初心者の方でも登りやすいことで知られる高尾山。そのため、犬を連れて一緒に登る方も多くいます。
そうなると気になるのは、高尾山にあるケーブルカーに、犬を乗せることができるかどうかです。
そこでこの記事では、ケーブルカーや、近場にあるドッグランについての情報を紹介したいと思います。
高尾山でペットとケーブルカーに乗れる?
結論から言いますと、高尾山のケーブルカーに、犬を乗せることはできます。実際、ケーブルカーに犬を乗せているお客さんは少なからずいますからね。
ただ、吠え癖があるワンちゃんは、あまり乗せることをおすすめしません。特に前者の場合、周囲のお客さんを不快にさせる恐れがありますからね。
また、人ごみにストレスを感じやすいワンちゃんも、同じく乗せることをおすすめしません。ただでさえ見知らぬ場所なのに、大勢の知らない人に囲まれることは、ワンちゃんにとって相当な苦痛となるはずです。最悪の場合、登山途中に体調を崩してしまうかもしれません。
ちなみに、高尾山のケーブルカーは、最大で135人を乗せることができます。清滝駅から、高尾山の中腹の間を往復していて、片道6分となっています。
料金や稼働時間に関しましては、公式サイトをご参照ください。
高尾山でペットとケーブルカーに乗れる?犬の場合はゲージは必要?
高尾山のケーブルカーに犬を乗せる場合、ゲージやバスケットは当然必要になってきます。ただ、高尾山を登るにあたって、ゲージやバスケットを持ち込むのは面倒だと思う方も多いはずです。
なので、高尾山で貸し出している、小型犬用のバスケットを利用しましょう。係員の方に頼めば、無料で貸してもらうことができます。
ただし、あくまで小型犬用なので、中型犬以上のワンちゃんを中に入れることはできません。
そういうときは、リフトを利用しましょう。リフトですとバスケットなどを使用せず、抱きかかえれば一緒に乗ることが可能です。ただし、ワンちゃんが暴れて落ちないように、細心の注意でいきましょう!
また、犬と一緒に山を登るとなると、守らなければいけないマナーや、持っていかなければならない道具なども出てきます。
例えば、下記の道具は必需品と言っても過言じゃありません。
・リード
・うんちを回収する袋
・飲み水
・迷子札
ハーネスやリードは、普段散歩で使っているもので問題ないでしょう。ただし、ワンちゃんが暴れた時にハーネスが外れるようなことだけは、絶対にないようにしましょう。
ある意味一番大事になってくるのが、うんちを回収する袋でしょう。当然ですが、山を利用するのは自分たちだけではありませんからね。ほかの登山客の方を不快にさせないためにも、うんちは必ず持ち帰りましょう。
山に登ると、人間の喉が渇くように、ワンちゃんも喉が渇きます。もちろん、高尾山の一号路を通れば飲み物を買うことができるのですが、どうしてもお高くなるので、飲み水は持参していくことをおススメします。
迷子札は、もしワンちゃんが逃げ出した時の場合に、つけておくことを推奨します。電話番号が刻まれていれば、もしものときに、親切な方が連絡をくれるかもしれません。
高尾山で犬用のドッグランは周辺地域にある?
高尾山から車で30分ほど走った先にある、東京都あきる野市に、わんダフルネイチャーヴィレッジというドッグランがあります。
東京には他にもドッグランがあるのに、なぜここを紹介したのかといいますと、それは登録が必要ないからです。
多くのドッグランでは、住所や氏名などを事前に登録しておかないと、利用させてもらうことができません。それは、利用者とワンちゃんが安心してドッグランを利用できるようにという配慮からです。そのため「今度の休みは、ドッグランへ行こう!」と思っても、すぐには利用することができないのです。
その点、わんダフルネイチャーヴィレッジは、登録しなくてもいいため、飛び込みでも利用することができます。もちろん、その代わりとなる規定は存在しますが。
特に念頭に置いておきたいのは、『狂犬病予防接種注射済証』と『混合ワクチン予防接種証明書』が必要になるということです。これがない場合、ドッグランの中に入ることはできません。これも、利用者とワンちゃんが安心して利用するためなのです。
他にも注意事項がありますので、詳しくは公式サイトをご参照ください。
まとめ
高尾山もドッグランも、ワンちゃんにとっては非常に新鮮な場所になることは、間違いありません。だからこそ、普段は見せない表情を見せるかもしれず、他のワンちゃんに嚙みついてしまう恐れもあります。
そうならないためにも、ワンちゃんと出かけるときは、細心の注意を払うことを忘れないようにしましょう!