X JAPAN(エックス ジャパン)のバラード曲ってどんな曲があるのでしょうか?
あまり聞いたことがないのでおすすめを教えてくれるとうれしいです。
初心者にもわかりやすく教えてください。
このような質問に答えます。
本記事の内容
- X JAPAN(エックス ジャパン)のバラード曲のおすすめがわかる
- X JAPAN(エックス ジャパン)のバラード曲のシーン別のおすすめがわかる
本記事の信頼性
この記事を書いているのはX JAPAN(エックス ジャパン)のファン歴30年の主婦です。
30年間、聞き続けて初心者にもおすすめな順にランキングを作ってみました。
Contents
X JAPAN(エックス ジャパン)のバラード曲のおすすめ10選
X JAPAN(エックス ジャパン)のバラード曲をおすすめ順に紹介します。
まずはじめにX JAPAN(エックス ジャパン)について押さえておきたいことをちょっとだけ紹介します。
X JAPAN(エックス ジャパン)の曲は作詞・作曲ともにほとんどがリーダーでドラム担当のYOSHIKIが行っています。
YOSHIKIとは?
YOSHIKIは小さい頃からピアノを習っていて将来はピアニストになるために音大に進むことになっていました。
それを蹴ってロックの世界で生きていくことを決意します。
YOSHIKIは絶対音感を持っているので作曲は髪とペンがあればできるそうです。
X JAPAN(エックス ジャパン)の楽曲の魅力とは?
そのためX JAPAN(エックス ジャパン)の曲はロック・バンドにも関わらず、ピアノが使われていたり、ストリングス(弦楽器)が使われていたりします。
これが他のロック・バンドにはない特徴、他には真似ができない深みのある楽曲になっています。
1位 Forever Love(フォーエヴァー・ラヴ)
1996年にリリースされた14作目のシングルです。
映画『X』のテーマ曲として使われました。
2001年には内閣総理大臣であり自由民主党総裁であった小泉純一郎が自ら出演する自由民主党のCMソングに使用されました。
CMの中で小泉氏が
「日本は必ずよみがえる」
と言うと、かぶさるようにForever Love(フォーエヴァー・ラヴ)のサビの部分が重なり、一瞬で心が釘付けにされ心を揺さぶられました。
(小泉純一郎氏はX JAPAN(エックス ジャパン)のファンと公言していました。)
X JAPAN解散後、ソロ活動も順調そうに見えたHIDEがまさかの逝去。1998年5月7日に築地本願寺で行われたHIDEの告別式でYOSHIKIによるピアノの伴奏でToshlが歌った曲でもあります。
作詞・作曲を手掛けたリーダーのYOSHIKI自身も
「後世に残る音楽を作りたい。Forever Love(フォーエヴァー・ラヴ)はそうなるかもしれない」
と自信を伺わせている曲です。
Forever Love(フォーエヴァー・ラヴ)はX JAPAN(エックス ジャパン)の代名詞とも言えるバラードです。
とりあえずX JAPAN(エックス ジャパン)のバラードならこの曲を押さえておけば間違いなし!
2位 Without you
この曲はYOSHIKIがX JAPAN(エックス ジャパン)として最後に書いた曲です。
金スマに出演したときに
「この曲を書いてX JAPAN(エックス ジャパン)の扉を閉めた」
といっています。
もしX JAPAN(エックス ジャパン)が再結成することがなかったならば、この曲は世にでることはありませんでした。
またファンにとって思い出深い曲としても有名です。
この曲はHIDEのために作られた曲だからです。
ライフでこの曲が歌われるときには大きなスクリーンにHIDEの姿が映し出されます。
HIDEのことを思い出しながらこの曲を聞くと感慨深いです。
「限りないときが続くと信じてた」
「同じ時代に生まれて出会った」
「終わりのない愛のうたを今あなたに」
YOSHIKIにとってHIDEはお兄さんのような存在だったといいます。
他のメンバーに相談できないこともなんでもHIDEに相談していたといいます。
そHIDEを失った喪失感。それを1つの美しい曲にしたわけです。
HIDEが亡くなって、ファンが後追い自殺していることを耳にしたYOSHIKIが会見します。
「(HIDEを失った)この思いは言葉では、言葉なんかでは、表現できない」
言葉という制限のある表現では、この気持を表現できないからWithout youという曲にしたんですね。
このような思いを歌にして、YOSHIKIの自分の人生をかけたX JAPAN(エックス ジャパン)の扉を閉じたということです。
シングル・カット版はないのですが、こちらのアルバムに収録されています。↓
Without youはX JAPAN(エックス ジャパン)のメンバーにとってもファンにとっても特別な曲です。
この曲を知っていればX JAPAN(エックス ジャパン)のファンとも意気投合すること間違いありません。
3位 Tears
1993年11月10日にリリースした9作目のシングルです。
TearsはYOSHIKIが亡き父親のために書いた曲です。
YOSHIKIは自殺した父親に対する思いをいつくかの曲にしています。そうすることで自分の心のバランスを取り続けようとしたのだと思います。
亡くなった理由はわからず、それをずっと問い続けていたYOSHIKI。
「自分も父親のように自殺するかも・・・」
「父親が亡くなった年齢に自分が近づいている」
という恐怖心や切迫した感覚をメンバーのHIDEに相談していたといいます。
その頃に作られた曲のようです。
この曲はHIDEが最も愛した曲だったといわれ、X JAPANにとっては特別なバラードという存在感ある曲です。
X JAPAN(エックス ジャパン)には素敵なバラードが多いですが、その中でも透明で美しい曲に仕上がっています。
YOSHIKI自身もこの曲が亡き父親に対して
「いつか、僕は貴方よりも歳をとるだろう」
と想って書いた曲であると明かしています。
悲しい曲なんだけど美しい、そしてどこまでも透けてしまうような透明感。
管理人の私自身もよく口ずさんでいる曲です。
4位 Endless Rain(エンドレス レイン)
1989年12月1日にリリースした4作目(メジャー2作目)のシングルです。
X JAPAN(エックス ジャパン)、当時はX(エックス)の初期のころの代表作。
管理人と同世代の40代ではX(エックス)のことを知らない人でも紅(くれない)とEndless Rain(エンドレス レイン)は知っているという方も多いです。
X(エックス)をただのロックバンドだと思っていた方が
「ロックバンドがこんなに美しいバラードを作れるなんて・・・」
とびっくりしたという逸話もあります。
X JAPAN(エックス ジャパン)は初期のころはX(エックス)というバンド名でした。
そのころの大ヒットしたバラードです。
40代、50代の世代なら必ず知っている曲になりますので、年上の人とお話するときや接待でカラオケに行くときに歌ってみるといいかもしれません。
5位 Say Anything
1991年12月1日にリリースした8作目のシングル。
テレビ朝日系ドラマ『ララバイ刑事’91』のエンディング・テーマとして採用されました。
アルバム「Jjealousy」のエンディング曲として収められている曲です。
この曲も亡き父のことを想って作られた曲です。
Say Anythingとは「なにか言って」という意味です。
「どんな言葉でもいい、傷つく言葉でもいいから、何か言ってよ」
という哀しい気持ち、どうにもならない想い、伝えきれない愛情、報われない愛を歌った曲です。
Say Anythingはレコーディングがうまく進まず、満足いくものではなかったそうです。
後にYOSHIKIは
「(人に任せたので)カラオケのようになってしまった」
と残念そうに語っていました。
ライブではS.E.でかけられることが多かったかな~と思います。
エンドレスレイン以来のバラード、いい曲だと思います。
でもがYOSHIKIの言っているようにアレンジがどうかなって感じもあります。
でも初心者さんなら押さえておきたい曲ですよ!
6位 La Venus(ラ ヴィーナス)
X JAPAN(エックス ジャパン)のドキュメンタリー映画「We are X」の中に収録されている曲です。
すべて英語の歌詞です。
rose(薔薇)、die(死)というYOSIKIが好きな言葉が並んでいます。
最近の曲のため、ヴォーカルのtoshIの英語の発音が良くなっています笑
サビに向かう盛り上がりがサスガ!と言わせるほど。YOSHIKIのバラードの最高峰といった感じです。
次のアルバムに必ず収めてほしい曲です。
かなり完成度の高い楽曲に仕上がっています。
最近の曲の中では一番気に入っているバラードです。
7位 Crucify My Love
1996年8月26日にリリースされた15作目のシングル。
テレビ朝日系列『トゥナイト2』のエンディングテーマ、および日本石油「ZOA」のCMソング。
ロサンゼルス滞在中に発生したロス暴動や人種間の対立などに疑問を投げかけつつも、全体的にはラブ・ソングに仕上がっています。
「COLOR」という歌詞が何度か出てきますが、暗示的に出てくるだけです。特に政治的な要素がある楽曲ではありません。
「成功の遺伝史」というテレビ番組でがん研究者の小林久隆氏(56歳・アメリカ国立衛生研究所)がYOSHIKIの目の前で歌った曲と披露していました。
「YOSHIKIさん、怒ると帰っちゃうと聞いたけど頑張って歌いました!」
と小林氏。
YOSHIKIは最後まで曲を聞いて
「この曲をカラオケで初めて聞いたかも・・・」
と言ったそうです。
小林氏の歌自体は「うまかったですよ」とコメントしていました。
Crucify My Loveの歌詞は英語で書かれていて、美しい曲です。
しかし歌詞を日本語に訳してみるとギョッとします。
Crucify My Loveというのは「自分の愛を磔(はりつけ)にかけて」という意味。
YOSHIKIのもがき、答えが見つからない、心の痛み、心の叫び、孤独、寂寥を感じることができる曲です。
ある意味、もっともYOSHIKIらしい曲だと言ってもいいでしょう。
最愛の父を小さいころになくし、この世の不条理、生きていく意味、将来への不安などがしっかりと表現されています。
テーマとしては重いのですが、それを美しい曲で仕上げているところがサスガだと思います。
8位 Longing
1995年8月1日にリリースされた11作目のシングル。
YOSHIKIが亡き父のために書いた曲。
YOSHIKIは未だに父が亡くなったときのことを夢に見るといいます。
その癒やされない、伝えようにも届かい想いが切ないメロディに乗せて歌われています。
伝えようにもどうにも伝えられない愛をテーマにした曲です。
この曲を聞くとYOSHIKIの心が少しでも癒やされて欲しいなって思います。
9位 Scarlet Love Song
2011年5月27日に配信されたシングル。
アニメ映画「手塚治虫のブッダー赤い砂漠よ!美しく」の主題歌として使用されました。
久々の日本語の歌詞の楽曲となっています。
私からするとちょっといつものYOSHIKIらしさが少ないかなっていう楽曲です。
明るい曲なので、XJAPANの入り口にするといいかも知れません。
10位 Alive
1987~1988年までインディース時代に演奏されていた曲です。
インディース時代のファースト・アルバム「VANISHING VISION」に収められています。
イントロ部分にはベートーヴェンの「月光」の一部が使われています。
作曲をしたYOSHIKIはもともとクラッシック出身なので、ロックバンドなのにこのようなジャンルを超えたミックスができるのだと思います。
歌詞はすべて英語。YOSHIKIの心の叫びが伝わってくる歌詞です。
最近はこの曲はあまり歌われないかも。
YOSHIKI自身も
「X JAPAN(エックス ジャパン)の曲って、予言みたい」
と言っていたように、実現してしまうことが多いそう。
だからYOSHIKIとtoshiの対談で
「良い言葉を使って行きましょう」
という話になっていました。
だからこの曲はライブでも使われないし、これからも歌われることはないんじゃないかと思います。
初期のX(エックス)の破壊的な要素が好きな人は残念なお知らせかもしれません。
初期のX(エックス)のころを知りたい人はこの曲を聞くといいと思います。
YOSHIKIの混沌とした世界観がよく伝わってきます。
11位 THE LAST SONG
1998年3月18日にリリースした18作目のシングル。
X JAPAN解散決定後に、レコード会社およびマネージメント側からの要望によりYOSHIKIが作曲した曲です。
日本テレビ系『知ってるつもり?!』エンディング・テーマ。
1997年12月31日東京ドームで行われた解散コンサート『THE LAST LIVE~最後の夜~』でアンコールの最後に演奏されました。
X JAPANとしての最後のけじめの曲として、THE LAST SONGを作曲。
同じ旋律を繰り返す曲なので、YOSHIKIが
「どうしてだろう、どうしてだろう」
と自問している様子を歌にした感じがします。
「どうして解散することになったのだろう。何がいけなかったのだろう。心血を注いだ結果がどうしてこうなるんだろう」
というYOSHIKIの心の傷つきややるせない気持ちが深く表現されている曲なので、聞いていると当時ことを思い出して悲しくなります。
12位 Unfinished
Unfinishedはインディース時代のアルバム「Vanishing Vision」、メジャー・デビューした後の次のアルバム「BLUE BLOOD」で収められている楽曲。
ピアノとヴォーカルだけのシンプルな楽曲です。
この歌詞をYOSHIKIは10代で作ったわけですから、かなりの才能だと想います。
ライブで歌われることはほとんどなくファン以外では知らない人が多い曲です。
シングル・カット版はありませんが、こちらのアルバムに収録されています。
個人的にはこの曲はすごく好きです。
ファンになってはじめのころはエンドレスレインくらいしかバラードがなかったので、よく歌っていました。
この曲を知っていたら、XJAPANのファンにもびっくりされるかもしれません。
X JAPAN(エックスジャパン)バラードのシーン別のおすすめ
X JAPAN(エックスジャパン)バラードのシーン別のおすすめを紹介します。
悲しい気分に静かに浸りたいとき
1位 THE LAST SONG
2位 Endless Rain
3位 Longing
失恋したとき
1位 Crucify My Love
2位 Forever Love
3位 Tears
雨が降っている日に静かに聞きたい曲
1位 エンドレスレイン
2位 Say Anything
3位 Forever Love
なにかに憤りを感じているとき
1位 Alive
2位 Crucify My Love
3位 Longing
気持ちを落ち着けたいとき
1位 Tears
2位 Scarlet Love Song
3位 La Venus
ハートフルな気持ちになりたいとき
1位 Tears
2位 Forever Love
3位 Scarlet Love Song
YOSHIKIの混沌とした世界観に浸りたいとき
1位 Alive
2位 Crucify My Love
3位 THE LAST SONG
X JAPAN(エックス ジャパン)の美しい楽曲に浸りたいとき
1位 La Venus(ラ ヴィーナス)
2位 Crucify My Love
3位 Tears
友情を確かめあいたいとき
1位 Without you
2位 Forever Love
3位 Longing
X JAPAN(エックスジャパン)バラード12選+シーン別おすすめまとめ
本記事ではX JAPAN(エックスジャパン)バラード12選とシーン別のおすすめを以下の内容でまとめました。
- X JAPAN(エックス ジャパン)のバラード曲のおすすめがわかる
- X JAPAN(エックス ジャパン)のバラード曲のシーン別のおすすめがわかる
X JAPAN(エックスジャパン)のロックらしい早い曲もいいですが、バラードにも良い曲がたくさんあります。
初心者にもおすすめの曲をピックアップしていますので、この機会に是非X JAPAN(エックスジャパン)の曲を聞いてみてください。