パナソニック スリム食洗機 の NP-TSK1とNP-TZ300 の違いを比較してみました。またどちらがどういう方におすすめなのかもご紹介しています。
NP-TSK1と NP-TZ300 の違いは・・・
・NP-TSK1 は4人分の食器が一度に入るのに対して、NP-TZ300 は5人分を想定
・NP-TSK1 は汚れレベル3まで対応、NP-TZ300 は汚れレベル5までの対応
という違いがあります。
Contents
NP-TSK1 と NP-TZ300の違いを比較
NP-TSK1 はリフトアップオープンドア採用でスペースを取りにくいスリム設計
サイズに関しては、セールスポイントのスリムさを活かしてNP-TSK1が奥行き約30cmで、ドアも上にスライドしながら開けるリフトアップタイプなので、オープン時でも上部に最大約44cmのスペースがあれば大丈夫です。
また、水栓まで約37cmのスペ―スがあれば、ドアが水栓の蛇口に当たりにくい設計となっています。一方、NP-TZ300は、奥行き約34.4cmながら、ドアオープンのためには、約58cm必要となります。
NP-TSK1 は4人分の食器が一度に入るのに対して、NP-TZ300 は5人分を想定
NP-TSK1は収納食器点数24点で、約4人分を想定した食器が一度に入る仕様となっていて、庫内容積は約50リットルで製品重量も約20kg。また、標準使用水量は約8リットル、消費電力量は約670ワット時となります。
一方、NP-TZ300は収納食器点数40点で、約5人分かそれ以上の食器が一度に入る仕様となり、庫内容積は約36リットルで製品重量も約16kg。また、標準使用水量は約11リットル、消費電力量は約770ワット時となります。
NP-TSK1 は汚れレベル3まで対応、NP-TZ300 は汚れレベル5までの対応
NP-TSK1は汚れレベル3までの対応で、念入りに洗いたい時やつけ置き洗いには向きません。運転時間は、洗浄から乾燥まで93分(50Hz)/88分(60Hz)。洗浄ノズルの数・種類では、上下ノズル:2/背面ノズル:1の計3個 となります。
一方、NP-TZ300は汚れレベル5までの対応で、念入りに洗いたい時やつけ置き洗いにも向きます。運転時間は、洗浄から乾燥まで84分(50Hz)/79分(60Hz)。洗浄ノズルの数・種類では、NP-TSK1より上ノズル:1が追加され、計4個 となります。
NP-TSK1 の価格
NP-TSK1 の電気代
※「汚れレベル2」1回あたり。標準食器点数時。
NP-TSK1 の寸法
となっています。
これだけ薄いので、シンク横に設置できるというご家庭も多いことでしょう。シンク横に置くことができれば食器もセットしやすいのでいいですね。
またシンク横のスペースが狭いというご家庭でも、別売りのステンレス置き台を用意して設置すれば、シンク上にも置けるようになります。
※設置条件は事前に必ずご確認ください。
NP-TSK1がおすすめな人
そして、収容食器容量から4人以下の所帯に向き、従来商品NP-TZ300に比べて標準使用水量も消費電力量も少ないので、一度に大量の食器を洗う必要がない所帯(NP-TSK1の最大収納食器点数24点以下)は、水道代と電気代の節約になるのでお薦めです。
また、上記の比較結果にあるように、油をあまり使わなかったり調理器具もあまり使わず、念入りに洗う必要がない所帯にも、このNP-TSK1が向いているかと思います。更に、洗浄から乾燥までの運転時間は、他製品より長いので、忙しくない人やあまり短時間で食器を片付ける必要のない人にも向いているかと思います。
NP-TZ300がおすすめな人
また、洗浄パワーからして、油を多く使う料理が多かったりして念入りに洗いたい人や、付け置きして後でまとめて洗う人には適しています。特に、潔癖な方で汚れ残りが気になる方などにも向くかと思います。
また、飲食店等で大量の食器を扱うところや、同じ食器を1日に何回転もさせて使用するところでは、洗浄から乾燥までの運転時間が新商品NP-TSK1より短いNP-TZ300の方がお薦めです。
更に、NP-TSK1の一番の売りのスリム・コンパクトさをあまり必要としない、広いゆとりのあるシンクを利用している方には、NP-TZ300の方が自動ドアオープン/静電タッチ機能があり、使い勝手の点からお薦めです。
NP-TSK1とNP-TZ300に共通する機能とは?
除菌洗浄機能は、どちらもストリーム除菌洗浄(手洗いでは難しい約50℃の水温と、約2mまで届く高圧水流により食器をしっかり洗い上げる機能)で同じで、AIエコナビ機能(水温・室温を検知して自動で節電)はどちらも実装されています。
予約機能に関してはどちらも選択した運転内容(NP-TSK1はコース)を4時間後にスタートするというもので同じです。更に、乾燥のみを行う機能はどちらも実装されており、その設定時間だけが一部異なっております(NP-TSK1:30分/60分の選択、NP-TZ300:60分/90分の選択)。
また、上記以外の共通機能としては、給水方式(分岐水栓)、耐熱温度60 ℃以上のプラスチック製食器も洗える低温ソフトコースがあり、消費電力は、最大:1,165W(50 Hz)/1,185W(60 Hz)と同じです。
さいごに
今回は、パナソニック スリム食洗機 NP-TSK1とNP-TZ300 の違いについてご紹介してきました。
NP-TSK1 はスリム食器洗浄機ということで、いままで食洗器が欲しくても置き場所が見つからないっていうご家庭でも、置くことができる食洗器ということで、とても人気がでそうな商品です。
この機会にぜひパナソニック スリム食洗機 NP-TSK1ご検討ください。