権力を握ることになります。皇帝と皇太子に可愛がられていて、信頼されている証拠ですね。史実では皇太子が即位し急逝し、皇太孫が皇位について皇族への締め付けが行われると皇位を簒奪することになる朱棣。皇帝と皇太子に信頼された恩返しとして自分が皇位に就いた方がいいと考えたのかも知れません。
15話 疑獄の波紋
北平で北元の間者を根絶やしにすることができた四皇子・朱棣。密命を受けて中都に向かう。開中法を利用して暴利をむさぼる官吏の調査をはじめる。
都にいる皇帝・朱元璋はこれを知って誠意伯・劉基を呼び戻すことを決める。都に向かう途中劉基は姚広孝に会い、朱棣を訪ねて錦衣衛のやり方は間違っていると言うように告げてなくなる。
徐妙雲は父・徐達に夫・朱棣を北平に戻すように上奏してもらいたいと言うが、聞き入れてもらわない。そして皇帝・朱元璋と皇太子・朱標の意図を知る。妙雲は急いで都に戻る。
皇宮で朱標と言い争いになる朱棣。
朱棣らと一緒に北平に来ていた伯雅倫海別は間者が捕らえられたため、ある密書を手に入れることに。
「皇子の中で皇太子を除き、燕王の資質が最も優れている」
劉基がなくなる前に「皇子の中で皇太子を除き、燕王の資質が最も優れている」と言うセリフを言います。劉基は皇帝・朱元璋の先生にあたる人物で知己す。その劉基が燕王・朱棣の資質について言及した意味は大きいです。ということは皇太子が早世すれば朱棣にもチャンスがあると感じていたのではないでしょうか。
16話 錦衣衛の威勢
病気を侍医に診てもらった四皇子・朱棣と徐妙雲。長旅で病が悪化した高熾。妙雲は朱棣はやり方に口を挟むが、朱棣はやり方を変えない。
・皇帝・朱元璋は朱棣のやり方に賛同しているようですが、皇太子・朱標は嫌がっている様子ですね。
皇帝・朱元璋が淮西派と全面対決をすると考えた胡惟庸は李善長宅を訪ねて、今後の教えを乞う。
皇宮では太鼓を叩き冤罪を訴えてなくなる者も出て、臣下たちが跪く。そこに錦衣衛がやってきて全員捕らえてしまう。
永嘉侯・朱亮祖は錦衣衛の間者を○し朱棣は朱亮祖の屋敷を取り囲む。胡惟庸は皇宮の殿の外で臣下たちを連れて跪き謁見を求める。朱元璋は朱棣を寺に監禁し、錦衣衛は活動を停止する。
朱棣に付き添っていた 鉄鉉は絞○刑を命じられる。(鉄鉉は呂本の弟子でした)朱棣は庶民に降格させられ徐妙雲は実家に戻るように命じられる。皆、朱元璋にやり口が理解できない。
皇帝・朱元璋は何をしたいのか?
朱元璋の心の内が読めません。朱元璋は朱棣のことを可愛がって信頼していました。だから錦衣衛を任せることにしました。ここにきてやり過ぎた朱棣を罰します。朱棣を罰するならば早くから錦衣衛の活動を禁止するか、錦衣衛の長を別の皇子に変えればよかったのではないかと思います。いったいどうして今まで朱棣のやりたい放題を放っておいたのでしょうか。そして胡惟庸が考える淮西派との全面衝突はあるのでしょうか。
17話 好機の到来
雨の中、徐妙雲は朱棣を救うために皇后・馬氏に面会を求めるが倒れてしまう。妙雲は二人目の子供を身ごもっていた。皇帝・朱元璋は朱棣を恵済寺にて修行させる命を下す。朱亮祖は軽すぎる処分に腹立ちつつも何もできない。
恵済寺では僧の道衍(どうえん)が朱棣を迎え入れる。
皇后の代わりに恵済寺に祈祷に来た妙雲は朱棣と再会。
朱棣は各地の官吏が税糧を納めに都に来る日を狙い、寺を出て官吏を捕らえ始める。
官吏は空印の用紙を持参し、不正を働いていた。捜査は胡惟庸にまで及ぶ。
朱標の心
今回の件ではすべて蚊帳の外だった朱標。弟・朱棣に欺かれたことに心穏やかではない様子でした。朱棣が成長したことは喜ばしいことなのですが、何か心が寂しい感じがしている朱標。そして朱棣のことを信じてやれなかった自分に対しても自責の念があるようです。
18 空印(くういん)の業(ごう)
空印を使った不正に関与したものは万にのぼり、朱元璋は大規模な粛清を実施することになった。朱亮祖父子を含めて処刑に対象になる。
淮西派の公侯たちは助けを求めて韓国公・李善長の屋敷を訪れるが会ってもらえない。李善長の命を受けた呂本は獄中の胡惟庸を訪ねる。胡惟庸は自ら罪を認めて自分に関連したものが受けた利益を記した帳簿を皇帝・朱元璋に提出する。胡惟庸は自○を許され幕引きに。
徐妙雲は次男・朱高煦を産む。
史部では粛正から10か月がたっても欠員を補充することができない。
方孝孺が上奏した錦衣衛廃止論は物議を醸し 鉄鉉も奏上書に署名をする。
侍医に高熾の病には北平の気候が合うと聞いた妙雲は朱棣に相談すると、朱棣は錦衣衛の任を解き就藩を願い出ると約束する。
事件の後味
朱棣はここで迷いが生じてきました。空印事件が解決すれば天下は平和になると考えたのですが、そうではありませんでした。また緊張状態が続いています。それは自分が錦衣衛の長の座にいるからでは考えるようになりました。それではこの機会に錦衣衛の任を解いてもらい、北平に王として封地に赴く就藩をすれば解決するのではと考えます。
19話 兄弟の情
一連の不正事件に連座したものは数多く、官吏不足が深刻に。皇太子・朱標は弟・朱棣の元を訪れて、すべての批判は自分が受け弟を守ると伝える。これに感銘した朱棣は兄に深々と頭を下げる。
朱元璋は科挙を再開しようと考えるが官吏の欠員は急務。朱元璋は朱棣に新たな任務を与えるため鉄鉉とともに参内させる。鉄鉉は諫言したことで朱元璋に好かれ、新設する官吏を監察する部署の職を得る。
病に伏せる李文忠は息子・李景隆に皇室と姻戚関係にあっても皇帝の臣下であることを忘れるなと念を押し、伯雅倫海別のことは忘れるように言う。
20話 悲運の連鎖
姚広孝を訪ねた朱棣は朱元璋の絶妙な政治手腕についての説明を受ける。
太子の長子・朱雄英(しゅゆうえい)が天然痘にかかるが女官たちは感染を恐れて誰一人看病しない。皇后・馬氏は自ら看病し、雄英の異母弟・朱允炆(しゅいんぶん)は先祖の霊堂で兄の回復を祈るが、雄英はなくなってしまう。
天然痘が移った皇后・馬氏は扉を閉ざして自らを幽閉する。幼い頃天然痘にかかった伯雅倫海別は看病を志願する。
それを知った皇帝・朱元璋は国事を投げ出し、馬氏の元へ走る。
朱棣は母の寝殿の前で灯りを持ち祈りを捧げる。馬氏が心配で倒れてしまった皇太子・朱標に代わり、国事の手伝いをする朱棣。
馬氏は国の平安を祈ってなくなる。すべてを朱棣の責任として錦衣衛の任を解き、北平に就藩させる命を出した朱元璋。
皇后・馬氏がなくなって
今回、孫の看病をするために好き添った馬氏は天然痘をうつされてなくなってしまいます。皇帝・朱元璋が頭が上がらない人物で、朱元璋に公私にわたり様々な助言をしてきた妻・馬氏。馬氏がなくなったことはとても大きな衝撃が起こるのではないでしょうか。また後宮を取りまとめていたのも馬氏。馬氏がうまく取り持っていたから後宮で争いが起こることがありませんでした。しかし馬氏がなくなってしまうと、後宮もどうなってしまうのか。心配ですね。
21話 去り行く両雄
都では十数年ぶりに科挙が行われる。皇帝・朱元璋は妻・馬氏がなるくなると気が弱り癇癪も激しくなっていた。
北平では北元軍が頻繁に国境に侵入するが以前に比べて動きにまとまりがない。不審に思った燕王・朱棣らは調査に入る。どうやら北元の王の葬式が行われているようだった。戻ってきた朱棣は病の徐達から北平軍の指揮権を受ける。
心配した徐妙雲は姚広孝の口を借りて「身を守るため功を立てるなら今だ」と伝える。朱棣は五千の兵だけを連れて北元に偵察に出る。
都で静養を許された徐達の屋敷を訪ねる朱元璋。しかし徐達はもうここまでと自分の死期を予想していた。そしてこの機を逃さず北伐を提案する。
「身を守るため功を立てるなら今だ」と意味
つまり妙雲は朱棣が功績を挙げて認められたいと思っていることを知っていたということですね。そしてそれをけしかけるように姚広孝に伝言を頼んだということです。ということは皇位簒奪の野望まで妙雲は考えているのでしょうか。
張玉への言葉「斉王がなくなればどうする?」
「斉王がなくなればどうする?」と張玉に問う妙雲。裏を返せば斉王がなくなれば義理はないから北元を攻めるという意味ですよね。
22話 北征の主将
好物のガチョウの丸焼きを食べたいと言う徐達のために膳を用意する徐妙雲。そして徐達はなくなる。徐達は中山王に封じられる。北平からの燕王・朱棣が敵地奥深くに入ったとの軍報を受け取った皇帝・朱元璋は激怒する。
北元の高官を捕らえた朱棣は都に戻る。これに満足の様子の朱元璋。しかし李善長ら朝臣は朱棣の功績を無視して、良将による漠北の平定を進言する。
北征の主将は雲南を平定したばかりの沐英(皇族の親族)に就かせようとするが藍玉(常妃の親族)が就任。漠北と北元を平定する。
藍玉とは考え方が違うと感じた朱棣は不信感が募る。
永楽帝~大明天下の輝き~の結末は?
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