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管理人日記

『正体』ドラマ化でキャスト亀梨和也!感想ネタバレ、原作との違いは?

亀梨和也WOWOW初主演ドラマ『正体』について知りたいですか?

本記事では感想、ネタバレを中心に原作との違いなんかもご紹介していきたいと思います。

亀梨和也WOWOW初主演ドラマ『正体』について興味がある方はぜひご覧ください。

亀梨和也WOWOWドラマ初登場

ジャニーズ事務所所属の人気グループ、KAT-TUNのメンバーでもある亀梨和也氏
WOWOWドラマ初登場・初主演のドラマ『正体』が3月12日(土)22時より放送されます。

亀梨和也氏は2005年放送の『ごくせん』第2シリーズにメイン生徒役として出演したことが切っ掛けで大ブレイク。
その後も、歌や俳優、CMなどで活躍の場を広げ、最近ではバラエティー番組のMCなども経験しております。

その亀梨氏が、WOWOWドラマに初主演で登場します。

過去のWOWOWドラマの作品を眺めますと、演技派俳優が名前を連ねております。

今回は、その中に亀梨氏も並ぶことになりました。

ドラマや映画で培ってきた演技力が試されることになります。

民放地上波のドラマにジャニーズ俳優が出演しますと
目立つ役どころや、キラキラした役どころが多いのですが
WOWOWドラマにおいては、ジャニーズ勢とはいえ
地味で演技力の必要な役どころが特徴的です。

今回亀梨氏が主演する『正体』も、冤罪を背負って
姿を変化しながら逃亡する逃亡者という難しい役どころを演じます。

亀梨和也WOWOW初主演ドラマ『正体』の各話ネタバレ感想

『正体』原作ネタバレ

今回亀梨氏の主演するドラマの原作は
2020年刊行の、染井為人著『正体』(光文社)です。

主人公となる鏑木慶一は、冤罪で死刑判決を受け、無罪を証明するために脱獄。
名前を顔を変え、行く先々で人を助けながらも、真実を掴もうとする物語です。

この小説の特徴は、鏑木目線の描写が一つもないのです。

行く先々のエピソードで登場する人物目線で物語が進んでいきます。

脱獄1日目のエピソード 酒井舞

高校を卒業して、東京の美容学校へ通う酒井舞の姿が描かれます。

新しい門出を一ヶ月後に向かえたその日のニュースでは
殺人犯・鏑木慶一の脱獄を伝える内容が流れています。

この章はプロローグで、鏑木の脱走を伝えることをメインにしておりますが、
ここで紹介される酒井舞は、最後のエピソードの主役です。

脱獄455日目のエピソード 四方田保

老人介護施設アオバに、桜井翔司が面接に来て採用されるところが描かれます。
アオバには若年性アルツハイマーの井尾由子が入所しています。

井尾由子の子供夫婦は殺された。
その犯人が鏑木でした。

そして、この面接に来る桜井が、変装している鏑木なのです

アオバは、最後のエピソードに出てくる場所です。

脱獄33日目のエピソード 野々村和也

宿泊施設つきの工事現場で働く野々村だが、一緒に働いていた平田が現場で怪我をする。
しかし平田は保険にも入っていなければ金もない。
平田を雇っている牛久保土木は、従業員を保険にも入れていない。
野々村は、平田の怪我の費用についてなんとかならないか牛久保土木に交渉に行くが足蹴にされる。
その際に、別の会社の社員に暴力まで振るわれてしまう。

野々村が警察に行こうとすると、一緒に働いているベンゾーと呼ばれている若者が
それはやめた方がいいと止める。
ベンゾーはその代り、牛久保土木と交渉して、示談金として
野々村に10万円、平田に10万円を貰ってくる。

この交渉の素晴らしさに、野々村はベンゾーと仲良くなりたいと近づくが
必ず一定の距離を保つベンゾー

そしてあるとき野々村は、テレビで脱走犯鏑木のニュースをみる。

ベンゾーは鏑木かもと疑りはじめ、いろいろと調べていくうちに
本物ではないかと確信する。

野々村は鏑木に確認しようとして呼び出すができなかった。

その時を境に、ベンゾーは消えてしまった。

脱獄から117日目のエピソード 安藤沙耶香

ネットニュースメディアで働く沙耶香は、仕事でライターの管理をしている。
ライターとは定期的に顔を合わせているのだが、初顔のライター・那須隆士と顔合わせをする。

仕事が終わり、沙耶香が会社から出ると、那須と会う。
那須は大きなトランクを抱えている。
行く場所がないならうちに来ればと、沙耶香は軽く言ったつもりだが
那須は沙耶香の自宅で寝泊まりすることになった。

沙耶香は、不倫した男性と一緒に住んでいた過去があったが
先方の妻が出てきて修羅場となった。
男とは別れたが、部屋はそのままなので、那須の泊まる場所はあった。

沙耶香の心の中にあった不倫の傷を、那須の存在が埋めてくれるようになった。

二人は毎晩一緒に海外ドラマを見ていた。

今夜で最後の一話という時に、刑事が家を訪ねてくる。

沙耶香は、那須の行動などから、もしかしたらと感じてはいたが
本人にも言わなかった。

刑事から那須を隠すために、悪戦苦闘するが那須は刑事に見つかる
しかし那須はその場からうまく逃げることに成功する

脱獄から283日目のエピソード 渡辺淳二

渡辺は弁護士であったが、電車の中で痴漢の冤罪をかけられ、
その様子を動画で拡散されたことから仕事を追われ
スキー場近くの旅館で、住み込みのバイトで働いていた。

しかしバイトの仲間内で、痴漢の冤罪の動画が拡散されてしまう。

皆から無視され、自殺を考えた渡辺であったが、それを止めたのが
袴田というバイトであった。

その後、旅館内でお金の盗難騒ぎがおこった。
警察を呼ぶことになったら、袴田は消えた。
犯人は袴田であったのであろうと皆は思った。
しかし犯人は別に人間であったことが発覚。

では、何故袴田は消えたのか?

後に、袴田が鏑木であった事を渡辺も知ることになる。

脱獄から365日目のエピソード 近藤節枝

節枝はパン工場でパートをしている。
パート仲間の浩子からある秘密をうける。
浩子の妹は、若年性アルツハイマーで
息子が鏑木に殺されているということを。

パートの信代から、節枝と浩子は
救心会という宗教に誘われる。
そして救心会の会場で久間という男性に出会う。

久間の母も若年性アルツハイマーということで浩子と話が合い
一緒にパン工場で働くことになった。

久間は、母と同じだということで
浩子に妹・井尾由子のことを聞きまくっていた。

ある時、節枝は振り込み詐欺に騙されてしまった。
しかし振り込み詐欺に関わっていたのは救心会。
それを暴いたのは久間であった。

その出来事を境に久間は姿を消した。

脱獄から488日目のエピソード 酒井舞

美容学校を中退した舞は、地元に戻ってきて介護施設のアオバで
働き始めたばかりのところであった。

舞は桜井に惚れていた。

しかし舞は夜勤の時に桜井の不思議な行動を目にしてしまう。

深夜なのに、桜井は井尾由子の部屋で、過去の記憶について話しているのである。
なにかを思い出さそうとしているのである。

舞は、桜井は鏑木ではと疑いはじめた。
調べれば調べるほど、怪しいことがわかる。

警察も、桜井が鏑木であることを突き止め
アオバに警察が入ってくる。

桜井は、舞を人質にとり、井尾由子と話をさせろと警察に要求する。
桜井は施設に立てこもるが、そこで舞に真実を話す。

鏑木は犯人ではない。
ただ、殺害現場となった家の近くを歩いていたら悲鳴が聞こえ
その家の中に入ってしまった。
そこで指紋などが凶器についてしまった。

そして家にいた若年性アルツハイマーの井尾由子が
鏑木を犯人と言ってしまい、無実の罪で捕まってしまったのだという。

結局、桜井は立てこもっていたが、突入してきた警察に殺されてしまった。

その後、時は経ち、舞の元にアオバの四方田保が来る。

四方田保に案内された場所に行くと、
鏑木が逃亡中に助けた面々
野々村、沙耶香、渡辺、節枝がいた。

鏑木は亡くなったが、殺人犯のままにしておくわけはいかないと
真実を語りながら、国民を味方にしていく動きをしていることを知る。

そして舞もその仲間に加わり、井尾由子の
鏑木でなかったかもしれないという証言を取りつけた。

そして最後は裁判でひっくり返るのであった。

第1話 ネタバレ

原作との相違点

鏑木の脱獄ニュースが流れているのは
原作では、酒井舞が高校を卒業して、東京の美容学校へ通うところでしたが
ドラマでの酒井舞は、既にグループホームアオバで働いている設定でした。

土木現場では、遠藤という名で働く鏑木ですが
原作ではベンゾーとの仇名で呼ばれていましたが
ドラマでは遠藤と呼ばれていました。

遠藤(鏑木)が、浮浪者にお金を掴ませて興信所にまでいかせて調べたかった女性の名前が
原作では、笹原浩子。目撃者井尾由子の姉でした。
しかしドラマでは、井尾由子本人を探す設定となっておりました。

視聴者の感想は

ツイッターで投稿の感想を眺めますと
亀梨君の演技のうまさを絶賛している投稿が多かったですね。

鏑木が遠藤という人間に成りすますのも
亀梨君が遠藤を演じるのではなく
亀梨君演じる鏑木が、遠藤を演じなくてはいけないのです。

そんな難しい演技も、見事にこなした亀梨君を絶賛する投稿が多かったですね。

また、遠藤(鏑木)が働く土木会社がブラックすぎるという投稿も多かったですね。
仕事中に怪我人を出しておきながら、会社が知らぬ存ぜぬは不味いでしょうというコメントが多数みられましたね。

考察

今話の最後は、安藤沙耶香との出会いで終わりました。

原作では、二人は恋に落ち、悲しい別れが待っているのですが
ドラマではどう描いてくれるのかが楽しみです。

第2話 ネタバレ

原作との相違点

鏑木が変装する那須が泊まる沙耶香の部屋ですが
原作では1LDKの賃貸マンションであったのに
ドラマでは一軒家、亡くなった両親の家に一人で住んでいる設定でしたね。

原作にあったけど削られていた部分は
鏑木と沙耶香で一緒に海外ドラマのDVDを観るシーン。
今夜は最後の一話をみる、というところで
警察に入られて切ない最後を演出してくれました。

逆に原作になかったシーンは、那須の外出です。
原作では一切外に出ない那須ですが、
ドラマでは外出します。

その外出の際に、自殺しようとする元弁護士の渡辺を止めるエピソードが入ります。
那須は、渡辺から痴漢冤罪の話を聞き、WEBメディアの会社に勤める沙耶香に
取材してもらうように頼みます。
ここの部分はドラマオリジナルですね。

原作では、『脱獄から二八三日』スキー宿のエピソードで登場するのですが
このエピソードは丸々消えて、渡辺は沙耶香とのエピソードに登場しました。

渡辺が、「冤罪を助ける運動をしていきたい」と話すとき
那須(鏑木)が自分の正体を言いたいのだが言えないシーンが心に残りましたね。

沙耶香と暮らしていると、警察が沙耶香の家に鏑木がいることを察知して家に上がり込んできます。
この時原作では、那須は洗濯機に隠れるのですが、
ドラマではクローゼットでした。
さすがに亀梨氏が洗濯機に入るのは厳しいですよね。

感想・考察

今回は那須(鏑木)と沙耶香の恋愛編でしたね。

鏑木演じる亀梨氏にとって「ブリーチしたのも10年ぶり」と発言する金髪姿。

そして沙耶香宅で、エプロンをつけて料理しながら「おかえりなさい」と声をかける姿は
亀梨ファンにとってはたまらない映像かもしれませんね。

最後には沙耶香の妄想で、エプロン亀梨が
色々な料理を作るバージョンが出てきたので
監督は狙ったのかなと思わざるをえませんね。

さて次回は、救心会のエピソード。
鏑木が犯人とされる事件の目撃者・井尾由子の姉である浩子に接触するシーンになります。
楽しみですね

第3話 ネタバレ

原作との相違点

鏑木は久間として救心会に入会して井尾由子の妹、笹原浩子に近づきます。
ドラマでは、救心会の管理している個人情報から
井尾由子の入居している施設が『アオバ』であることを知ります。
しかし原作では、そのくだりはありませんでした。

節枝がオレオレ詐欺にあい、久間が救心会の実態を調べるところまでは原作と同じです。
しかし原作ではそこでお終い。ドラマでは、久間が渡辺を紹介して、節枝は渡辺に相談に行きます。

鏑木は桜井としてアオバのスタッフになります。
原作では桜井が先輩、舞が後輩でしたが
ドラマでは逆でしたね
桜井が後輩、舞が先輩となっておりました。

感想・考察

パン工場、救心会のくだりは、ほとんど原作と同じでしたね。

さて次回が最終回になりますが
予告編では鏑木が裁判を受けている絵がありました。

原作では鏑木は警察に撃ち殺されるのですが
もしかしたらドラマでは、鏑木が死なない設定になるのかもしれませんね。

第4話 ネタバレ

原作との相違点

今回は、舞が桜井を疑いはじめ、桜木が鏑木だと確信を持つ。
上司に相談すると、上司が警察に通報して、刑事がアオバに乗り込んでくる。
鏑木は舞を人質にとって立て籠もる。

ここまでは、ほぼ原作通りでしたね。
原作では、ここで鏑木は撃たれて亡くなってしまいます。
亡くなったとはいえ、過去に鏑木に助けられた
渡辺や沙耶香たちが立ち上がって法廷を開き無罪を勝ち取りました。

しかしドラマでは、鏑木は撃たれるのですが
怪我を負って意識不明の重体で搬送されます。
渡辺を中心として、沙耶香や野々村、節枝が集まり
そこに舞も合流します。

鏑木は意識を取り戻すが、判決を覆せないと諦めている。

舞が井尾由子の元へ出向き、鏑木でない証拠を聞く。
渡辺と沙耶香は、真犯人と接触する。
それぞれが証拠を集めます。

そして、鏑木の目の前で無罪の判決が出ます

感想・考察

原作では、鏑木は亡くなりますが、
WOWOWドラマでは亡くなりませんでした。
私も原作を読みながらも、最後は亡くなってほしくなかったと思っていたので
ドラマの亡くならない設定は嬉しかったです。

WOWOWドラマって、ドラマにする際に、原作の最後を少し変えて
よりよいものにしてしまうんですよね。

とりあえず、円満解決になったよかったです。

3月12日(土)22時より、亀梨和也主演で『正体』がWOWOWオリジナルドラマとして放映されていましたが、遂に終了しました。

再放送でも初回は無料放送となっております。

WOWOW初月トライアルなどを利用すれば、1ヶ月は無料で閲覧する事も可能です。

是非、WOWOWを契約して、WOWOWオリジナルドラマを楽しんでください。

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