中国時代劇ドラマ「星漢燦爛(せいかんさんらん)」が2023年6月にWOWOW」で放送されることになりました。主人公カップルを演じるのは、「長歌行」以来の共演となるウー・レとチャオ・ルースー!
漢朝を参考にした時代背景ということでどんな衣装になるのかも楽しみなところ💛あらすじネタバレはどのようなものになるのでしょうか。ドラマを観ての感想やラブシーンの詳細を結末までお届けしちゃいます!
「星漢燦爛(せいかんさんらん)」について
- あらすじ
- ネタバレ
- 感想
- ラブシーンの詳細
- 結末
についてご紹介していきます。ぜひご覧ください。
華流ドラマの最新情報はこちらのムックを読むのがおすすめ。「星漢燦爛(せいかんさんらん)」ももちろんですが、日本に上陸したてのホットなドラマ情報が満載!
Contents
- 1 1話 掟(おきて)破りの四娘子(しじょうし)
- 2 2話 したたかな母上
- 3 3話 母屋の主
- 4 4話 毒叔母の末路
- 5 5話 新宅に集う新顔
- 6 6話 灯会(とうえ)での出会い
- 7 7話 お初の社交場
- 8 8話 喧嘩(けんか)上等
- 9 9話 万(ワン)家探訪
- 10 10話 意地の張り合い
- 11 11話 猫を追う鼠(ねずみ)
- 12 12話 古琴の弦
- 13 13話 再興への活力
- 14 14話 私の選び方
- 15 15話 情愛談議
- 16 16話 親の心、子知らず
- 17 17話 虎穴に入りて
- 18 18話 想い人のために
- 19 19話 急転直下
- 20 20話 火花散る婦女たち
- 21 21話 それぞれの選択
- 22 22話 天子のやきもき
- 23 23話 皇宮へ参上
- 24 24話 一世一代の決断
- 25 25話 妻のお披露目
- 26 26話 縁談ぶち壊しのすゝめ
- 27 27話 本当の気持ち
- 28 28話 神像に嫁ぐ心得
- 29 29話 偏愛される喜び
- 30 30話 招かれざる客
- 31 31話 天下の母の苦悩
1話 掟(おきて)破りの四娘子(しじょうし)
戦を終えて洛陽に凱旋するために城門まで来た凌不疑は皇帝の宴を断り、急報が届きその場を去ってしまう。
一方、幼いころから両親と離れ離れに暮らす程少商はしつけのため田舎の別宅に送られ虐げられていた。そこに程家の祖母から使いが来て連れ戻されることに。馬車に乗ったところに不疑がやってくる。少商に言われたとおりに藁ぐまを燃やした不疑。中から程始の舅父・董倉管が現れる。
程家に戻った少商は戦から戻った両親と面会。祖母や叔母から虐げられていたと演技する。そこに不疑が武器を着服した者を捕らえるためにやってくる。捕らえらたのは董倉管だった。
少商と不疑の出会い
今回、少商と不疑の出会いのシーンでした。少商は不疑のことを快く思っていない様子。不疑は少商のことに関心があるという様子でした。
2話 したたかな母上
廷尉獄にいる凌不疑に四娘子・程少商は藁と布切れを送り付ける。それを見た不疑は葛氏布荘で董倉管の横領が記しされている証拠の帳簿を見つける。
程家では程老夫人が程始に董倉管を救うように騒ぎたる。2階からそれを楽しんで見物していた少商は母・蕭元漪に見つかる。蕭元漪は娘の本性を知り、厳しくしつけることを誓う。
蕭元漪は胡婆を呼び寄せて、賊に襲われたところを程始に助けられたこと、程始が持っている武器は粗末なものだったことなどを程老夫人に話させる。これにより程老夫人は気持ちを改めて董倉管に罪を償うようにと言う。
3話 母屋の主
凌不疑は董倉管から証言を取り、元鍛冶師の許尽忠が背後にいることが知る。倉管を売った少商に恩を返すために、流刑地に流されるまえに倉管を程家に行かせ、程老夫人と葛氏の悪行を話させる。
程始と蕭元漪は少商が字を読めないことを知り葛氏が少商を放置していたことに激怒する。悪知恵だけは働く少商を元漪は「しっかりと教え導かないといつか一族に災いをもたらす」として指導する。
母屋は長男が住むものだが、長男の程始が不在にしていたため次男夫婦が使っていた。ここで程始が帰宅したのだから母屋を明け渡すように言われる。
死んでも母屋を明け渡したくない葛氏に同情するように少商はある知恵を授けて母屋に居座らせる。万将軍が皇帝から家を下賜されたことで万将軍の家に住むことになる程始と蕭元漪は、程老夫人だけを連れていき、葛氏は連れていかないことを宣言する。
難しい用語
程始と蕭元漪は娘の少商のことを「嫋嫋」と呼びます。字なのかも知れませんが、「嫋」の意味は「たおやか、しなやかで美しいさま」なので自分の娘に対して使う言葉なのかもしれません。
二房。これもはじめは分かりませんでしたが、次男の嫁のことみたい。葛氏のことを二房と呼んでいました。そして長男の嫁は大房です。または房とは部屋のことなので二房は次男家族が暮らす部屋のことでしょうか。
大郎、二郎、三郎。これは長男、次男、三男のことですね。目上の人が目下の子どもに対して言う言葉。だからここでこの言葉を使うのは程老夫人だけ。
4話 毒叔母の末路
程少商がそそのかした結果、いら立ちを隠せない葛氏は夫・程承に当たり散らし離縁すると言う。それを聞いた蕭元漪は、今まで葛氏の少商への仕打ちに仕返しをするように離縁をすすめる。
程家に葛家の太公と程ヤンの舅母がやってきてわびを入れ、葛氏を引き取る。程承は勉学のために白鹿書院に行くことになり、娘・姎姎を元漪に託す。
一方、凌不疑は許尽忠を探して鍛冶場へ行くが自○されてしまう。許尽忠の首の後ろにはあざがあった。それは不疑が小さい頃に劣悪な武器を運び込んだ者が持っていたあざと同じであった。
5話 新宅に集う新顔
新しい屋敷に引っ越した程家。正月を迎えて程老婦人の三男夫婦と、程始の次男の程頌、三男の程少宮の帰京して屋敷は賑やかに。
しかし三男の程止を溺愛する老夫人、程姎をひいきする母・蕭元漪を見ていると身の置き場所がないと考える少商
凌不疑は父・城陽侯(凌益)と屋敷でだんらんするように皇帝に命じられて、結婚相手の裕昌郡主と顔合わせさせられる。裕昌郡主との結婚を望んでいないと改めて宣言する。
6話 灯会(とうえ)での出会い
姎姎の老婢が悪知恵を働き少商と奴婢と喧嘩を起こすが、少商の母・蕭元漪は姎姎の肩を持つ。それに異を唱えた少商は母を激怒させるが、三男の嫁・桑舜華が気を利かせてその場をおさめる。
灯会(とうえ)に出かけた程家。少商は謎解きをする白鹿山の袁善見と出会う。善見が出したお題を解く少商。善見も少商を見初めた様子。
凌不疑は許尽忠の背後に雍正の息子・肖世子がいると予想する。灯会で買い手に接近する肖世子。
裕昌郡主は不疑の気を引こうと落水するが、その場は浅く足の届く場所だったとばれる。火事が起こり群衆に押し倒された少商を救ったのは不疑。
7話 お初の社交場
程家の新しい屋敷では程老夫人の生辰祝いが行われ、都の名門世家の子女も集う。楼家の楼リーや王家の王リンといったいかにもな令嬢は程少商を見下す。嫌気がさした少商はその場を離れると同じく屋敷にやってきた袁慎(字・善見)と出くわす。善見は三叔母上への伝言を託すが少商は言われている賦の意味が理解出来ない。
少商は三叔母に善見からの伝言を伝えると、その場で書簡を書いた三叔母にさらに伝言を頼まれる。
汝陽王府で開かれる裕昌郡主の生辰祝いに出かけた少商と程姎は姉御肌で世話好きな万家の末娘・万萋萋と出会う。
一方、凌不疑は肖世子の動きを探る。将軍府(=不疑の屋敷)に継母の淳于氏がやってきて裕昌郡主の生辰のうたげに参加するように言う。
8話 喧嘩(けんか)上等
灯会で凌不疑の気を引こうとした裕昌郡主は計画が失敗したのは程少商のせいだと恨んでいた。そこで裕昌の取り巻き令嬢らは少商を侮辱するが万萋萋がかばう。
少商は贅沢ができるのは前線の兵が命をかけて戦っているからと武家を軽んじる裕昌に反論する。そこに凌不疑が現れると知ると、その場を去ろうとする少商。なんと不疑と鉢合わせ!
少商は肖世子が何昭君に迫っている現場を目撃する。程姎は池に落とされてしまい、犯人を殴ってしまう少商。
母の罰が怖くて家出した少商は寒くて凍えていたところ善見の馬車に拾われるが、万萋萋の所に身を寄せると言い去っていく。
不疑は万松柏に蜀の堪輿図を譲り渡すように迫る。
今回の胸キュンシーン!
少商は噂の十一郎が不疑だと知らずに「彼は久しく私を思っている」と言いましたが、なんと相手が不疑だったとは!
そして不疑は不疑で話を合わせて、少商にあなたは誰かと聞かれると自分のことを「久しく慕っても想いが報われない十一郎だ」と答えます。
これって少商の愛を受け入れたということになりますよね!周りの令嬢たちがざわめきたつのも分かりますが、こっちまでキャーってなりそうでした。
9話 万(ワン)家探訪
蕭元漪の怒りが収まるまで万家に身を寄せることに決めた程少商。そこには凌不疑も来ていて少商と万萋萋の会話を盗み聞きする。
少商の乗った馬が暴走し不疑が助ける。不疑は少商のことを慕っていると言うが、少商はそれは自分が言った冗談だと答えて気にも止めない。
偶然、万家の橋の下にいた少商は不疑と万松柏の話を聞いてしまったことで、不疑の仕事を手伝うことに。蜀の地形図を手に入れた不疑は肖世子の屋敷を取り囲み・・・
今回の胸キュンシーン!
馬に乗ったことがないのに乗馬した少商は馬を止められず、不疑に助けられます。不疑が少商が乗っている馬に乗ってきて至近距離。顔と顔がぶつかりそうなくらいの近さへ。
さらに前回の冗談の通り自分は少商を慕っていると言う不疑。これが本心なのかそうでないのか?少商は冗談だと思って気にも留めていませんが、不疑は本気なのかも・・・
10話 意地の張り合い
肖世子の屋敷を強行調査する。
万老夫人の生辰の祝いのうたげが開かれ街中の名家の面々が集まってくる。少商は庭の橋に細工をすると、不疑の協力を得て裕昌郡主ら名家の令嬢たちが橋を渡るように仕向けて池に突き落としてしまう。
この計画に気が付いた万老夫人は程家に書簡を送る。母・蕭元漪は少商を打ち据え、都を去る程止に少商の身柄を引き取ってもらう。
11話 猫を追う鼠(ねずみ)
カ県に赴任する程止夫妻についていくことになった程少商。そこに楼家二房の次男・楼ヤオが追いかけてくる。なんと楼ヤオは少商を敬慕していると言う。その気のない少商は困ってしまう。
途中、清県に到着すると様子がおかしいと見に行く程止。カ県には先に舜華と少商を行かせる。
少商らは途中で匪賊に会い、少商は猟師小屋を見つけて攻撃を防ぐ。しかし匪賊の動きから兵であることを知る。武器が蜀に横流しされ、皇帝の西巡で暗○を図ろうとしたことが少商らにバレて口封じをしようとしていると考える少商。
12話 古琴の弦
カ県では将軍・樊昌が城を包囲、民を人質にとり城門を開けるように迫っていた。カ県の程県令は城外に出て戦い、その好きに斥候を出し援軍を呼ぶ策に出る。の程県令らは全滅し城門は開けられ、賊軍は○戮をはじめるが、そこに凌不疑の援軍が駆けつける。程県令の孫娘はカ県の印を不疑に渡すが、彼女をかばって矢を受けてしまう。
カ県に向かっている一行の中に程少商がいることを知った不疑は血相を変えて救出へいく。再び兵に襲われた少商を助ける。
少商の弦を矢じりに引っ掛けて不疑に刺さった矢を引き抜く。
矢はやはり董倉管が管理していたものだった。無事に程止らと落ち合いカ県に入る少商ら。しかしカ県城は焼け落ちていて・・・
13話 再興への活力
程少商は殉職した県令の孫娘の見舞いに医館に行く。
そこには傷ついた民が死を願っていたが、少商は県令の一族が守った命を無駄にしてはいけないと諭す。また楼ヤオとともにカ県の家屋の修理に奔走する。
お金を集めるために寄付をつのることを程止に提案し、多くのお金を集めることができ再建が進む。
凌不疑は皇宮にて侍医の手当を受ける。傷の手当が遅れた理由を侍者より聞いた皇帝・文帝は程少商に興味を持つ。殉職したカ県の県令を追封する勅書を不疑は自ら届けると言いだす。
桑舜華のことを想い慕っている夫子・皇甫儀も袁慎とともにカ県へ。
皇帝の義理の子の凌不疑
皇帝・文帝と凌不疑の舅父(母の兄弟のこと)は実の兄弟同然の仲だったが舅父は一家の命を犠牲に。ここで文帝は凌不疑を義理の息子として育てたよう。皇帝一族は霍氏。霍氏の栄光を授けたと文帝が言っていたことから、若くして将軍になったということでしょうね。そして裕昌郡主という皇族の娘と4年前に強引に婚姻させたということ。
しかし凌不疑は今の自分の立場に不満の様子です。舅父のように愛する人を娶りたいと言って新たな婚約話を断ります。また父・城陽侯を母を捨てたことで恨んでいる様子でした。
ということは凌不疑は心を開く相手がいないということですね。
14話 私の選び方
亡きカ県の県令のために凌不疑は詔を読み上げ、葬儀は無事に終了する。県令の孫娘はなくなってしまい、自分の非力をなげく程少商。
そんな少商に楼ヤオは将来、外地で父母官になって一城を守ると自分の決意を語り、将来を誓う。それをかげから聞いていた不疑は少商に会わずに去る。
夫子・皇甫儀も桑舜華が無事だと分かり、会わずに去る。
楼ヤオはさっそく縁談を進めて、カ県にやってきた程始に「見る目がある」と褒められる。程家には楼家からの結納の品が届けられるが、少商の母・蕭元漪は相談されずに決まった縁談に怒りだしてしまう。
カ県に赴いた蕭元漪に「夫婦の情はあるか」と聞かれて、答えることができない少商。また母娘の溝が広がってしまう。
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15話 情愛談議
桑舜華は娘・程少商に厳しい蕭元漪にしばらく好きにさせればいいと知恵を貸す。
少商と楼ヤオは散策に出かけ、皇甫儀に出会う。皇甫儀の招きに応じた二人は凌不疑と袁慎とも再会する。
そして少商らは皇帝が泊ったという別院に宿泊することに。
酒の席で、皇甫儀は舜華との恋バナを話して聞かせる。
少商が正論を言い、自分の間違いに気付かされた皇甫儀。
そしてその後、不疑とすれ違った少商は、結婚の選択は正しいものか、と問われてしまう。
皇甫儀は舜華との恋バナ
もともと皇甫儀と舜華は許嫁でした。皇甫儀は舜華の顔が平凡で美しくないことに不満を持っていました。皇甫儀は舜華を7年も待たせることに。
途中、皇甫儀は護衛の娘を託されていました。舜華との婚姻の日、その娘は毒を飲み、皇甫儀は娘の介抱のため姿を現すことはありませんでした。(舜華としては大恥をかいたということ!)
後日、姿を現した皇甫儀に対して、舜華は離縁を申し出ます。皇甫儀としては舜華がやっと許嫁が駆けつけたことを嬉しがるだろうと予想してだけにこれに納得が行きませんでした。皇甫儀は今でも舜華のことを思慕している様子です。
こういう二人の物語なのですが、どう思いますか?
女性からすると7年も待たせておいて、婚姻当日に姿を現さないなんてって腹を立てて当然ですよね!!!
でも皇甫儀としてはやむを得ない事情があったのだから、当然妻となる舜華は分かってくれるはずと高をくくっていたわけです。
だから舜華が離縁を言いだし、金輪際、会わないと言いだした言動が理解できなかったようです。
女性からすると自分とその娘を天秤にかけて、自分は後回しにされたって思いますよね。それも人生の一大事の婚姻の日ですから、そして舜華は大恥をかいたことも忘れられない屈辱ですよ。
そしてそれでも言い寄ってくる皇甫儀を袖にして程止を選んで婚姻するわけです。程止は皇甫儀ほど博学ではなく、ちょっと情けないところもありますが、舜華のことを大切にしてくれますね。
そう考えると舜華は皇甫儀ではなく程止を選んで正解だったのではないかと思います。
これは少商の今後の婚姻にも当てはまりますよね。親が決めた結婚ではなく自分で婚姻相手を決めること!それが少商が自立する道でしょう。
楼ヤオも優しいいい男ですが、婚姻したら将来、少商には物足りなさを感じさせる面もあるのではないでしょうか。それを考えるとやはり凌不疑のほうが釣り合っているなって思いますよね。
あとは袁慎。袁慎も皇甫儀と同じ道をたどりそう。少商が他の男性と婚姻することになっても手を出せなそうな感じ。少商のことが好きなのに正直に好きって言えないひねくれものの袁慎は、どこまで少商の婚姻に絡むことができるのかも、みものです。
16話 親の心、子知らず
程少商は都に戻ることに。
凌不疑は母・霍君華の屋敷を訪れる。君華は孤城の件以来、精神不安定で錯乱していたため、少女のような様子。また音連れた不疑のことを理解できない様子。そこに城陽侯・凌益が現れると君華は凌益に「裏切りもの」としてなじり、殴りかかる。
凌益は不疑に兵器の横領についてこれ以上調べるなと釘を刺し、樊昌が脱獄したことを告げる。
都・洛陽の城門の外で足止めされていた程少商ら。そこに不疑が現れて特別に入城させてもらうことに。
屋敷に戻ってきた少商は両親から不疑のことを聞かれる。少商に嫁ぎ先で苦労をさせたくない母・蕭元漪はなんとか楼ヤオとの婚約を解消させようとするが、少商は聞きれることがなく・・・
17話 虎穴に入りて
脱獄した樊昌は肖世子の配下から口封じされかかる。そこに凌不疑が現れて樊昌は取り押さえられる。
文帝は肖世子の父・雍王が関与していることを疑うが不疑のすすめで雍王に都入りを命じることに。
程家では息子たちのために家塾を開き師を募集していた。そこに袁慎が名乗りを上げる。それを不審に思った蕭元漪(程伯夫人)は袁慎も程少商に気があるのではないかと見抜く。
元漪は少商を連れて楼家に行くと、楼ヤオの母の二房夫人は伯母の大房夫人の元で肩身の狭い思いをしていた。
大房の娘・楼リーが少商を侮辱しているところに大房夫人と元漪がやってくる。元漪は大房夫人に娘の監督がなっていないとほのめかし、少商に謝らせる。
18話 想い人のために
程家の家塾に夫子としてやってきた袁慎。少商から早々に講義に難癖をつけられて袁慎はある夫婦の話をする。はじめは好きどうしで結婚してもしだいに相手を憎むようになるという話。
実際に肖世子と何昭君は似たような環境におかれていた。
宮廷では文帝が太子や三皇子、凌不疑らを呼び、都入りをしない雍王の対処を協議していた。
凌不疑は仕官が叶わない楼ヤオの兄から情報を受けて何将軍の戦死を文帝に告げる。そして雍王の封地に出兵すべきだと進言する。
楼家では楼ヤオと少商のための宴が開かれる。そこに不疑は文帝の勅書を持って現れる。一同が庭に集まり、少商は前にでて勅書の朗読を聞く。勅書を受けるときに着物に足を取られ躓き不疑に支えられるシーンも。
19話 急転直下
楼家にて、うたげの最中に賓客を前に皇帝に表彰された程少商は気を良くする。詔を渡した凌不疑は二房の長兄である楼犇と会う。不疑は楼犇を「㭌先生」と呼ぶ。
ひそかに少商を呼び出した不疑は、話をする。
楼犇より馮翊郡の地図を受け取った不疑は馮翊を平定をする。雍王父子は捕えられる。何将軍は臨終の間際に子供のことを案じ、娘の昭君を元許嫁の楼ヤオに嫁がせたいと言ってなくなる。
楼家の大房は楼ヤオに昭君を娶るように要求する。
孤城での件に関与しているか雍王に聞き出す。
今回のよかったシーン
ラブシーンではないのですが、詔を伝えた後、少商を呼び出した不疑は、少商に将来、やりたいことを聞きます。少商は医術書を編纂したい、農具を改良したい・・・と自分の夢を語ります。
それを聞いて不疑は自分とは別世界の人だと言います。少商としたら「そんなの当たり前でしょ」と思ったようですが、不疑は少商への敬慕を込めて言った言葉でした。
そして「今後は会うこともない」と言い、自分の気持ちにケリをつけます。
20話 火花散る婦女たち
凌不疑は孤城の陥落が雍王のせいだったことが分かった霍家のかたき討ちのため雍王を自らの手にかける。
どうして孤城に援軍が来なかったのか? 真実を究明したいと考える凌不疑は当時、孤城への援軍要請に向かった人物が生きているとふんで探すように配下に命じる。
勝手に裁きをしたことで文帝は不疑を叱責。
一方、程少商と蕭元漪は楼家に呼び出されて、程家から縁談を断るように仕向けられる。
程家を侮辱した楼家の大房夫人に元漪は平手打ち、出てきた楼リーに対して少商が平手打ち。
様子を見に来た楼ヤオの母に何昭君と一緒に嫁げばいいと言われる少商。楼ヤオは昭君ではなく少商と結婚したいと言い張る。
少商は楼家に来ていた袁慎になくなった何将軍が昭君を楼ヤオに娶らせたい理由を教えられる。
楼ヤオと少商は城門の外まで何昭君(安成君)を出迎え、説得しようとするが、昭君は少商を獄に連れていく。
獄では肖世子の処○が執行されてようとしていた。なんと昭君は自ら剣を持ち・・・少商はとっさに後ろを向くと不疑に抱きしめられる。そして「私がいる」と。
少商の婚姻のゆくえ
ということで、少商は楼ヤオとの縁談が破談になりそうな状況です。おそらくこのまま破談となるでしょう。
そうなると少商は誰と結婚するか、ですね。不疑と袁慎から好意を向けられています。破談が決まったらどちらが先に動くのかなって感じですし、また文帝は不疑の気持ちを知っていますので、いち早く詔をだして不疑と婚姻させるのかなっとも思います。
21話 それぞれの選択
肖世子の処〇をあとにして。
何昭君は程少商に何家と弟を守るために何としてでも耐え忍んでみせると、楼ヤオとの結婚を譲らない。
屋敷まで凌不疑の馬車で送ってもらった少商は、自分ばかりが運が悪いと泣き出す。
後日、少商は両親とともに楼家を訪れて破談の意思を伝える。激しく反対する楼ヤオに対して、少商はなくなった何家からの恩義に報いるように説得する。
皇室主催の祭典に招かれた程家。少商も参加すると、昭君を連れた楼ヤオと遭遇する。
22話 天子のやきもき
意気消沈しつつも、万萋萋の誘いで祭典に顔を出す程少商。つまらなくなった少商は馬で散策に出かけ、入った塔で廃嫡の密談を聞いてしまう。このときに牌を落とした少商。
凌不疑が現れて塔の屋根にぶら下がり、ことなきを得る。不疑は古傷を傷めてしまう。
不疑はここでのことを忘れるように言い、文帝の前では不疑に救われたと話すように言う。
文帝は不疑が少商を救ったことで不疑の心中を測りかね、縁談を急ぐべきかどうかと一人やきもきする。
万萋萋は王リーの勝負を挑まれるが勝ち続ける。怒った王リーは萋萋の馬に向けて矢を放ち、馬は暴走。ただちに程頌が追いかけて萋萋を助ける。
斑嘉は程姎に一目ぼれ。
23話 皇宮へ参上
負傷した凌不疑に見舞いをするために父親と不疑の屋敷に向かった程少商。そこは屋敷というよりは軍営のようで殺伐としていた。
急いで帰る父親と少商だったが口実をつけて少商だけが残ることに。そこに太子や袁慎、裕昌郡主らもやってくる。
王リンは少商を真正面から侮辱し、そんな王リンに対して不疑は冷たい言葉を投げつけ、一行を追い出す。
霍家軍の伝令官が15年ぶりに凌府に姿を現す。そこで孤城が陥落するときに、この伝令は付近の越氏部曲と乾安王の軍に援軍を求めに言っていたのだと話す。
瘴気のため小越侯の援軍が3日遅れたということだったが、このときに兵営で馬を見かけたという証言もあり、不審な点があると伝える。その後、瘴気を調べるために軍医が派遣されたが全員行方不明となった。
そこで伝令は失踪した軍医を探すことを提案する。
一方、文帝は一向に不疑と少商の仲がすすまず焼もきしていた。そこで少商に皇宮へ参内させる。
少商ははじめての皇宮に興味津々。文帝と皇后の前での普段のように振舞う。その様子にびっくりする両親だったが、文帝と皇后は気に入る。
昼の宴前に通された部屋で皇后と五公主が口論しているのを聞いてしまう少商。出てきた五公主に説教されてしまう。
24話 一世一代の決断
厳しい洗礼を浴びる程少商。席を外した際に履物を奪われて、割れた花瓶の破片が散らばる床に倒されそうになる。そこに凌不疑が現れてお姫様抱っこして靴をはかせてもらう。
そのまま宴の自分の席の横に座らせて、文帝に親代わりとして程家に縁談を申し込むようにお願いする。
しかし蕭元漪が釣り合わないと言いだす。少商はどうして自分を娶りたいのかと不疑に問う。不疑は少商のことを「自分と肩を並べて歩める者」と言い、他に娶る者はいないと宣言する。
決断は少商に任されて、「少商は厚かましくも応じる」と答える。ここで裕昌郡主が失神(笑)
その後、城陽侯府の複雑な事情をかんがみ両親は必死に抵抗していたのだと知った少商。
25話 妻のお披露目
凌不疑は母・霍君華に婚姻することを告げる。
伝令官・韓武は小越侯の麾下の軍医の居場所を突き止める。
蕭元漪は己の婚姻を犠牲にしてまで自分に反抗する娘・程少商を見て、生まれたばかりの少商を置き去りにした日のことを思い出し、せめて凌不疑と末永く仲睦まじく過ごして欲しいと願う。
袁慎は母・梁氏に婚姻するための女子を選んで欲しいと言うが、しかし梁氏は無関心で自分で選べと言う。
楼ヤオと何昭君の成婚に出席する不疑と少商。昭君は少商に直接、謝意を伝える。
王リンや楼リーから誹謗中傷を受けた少商のために不疑は女席までやってきて王リンと楼リーを懲らしめる。
不疑は皆の前で楼ベンに仕官をすすめ、阻むものにけん制をかける。
26話 縁談ぶち壊しのすゝめ
楼家と何家の成婚のうたげで程少商のことを守った凌不疑。しかし不疑の権勢を目の当たりにした少商は本心から喜ぶことができないでいた。
凌家との聘礼の儀の日、仮病を使って程家にやってこない淳于氏。そこで不疑は文帝に願い出ると汝陽王が皇帝代理で聘礼品を届けに行く。
程家で汝陽王に会った少商は相手が誰かを知っても口をつぐむことがない。汝陽王は少商のことが気に入った様子で屋敷に帰ってからは孫の裕昌郡主に「少商の足元にも及ばない」と今まで我慢してきた不満を伝える。
韓武は失踪し不疑は連れ去ったのは軍の仕業だと考える。都に戻った不疑はすぐに程家に行き聘礼の日に不在にしていたことを詫び、程家の家族と親し気に過ごす。
そして不疑は程家の出入りを黒甲衛に守らせることにすると、少商は不満を覚える。
27話 本当の気持ち
凌不疑は曲陵侯府を守ると言って黒甲衛で屋敷を囲う。そして屋敷の人たちを集めて鍛錬を始める。その中には程少商も含まれていた。息がつまった少商は屋敷を抜け出し、万萋萋を誘って飲みに行く。泥酔した少商を不疑は負ぶって帰ってくる。それをみた少商の両親は驚いてしまう。
馬車にいる萋萋のことが心配になった程頌はけんかをしてしまい、偶発的にキスをする。
翌朝、少商は干渉してくる不疑に不満を言う。
勢い余って不疑のいない暮らしを望むと言ってしまった少商。それが本音だと知った不疑は少商の前から去っていく。
少商は大暴れし不疑が介抱したと聞き、動揺する。
少商の気持ちを察した両親は不疑との縁談を断ってもいいと諭す。
28話 神像に嫁ぐ心得
凌不疑のもとに戻ってきた韓武だったが刺客が現れてなくなってしまう。
最後に伝えたのが、小越侯の陣営にいた元軍医の証言によると瘴気を調べた兵は刀で〇されていたということだけだった。
ここでの乱闘で不疑は足を負傷してしまう。
少商は皆があがめる不疑に嫁ぐことは神像に嫁ぐようなものだと自分の気持ちを告げる。
不疑とともに参内した少商は、宮中の教えを皇后の元で学ぶことになる。また少商はこの機に楼家との縁談の件で自分を中傷した王リンを訴える。
王リンは乾安王の子孫・文修君である母親から都からはるか遠い寿春のポン・クンに嫁ぐように言われて泣き出してしまう。
そこに文帝から自宅謹慎の命が下る。文修君は怒って王リンを平手打ちに!
29話 偏愛される喜び
長秋宮で皇后自ら宮中の礼儀を教えられることになった程少商。皇后は自分の環境と少商の幼い頃の環境が似ているとして偏愛する。
毎日凌不疑の送迎で参内する少商に不疑は城壁に連れていき、街の灯りと星を見せる。
従軍したのは陛下の恩に報いるためと、民の暮らしを守るためだと自分の気持ちを話し少商の額にキスをする。
王姈の母・文修君が参内大し声で怒鳴りたてる。そして皇后に昔の恩を持ち出して寿春の鋳造権について文帝に口添えして欲しいと言いだす。
少商は文修君の非を並べ立て叩かれそうになるところに文帝と不疑がやって仲裁に。
不疑は文修君に小越侯の言うことを鵜呑みにしないように忠告する。
今回のキスシーン
夜の城壁にて、眼下に街の灯りと空を見上げれば満点の星が見える。民を守りたいために従軍したと自分の気持ちを正直に話す不疑。それを聞いていて少商は不疑の瞳に映る星を見たいと顔を近づける。
不疑にとっては少商が一番輝く星。そう言って少商に近づきます。もう少しのところで見回りの兵がやってきます。なんだか惜しいなあって思っていたら・・・
兵の前で少商のおでこに軽いキスをする不疑!いい感じでした。
不疑と別れてからの少商の恥らう姿も可愛いし、夜眠れなくなるもの可愛かった!
30話 招かれざる客
少商は不疑に不必要に貴人の喧嘩に首を突っ込むなと忠告される。
皇宮にて少商は三公主に遭遇。因縁をつけられて頬を平手打ちにされてしまう。そこに太子妃が現れて怪我の治療を受ける。太子妃は不疑の幼い頃の話を言って聞かせる。
東宮にて少商を見つけた不疑は慌てて連れて帰り、東宮には近づかないように忠告する。
未来の夫がどのような境遇で生きてきたのか、そして今置かれている環境について知りたいと皇宮の人物に近づいていると言う少商。少商は自分のためと言ったが、不疑はそんな少商を守ると誓う。
高価な装飾品を母・越妃に贈る三公主に成金趣味を忠告する。
霍将軍の命日で皇室の内輪の宴が催されると汝陽王妃がやってくる。少商に向かって不疑の継母の淳于氏に結婚の挨拶に行くべきだと言いだし、不疑がかばう。
そこに越妃や到着し、自分の席に座っている汝陽王妃にどくように言う。
越妃は霍一族の生き残りの不疑の結婚に反対する人を軽蔑し、不疑に祝福を言う。
31話 天下の母の苦悩
越妃は凌不疑の妻となる程少商に難癖をつける汝陽王妃を非難し、皇帝も同調する。
太子妃を侮辱した三公主を懲らしめる少商。
霍将軍の命日の儀式中、少商は三公主の衣に火がつくように細工をする。上着を脱がせたところ、赤い豪華な衣と首飾りをしていることが発覚し皇帝に叱責される。
そこに三皇子が贋金の件を訴える。
三公主は贋金に使われているのは小乾安王の封地・寿春の鉱山のもので宣家の仕業だと反論する。これが皇帝の怒りを呼び杖刑に処される。
小越侯は野心を隠さず、越妃は自分を巻き込むなと忠告する。
文修君は息子に匪賊を討伐するように命じ、息子は捕らえられてしまう。太子はこの件で叱責される。
優柔不断な息子を持ったことで皇后の心労は絶えない。「普通の母子であったらよかったのに」と本心を少商に吐露する。
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