魔道祖師と陳情令の違いについて知りたいですか？
本記事では原作、アニメ、ドラマ、漫画、ラジオドラマの内容についてご紹介しています。
魔道祖師と陳情令の違いについて興味がある方はぜひご覧ください。
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Contents
魔道祖師と陳情令の違いは？タイトルの違いはなぜ？
魔道祖師と陳情令。どちらもタイトルの名称なのですが、
魔道祖師 ⇒⇒⇒ ＷＥＢ小説、アニメ、漫画、ラジオドラマのタイトル
陳情令 ⇒⇒⇒ ＷＥＢ小説『魔道祖師』を原作としたドラマのタイトル
なんです。
魔道祖師はアニメ、漫画、ラジオドラマとなっていますが、原作はどれも墨香銅臭によるＷＥＢ小説『魔道祖師』です。
原作の『魔道祖師』は2015年から中国のWEBサイト「普江文学城」にて連載されたBL小説です。これで人気が出て、TVアニメになったり、漫画になったり、ラジオドラマになったりしたんですね。
原作の『魔道祖師』は2021年5月に日本語版が登場しています。
全部で4巻あります。BL要素が出てくるのは1巻の終わりくらいからです。うふふっ↓ ↓ ↓ ↓
というわけで魔道祖師と陳情令はまあ同じものと考えてよさそうです。厳密に言うとドラマのタイトルだけが「陳情令」でその他は魔道祖師です。
なぜドラマのタイトルが魔道祖師ではなくて陳情令となったのかは謎です。
私が推測するに、もしドラマも魔道祖師だった場合、「ドラマの魔道祖師」を調べたくてグーグルなどの検索窓に魔道祖師と入れても、原作のWEB小説や漫画、アニメの情報が上位に出てきてしまって、肝心の「ドラマの魔道祖師」の情報が上位に出てきにくからなのかなって思っています。
魔道祖師とは？その意味とは？
次に魔道祖師って一体どんな意味なのっていう方のために解説をしていきたいと思います。
魔道祖師というのは、「魔道＋祖師」ですね。魔道というのは「魔の道」です。ここでいう魔道というのは正道ではない邪道のことです。正道というのは「剣の道をきわめて悪をくじき弱きものを助けること」をいいます。
しかし邪道というのは剣の道によらないで道をきわめることです。つまり剣の道、つまり仙門で修業することはとてもつらくて時間も長くかかります。修行に耐え切れなくなったり、山を出てしまう者もいます。
一方で邪道というのは、詭道ともいい誰でも簡単にきわめることができるものです。だから修業が足りてないものだったり、元々素質がないものでも邪道をきわめればチカラを持つことができます。多くのものが邪道に進んでいきました。
しかし邪道はその名の通り悪の力を借りることですので、制御できなくなったり身を亡ぼすことにもつながります。
そんな中邪道をきわめたのが魏無羨です。そのため、彼は「邪道をきわめたもの」という名の魔道祖師という尊称を贈られたのです。祖師というのは「先生」とか「尊師」という意味ですね。
なぜドラマは魔道祖師ではなく陳情令？陳情令ってどういう意味！？
じゃあ、陳情令ってどういう意味なんでしょうか？
陳情令のタイトルは、魏無羨が持っている笛の名前が「陳情」ということもありますが、陳情という意味は「言葉にならない情を訴えること」です。それなので魏無羨が過去において夷陵老祖として恐れられ、嫌われ敵視され討伐されたこと。現在において最高の知己・藍曦臣を得てそばに一緒にいることができる幸せ。
これらの感情を表すには「陳情」という言葉がぴったりだと思います。また「令」というのは「命令の令」そして「命令を出すお札」のことですね。皇帝からの直接命令を受けたものは玉牌というお札を使って人を動かすことができました。
魏無羨は陰虎符を作りましたが、虎符というのは昔の中国では将軍が持っている兵馬を動かすことができるお札です。魏無羨が作った陰虎符は死んだ人を傀儡のようにして自分の思う通りに動かすことができる札ですね。
だから死人を使うから「陰」そしてそれに号令をかけることができるので「虎符」です。そう考えると陳情令というのは、陰虎符とイコールの意味なのかなっとも思いました。
陳情令の英語は？
こんな意味合いを持つ陳情令ですが、英語のタイトルが付いているのを知っていましたか？
それは「THE UNTAMED」です。UNTAMEDは「〈動物が〉飼いならされていない、〈人が〉抑制されていない、自由な」という意味です。
つまりこれって魏無羨の性格のことを表していますね。それにTHEが付いているので、「飼いならされていない人、抑制されていない自由な人ということ」です。
自由奔放に生きていた魏無羨のことを表していますね。そう考えるともともとのタイトルの陳情令と英語のタイトルって乖離がありますね。これをどう考えるかですが、まあそういうこともあるよねってことで放置しておきましょう。
魔道祖師と陳情令の違いは？原作とドラマの違いは？
ということで、原作のWEB小説『魔道祖師』とドラマ「陳情令」の違いについてご紹介していきましょう。
大きな物語の流れは基本的に一緒です。大きく異なっているのは３つありますね。
大きな設定の違いは
１，陰鉄の存在
２，BL要素
３，過去と現在の交錯
です。
陰鉄の存在
原作の『魔道祖師』では陰鉄は出てきません。しかしドラマ「陳情令」には出てきます。
魏無羨が鍛錬したという陰虎符は両方とも出てきます。
原作の『魔道祖師』では魏無羨が陰虎符を作り温寧などを操ったことになっています。始めて詭道を極めた人間として、魏無羨はやり方が非道として非難を浴びて、仙門百家から非難を受けます。
しかしドラマでは陰鉄というものがそもそも存在していて温若寒が陰鉄を集めていました。そしてそのチカラから傀儡を操っていましたね。その後に魏無羨が玄武の体から抜いた剣で陰虎符を鍛錬したということになっていました。
そう考えるとドラマでは陰鉄というものがまずあって、過去に誰かが作ったということになりますね。それが藍氏の祖先の藍氏の唯一の女性宗主・藍翼です。
そして陰鉄のかけらが悪い人の手に渡らないように欠けらを集めて寒〇洞に封印してほしいと頼みます。そしてドラマでは隕鉄を求めて魏無羨と藍忘機が旅をすることになります。
そう考えると、陰鉄を作り出した藍翼が詭道に進んだと言われなかったことが謎でもあります。
BL要素
原作の『魔道祖師』はＢＬ小説です。かなりビックリするような表現も使われていてアニメやドラマ「陳情令」を先に見ていた人は唖然としてしまうかも。
原作の『魔道祖師』のＢＬ要素をドラマ「陳情令」では男の友情をテーマに物語が進んでいきます。このあたりが大きな違いですね。
原作の『魔道祖師』は過去の魏無羨は自由奔放やりたい放題のいたずらっ子です。そして魏無羨のことを快く思っていない藍忘機。過去では二人は相容れない存在です。魏無羨は藍忘機から嫌われてる、目を付けられていると思っていますし、二人が会話する場面もありません。
しかしドラマ「陳情令」では雲深不知処で一緒に座学を受けて、仲良くなる感じです。魏無羨が藍忘機に声をかけていますが、何かと構ってくる魏無羨に藍忘機は気がない素振りを見せつつもちょっとは関心がある様子でした。
現在になって原作の『魔道祖師』では二人のＢＬ要素が高まります。同じ床で重なりあって寝たりとか！お姫様抱っことか！
そして魏無羨は復活してから、藍忘機に自分が魏無羨だとバレていないと思っていましたが、あるときに、藍忘機が「魏嬰（ウェイ・イン）」と呼びかけます。現在に復活してからしばらく経ってからの「魏嬰（ウェイ・イン）」と呼びかけ。この間のタメがあって、胸キュン！なかなか良い展開となりました。
ドラマ「陳情令」では大梵山のあたりで藍忘機は莫玄羽として生まれ変わった魏無羨のことを気が付いているような素振りでしたね。
過去と現在の交錯
原作の『魔道祖師』では話が現在に飛んだり過去に飛んだりして時代が交錯しているのですが、ドラマ「陳情令」では1話の始めは魏無羨がなくなるところから始まり、それから16年前の過去の話がずっと続きます。そして33話になって始めて現在に話が戻ります。
原作は長いので、過去と現在を行ったり来たりするのはいいのですが、ドラマで行ったり来たりしてしまうと着いてこれない視聴者もいそうです。
だからドラマでは限られた50話という区切りの中で過去のシーン、現在のシーンと分けて放映しているのかなって思いました。
魔道祖師と陳情令の違いは？アニメとドラマ
次にアニメ「魔道祖師」とドラマ「陳情令」の違いについてご紹介します。
どちらかというとアニメ「魔道祖師」のほうが原作に忠実な感じで、ドラマ「陳情令」とは違うなって感じました。
それでも原作の小説『魔道祖師』はBL小説ですがアニメになるとBL要素はなし！！です。
それではアニメ「魔道祖師」とドラマ「陳情令」の違いについてご紹介しましょう。
１，登場人物のかっこよさ
２，登場人物のキャラの濃さ
３，声優さんが優秀
について解説していきます。
登場人物のかっこよさ
まず魔道祖師と陳情令に出てくるキャラはほぼかぶっていますので、出てくるキャラはほぼ同じと考えてOKです。
次に主人公の魏無羨は美男子ですがアニメ「魔道祖師」ではそこまでかっこよく描かれていませんね。しかしドラマでは肖戦（シャオ・ジャン）が演じているので、メチャクチャかっこいいです。原作やアニメからドラマを見た人からすると、これはなかりの誤算です。
https://www.m-style.info/2022/02/21/xiao-zhan/
ドラマ「陳情令」では主人公の魏無羨が無駄にかっこよくね！？
次に藍忘機、藍曦臣はアニメでもかっこよく、美しく描かれています。立ち居ふるまいも美しく、そして顔も綺麗、かっこいい！という風に。仙門の人気ランキングで1位は藍曦臣、2位は藍忘機ですので、それもうなずけるほどのかっこよさです。
これがドラマとなると藍忘機が王一博（ワン・イーボー）、藍曦臣を劉海寛（リウ・ハイクアン）が演じることになります。王一博（ワン・イーボー）のクールビューティの美しさはとても際立っていましたが、劉海寛（リウ・ハイクアン）が演じる藍曦臣は出番が少なかったのもあってそれほど存在感を見せつけることが出来なかった印象です。
王一博（ワン・イーボー）主演の2021年ドラマがWOWOWで日本上陸しますよ！
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実際に劉海寛（リウ・ハイクアン）も顔面偏差値1位の藍曦臣を演じることはプレッシャーだと言っていました。もうちょっと藍曦臣の性格の良さが出るような、皆の太陽という人物になるように演出をしてほしかったな～～と思います。
できれば江澄と同じくらい出番があれば・・・
登場人物のキャラの濃さ
次に登場人物のキャラの濃さについてご紹介していきます。
やはり原作やアニメのほうが登場人物のキャラが濃いなって思いました。ドラマだとなんだかすべてのキャラがマイルドになってしまって憎めない存在になっていました。
主人公の魏無羨は肖戦（シャオ・ジャン）が演じていたので、自由奔放にしていてどんな悪さやいたずらをしていても見ていて許せちゃう笑
そして金子軒は江厭離との縁談に気乗りがしない様子ですが、ドラマでは金麟台に蓮を植えて江厭離のために小さな蓮花塢を作ろうとしますね。いいやつジャン！！
温晁すごく嫌なキャラですが、ドラマになると最後は可愛そうなくらいに髪の毛は抜けてしまって同情を誘います。温晁の妻の王霊嬌はアニメでは色仕掛けで妻の座についたというだけあって胸の大きな女性ですが、ドラマではそこまで胸を出した衣装ではありませんでしたね。
極悪非道の薛洋でさえ、かっこいい俳優さんが演じると悪者に見えないですね・・・
ドラマ「陳情令」はどの俳優さんもかっこよくて、よくぞこれだけのイケメンを集めてくれた！という目の保養、眼福なドラマです。どんなイヤな役どころでも素敵な俳優さんが演じるとなんでも許されてしまうっていう。かっこいい人はお得ですね・・・
声優さんが優秀
次に気になったのがアニメの日本語吹き替えの声優さんが上手ということ。これはアニメや海外ドラマの吹き替えにも言えることですが、日本の声優さんの感情の出し方がとても上手です。
私はドラマ「陳情令」は中国語で日本語の字幕スーパーで見ています。なので声優さんが上手だな～って思いましたが、WOWOWでは2022年4月からドラマ「陳情令」を日本語吹き替えでやるんですよね。
しかも！アニメと同じ声優さんがやるんですよ！だからすごーく期待しています。
アニメと同じ声優さんが担当すれば違和感もありませんし、あの肖戦（シャオ・ジャン）や王一博（ワン・イーボー）の声が日本語になるなんて！これは見るしかありませんね。
とっても期待しています。
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