やっと我が子がひな祭りを迎えたというとき、赤ちゃんでは大人と同じものを食べることができません。そこで離乳食で作れる料理を作ることになると思います。離乳食でもひな祭りらしい華やかなもので、かつ簡単に作れる料理はどんなものがあるのでしょうか?
ここでは先輩ママたちの意見を聞いてみるて、ひな祭りにふさわしい簡単に作れる離乳食レシピをご紹介します。
離乳食初期から中期のひな祭りのレシピ
離乳食初期から中期は、滑らかにすりつぶした状態の離乳食から舌でつぶせる硬さを目安にして作るようにすると良いです。使える食材が限られているのが残念ですが、カラフルな野菜の彩りを使うと華やかなひな祭りプレートになります。
デザインテンプレートなら、お粥や野菜ペーストでひな祭りらしいモチーフを描いてみると良いです。ひな人形は、お粥を顔のベースにして小松菜ペーストで目や口にして人参ペーストで飾りや着物を描きます。野菜のペーストを使って、周りに花の絵を描いて飾り付けても可愛いです。オーブンシートで作ったコルネに入れて絞ると、細かい線も描きやすくなります。
柔らかく茹でてすりつぶした野菜をペーストにして混ぜて、カラフルなお粥を作るのもおすすめです。離乳食初期には、人参やトマトやかぼちゃやブロッコリーの葉等が彩りが良いです。
盛り付けは藍色や鮮やかな朱色の器を使うと、お粥の優しい色合いも良くなり映えて綺麗な盛り付けになります。
離乳食後期のひな祭りのレシピ
離乳食後期には以下の2種類がおすすめです。
カラフルマッシュポテトは、じゃがいもを柔らかく茹でて潰してマッシュポテトを作ります。ピンク色のマッシュポテトは、加熱をしてほぐした鮭を混ぜて緑色は青海苔を混ぜて作ります。一口サイズに小さく丸めて、3色団子のように並べて盛り付けをすると可愛いです。
小さいおせんべいのように薄く伸ばしてからオーブンで焼くと、離乳食後期の赤ちゃんも手づかみで食べやすくなります。
3色ゼリーは、離乳食後期に食べられるゼリーはヨーグルトに水溶き片栗粉を混ぜてレンジでとろみがつくまで加熱をするだけです。緑色は柔らかく茹でて裏ごしをした枝豆で、ピンク色はすりつぶしたイチゴをヨーグルトに混ぜて3色を作ります。これで、ひな祭りにもピッタリのデザートになります。
ゼリーを盛りつける器は、鮮やかな色の層が見えるようにガラス等の透明なものを使うと良いです。見た目が綺麗な盛り付けをすると、赤ちゃんも喜んで食べてくれます。
離乳食完了期のひな祭りレシピ
離乳食後期は、舌や歯茎でつぶせる硬さのものが食べられるようになります。柔らかい食べ物をかじる動作が出来るようになるため、このようなメニューがおすすめです。
離乳食完了期は、歯茎で噛める硬さの離乳食が食べやすくなり手づかみでも食べるのが増えてきます。お粥からご飯が食べられるようになり、ケーキやちらし寿司も立体的な盛り付けが出来てアレンジの幅が広がります。
ひな祭りケーキは、ひし餅風ケーキを作ります。プレーンと人参ペースト入りとほうれん草ペースト入りの3種類のパンケーキの生地を、最初に作ります。
テフロン加工のフライパンで焼いて、ひし形に切って重ねるとひな祭りにピッタリのケーキになります。デコレーションに使えるひな人形も、横に2つに切ったいちごの間に輪切りにしたバナナを挟むと作れます。
小さく切った海苔で目と口を付けて、余ったバナナで作った扇や冠を付けると完成です。
離乳食完了期は、形があるものを食べられるようになります。立体的な盛り付けも、楽しめるようになります。
そこでひな祭りの定番であるちらし寿司も、ひな人形風にアレンジをします。ちらし寿司は、小さく丸めた寿司飯を雪だるまのように重ねて作ります。顔のパーツは海苔で作って、着物は黄身のみを使った薄焼き卵で作ります。冠等は、柔らかく茹でた野菜を使って飾り付けます。
周りには、薄く輪切りにした魚肉ソーセージやきゅうりを花びらのように5枚置きます。中央にコーンを飾ると、ひな祭りらしいデコレーションプレートになります。見た目をカラフルにしたり、盛り付けを工夫すると喜んで食べてくれます。
まとめ
一口に離乳食といっても、進み具合によって形態がことなるため、レシピのアレンジにも工夫が必要です。初期などでは使える食材がすくなく平面的な盛り付けになりますが、後期になるとひな祭りの定番レシピのちらし寿司も食べられるになり、アレンジも立体的になります。
子供の成長の合わせて、レシピを参考にひな祭りを楽しんでくださいね。
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