参議院選挙2022の公示日と投票日が発表になりました。これから選挙ムードに突入ということですね。
6月15日に通常国会が終わり、いよいよ選挙に向けて駆け抜けたい候補者たち!それでは通常ですと公示日は6月23日となる予定なのですが、どうして6月22日になったのでしょうか?6月23日は何か、大切な日なのでしょうか?これにはある理由があるのです!
公示日が6月23日ではなくて6月22日になった理由とは?
ではまず、通常ですと参議院選挙は17日間の選挙期間がありますね。
ということは投票日が7月10日ということで、17日間というのを逆算すると6月23日が公示日ということになりますね。
ではどうして、6月23日ではなく、その前日の6月22日が公示日になったのでしょうか?
それは6月23日がある特別な日だったからです。
6月23日にはいったい何の日?沖縄慰霊の日って何?
6月23日を公示日から外したということで、6月23日はいったい何の日なのかが気になりますね。
6月23日は沖縄慰霊の日なんです。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると
慰霊の日(いれいのひ)は、沖縄県が制定している記念日で、日付は6月23日である。沖縄戦等の戦没者を追悼する日と定められている。沖縄県および沖縄県内の市町村の機関の休日でもある。
ということで、沖縄県外の人は知らないかも知れませんが、(東京に住んでいる私も知りませんでした!)沖縄県では休日に指定されている大切な戦没者を慰霊の日なんですね。
そのため、今回の参議院選挙の公示日が6月23日になってしまわないように前日の6月22日に変更したのだとか・・・
公示の作業を担当するのは選挙区では各都道府県の選挙管理委員会。沖縄慰霊の日では沖縄県の市町村などの公的機関が休日となってしまうので、選挙管理委員会もお休みになってしまう。それを無理に作業させようとすると沖縄に対する差別にもなってしまうわけ。
だから、沖縄慰霊の日をさけて公示となります。前日の6月22日した理由は、次の日の6月24日にすると、選挙期間の17日が足りなくなってしまうから。苦肉の策で前日の6月22日にしたようですね。
また沖縄慰霊の日ということで式典も開かれるだろうし、式典が開かれれば政府関係者や国会議員は来賓として呼ばれたりしますよね?そういう忙しい日をさけるという意味あいもあったのではないかと思います。
さあ、選挙戦がスタートします。選挙区、比例の立候補の方々がんばってくださいね!