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顔が赤くなる２つの原因
顔が赤くなるのは、毛細血管拡張症と酒さの
2つが原因です。
皮膚は、上から表皮、真皮、皮下組織の順番で
組織が形成されています。
この真皮の部分にある無数の血管が何らかの
原因で拡張して、肌の上から透き通って
見えるために顔が赤くなるのが
毛細血管拡張症です。
酒さは、慢性的に鼻の周りにある皮膚が
炎症を起こしているために顔の中心部が
赤くなります。
顔が赤くなる原因～毛細血管拡張症
毛細血管拡張症の症状は、温度の変化を
受けること、皮膚が薄くなること、
皮膚を刺激すること、自律神経が乱れる
ことで悪化するものです。
ですので、夏場はエアコンの温度設定を
低めにしたり、扇風機を使用するなど
室内外の温度差をおさえる対策を
とりましょう。
温度差が激しいと血管が拡張と収縮を
繰り返して、収縮するはずの血管が
拡張した状態のままになります。
冬場は、外出時にマスクやマフラー、
帽子などで顔を冷やさないように
注意するといいでしょう。
肌が薄くなる原因と考えられるのは、
過度のスキンケアです。
ピーリング剤やスクラブ入りの洗顔料
などを使用していると
力を加えていなくても、気づかない
うちに肌を薄くしていることが
あります。
クレンジングの回数を少なくするために、
メイクを控える工夫が必要です。
自律神経の乱れは、規則正しい生活を
送ることやストレスを溜めないように
することで改善を図れるでしょう。
顔が赤くなる原因～酒さ
酒さは、皮膚の炎症が原因なので、
皮膚科を受診することを
おすすめします。
皮膚科を受診すると、抗生物質や
軽めのステロイド剤、プロトピック軟膏
などを処方してもらえます。
肌への刺激は症状を悪化させるので、
刺激の強い化粧品や直射日光には
気をつけてください。
