お出かけ前に1時間かけてヘアセットしたのに、待ち合わせ前には前髪がボサボサに…なんて経験ありますよね。
原因は湿気!なんですが、実はヘアケア方法を変えるだけで解消できます。
今回は、お部屋でできるケアと外でも簡単にできるヘアケアをご紹介します。
お部屋でできる湿気対策ケア
ポイントは3つ『ドライ・ヘアオイル・ブラッシング』
①髪を洗ったらすぐに乾かす
根元から広がりを抑えるように風を当てます。上から当てることでキューティクルがギュッとしまって癖がつきにくくなるのです。
②半乾きになったらヘアオイルをつける
オイルをつけることで水分をブロックしてくれます。オススメはテクスチャーの軽い『椿オイル』や『アボカドオイル』です。付け過ぎは注意!
③ある程度乾いてきたらブローしながらブラッシング
しっかり水気を飛ばすことを意識しましょう。多めにブラッシングすることで水分を飛ばすことが出来ます。
共通するポイントは『湿気を飛ばしてあげること』です。
髪が傷んでいる人ほど、髪の毛の断面の傷から水分が入りやすくなるのでボサボサになりやすいのです。
なので湿気が多い時期にはいつも以上にトリートメントを多く使うなどしてダメージを抑えてあげましょう。
◇ヘアオイルについて
ヘアオイルを選ぶ基準としてテクスチャー、つまり質感のサラサラなものを選んであげることが大切です。
ヘアオイルにはどろっとした質感やサラサラした水っぽい質感のものがあります。
重たいヘアオイルを選んでしまうとどうしても髪の毛自体が重たい印象になりがちです。
さらに、オイルの重たい質感は綺麗な髪の毛には見えず、少し汚く見えてしまうこともあるのです。
特に前髪はさらっと艶がある方が清潔感もあり良いでしょう。
そのため、ヘアオイルはテクスチャーの軽いものをオススメします。
・湿気と髪の毛の関係性
湿気が多くなると髪質によって変化が生じます。特にくせっけの方はいつも以上にヘアスタイルが決まらずにストレスになってしまうことも。
髪の毛には11%~16%ほど水分があると言われています。湿気によって水分が増えることで髪の毛が膨張するため、まっすぐな状態を保てなくなってしまうのです。
特にダメージが多い方は水分が入りやすい状態になっているため、よりクセが出やすい状態となっているのです。
お外でできる湿気対策ケア
上で書いた3つのポイントが抑えられていれば、あとは同じ効果が得られることをお外でするだけです。
でもドライヤーなんて持ち運べないし…。大丈夫です!3つの道具を持ち運びましょう。
①ブラッシング
ブラッシングすることで外出時に付いた水分も飛ばすことができます。携帯用のものならばバックに入れても邪魔にはなりません。
②ヘアオイル
髪の毛を水分から守るためにヘアオイルでコーティングしましょう。香り付きのものを選べばヘアコロンの代わりにもなるので便利です。
付け過ぎると髪の毛がべたついて重たい印象になるので気を付けましょう。
③ハンドクリーム
ヘアオイルが持ち運べないときにはハンドクリームで代用が出来ます。ヘアオイルと同様に髪の毛を水分から守るようにコーティングしてあげましょう。
◇既に髪の毛が傷んでしまってヘアケアしても直せないという方へ
傷み切った髪というのは、いくらトリートメントなどでケアしても限界があるのです。最後はカットするしかありません。
ですが、カットしてから丁寧に毎日ケアをしてあげることでダメージのない髪にすることは出来ます。
なので、もう私の髪の毛は手遅れなんだ…と諦めずにイチからスタートしましょう。
これで夏や梅雨の湿気が多い時期には悩まず、楽しくヘアセットが出来ることでしょう。
いかがでしたか?今回は、「髪の毛の湿度対策のうち前髪のセット」についてご紹介しました。これで、雨の日の髪が広がる、セットが台無し!なんて悩みも解決することが出来ます。ぜひ参考にしてみてくださいね。少しでもお悩み解決に繋がればうれしいです。