山下良美さんの経歴について知りたいですか？ワールドカップカタール大会で主審を務める試合はどの試合なのでしょうか。
本記事では山下良美さんの経歴やFIFAワールドカップのカタール大会で主審をする試合について調査してみました。興味がある方はぜひご覧ください。
山下良美さんの経歴は？元サッカー女子？
2022FIFAワールドカップカタール大会で、日本人女子初となる主審に選出された山下良美さん。山下良美さんは元サッカー選手から、プロフェッショナルレフェリーにまで上り詰めた凄い人なんです。
幼いころからサッカーが好きで、地元のサッカースクールへ通い、高校、大学でもサッカー部へ入部しました。大学でサッカー部の先輩に、審判の大会に半ば強引に誘われたのがきっかけになり、そこから審判を目指すようになります。
大学卒業後も、社会人でプレーを続けながら、審判資格取得へ向けての勉強、トレーニングを続けました。そして2012年に女子1級審判の資格を取得します。2015年には日本サッカー協会推薦のもと、国際審判に登録されました。その後も順調に審判としてのキャリアを重ね、国内のみならず、ワールドカップをはじめ世界の舞台で活躍されています。
山下良美さんがワールドカップで主審するのはどの試合？
FIFAワールドカップ史上初めての女性審判員として選出された山下良美さんですが、実際に担当して笛を吹く試合はどの試合なのか気になります。しかし残念ながら今のところFIFAからの正式発表がなく、決まっていないようです。
今回のワールドカップの審判員は、主審・副審・VAR担当合わせて129人選ばれていて、山下さんはじめ女性審判員6名も含まれています（主審3名、副審3名）。全員すでに現地に入り、FIFAの審判キャンプに参加して、いつ指名されてもいいようにトレーニングを積み、コンディションを整えています。
またレフェリーの実践研修を兼ねた、カタール国内チーム参加のFIFAレフェリーカップが開幕され、審判団、山下さんも本番に向けた最終調整を行っています。
山下良美さんのすごさや誤審は？
2022年Jリーグ初の女性プロフェッショナルレフェリーとなった山下良美さん。ワールドカップにも選出されその凄さがわかると思います。山下さんはこれまでに大きな誤審で話題になることもなく、レフェリーとして数々のキャリアを積み重ねてきました。
2016年に自身初めての世界大会となる、U-17女子ワールドカップを担当します。それを皮切りに、2018年ヨルダンで行われたAFC女子アジアカップ、ウルグアイでのU-17女子ワールドカップに派遣されました。
ウルグアイ大会では、山下さんが主審、手代木直美さん、坊園さん副審の日本人チームで準決勝を含む3試合を担当しました。2019年フランス女子ワールドカップでは決勝トーナメントで主審を務めています。Jリーグでも笛を吹き、選手からも安定感があるとの声を聞きます。女子のレフェリー先駆者として国内外で活躍を続ける山下さんの今後の活躍を大いに期待し、注目していきましょう。
