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中国ドラマ・華流

長歌行のキャスト相関図は?あらすじネタバレは感想とキスシーンを結末まで!

中国ドラマ「長歌行(ちょうかこう)」が日本上陸!キャストはディリラバ、ウーレイ、チャオ・ルースー、リウ・ユーニン、ファン・イールン、リウ・ハイクアンなどの旬な若手俳優が集結しているだけあって見ごたえがありますよね。

あらすじネタバレを中心に、感想やラブシーンやキスシーンの詳細を結末までドドッとご紹介していきたいと思います。

本記事では「長歌行(ちょうかこう)」の

  • あらすじ
  • ネタバレ
  • 感想
  • ラブシーンやキスシーンの詳細
  • 結末

についてご紹介しています。ぜひご覧ください。

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Contents

ディリラバ主演「長歌行」のキャスト

李長歌 ディリラバ

唐の皇太子・李建成の娘。玄武門の変で一家が○害される。一人だけ生き残った長歌は再起を図るために長安を出て、父の知り合いを訪ねて回る。そして北の幽州で阿詩勒部との戦いに敗れて、阿詩勒隼の奴隷となる。

https://www.m-style.info/2022/02/21/dilraba/

秦準 ウー・レイ

阿詩勒部 鷹師特勤。本名は阿詩勒隼。長歌が女だと早々に分かっていたが男同士として付き合う。長歌には阿準と名を偽っていて、幽州で長歌が公孫恒の首級を差し出したときに仮面を取った敵将が阿準であった。

https://www.m-style.info/2022/02/23/wu-lei/

李楽嫣 チャオ・ルースー

李楽嫣は長歌の親友でありいとこです。玄武門の変で皇太子が○されて、第二皇子の李世民が皇太子になります。その李世民の娘が李楽嫣。公主の位を与えられて草原の阿詩勒部に嫁ぐことになっていたが、病気と偽って長安を出ていたが事件に巻き込まれて行方不明になってしまう。

https://www.m-style.info/2022/02/23/zhao-lu-si/

皓都 リウ・ユーニン

第二皇子の李世民の臣下・杜如晦の義理の息子。感情を表にださなく、命令をただ遂行するつまらない?男、クールな人柄。ただ最後には楽嫣と結ばれるというラッキーボーイ!!

魏叔玉 ファン・イールン

司徒郎郎 リウ・ハイクアン

長歌行の人物相関図

引用:https://www.ch-ginga.jp/detail/choukakou/

ディリラバ主演「長歌行」のドラマの内容とは?

ユキコ
ユキコ
いったいどんなドラマなの?

亡命した郡主(女性)を中心として自分を排除したものへの復讐と郡主の愛の行方を丁寧に描くドラマとなっています。

本作は中国の雑誌と、日本のウルトラジャンプで連載されていた夏達による同名マンガをもとに、亡命した郡主の復讐と愛の行方を描くアクション・ラブロマンス史劇。主人公は唐代初期に玄武門の変から生き残った皇太子、李建成の娘・李長歌だ。朝廷から追われる長歌は少年の姿をし、復讐を果たすために救援を求め幽州へと向かう。途中で秦準と名乗る男と出会い、互いに素性を疑いつつも次第に信頼し合う関係に。一方、長歌の逮捕を命じられた禁軍頭領・皓都は苛烈な追跡を繰り広げていたが、長歌の従妹・李楽嫣による必死の牽制によって計画が狂っていく。 ディリラバが李長歌を演じ、「琅邪榜 ~麒麟の才子、風雲起こす~」のウー・レイが秦準、「山河令」の主題歌を担当したことなどで知られるリウ・ユーニンが皓都、「花の都に虎(とら)われて~The Romance of Tiger and Rose~」のチャオ・ルースーが李楽嫣に扮した。そのほかファン・イールン、リウ・ハイクアンもキャストに名を連ねている。 なお本作のオンエアを記念し、11月1日よりWOWOWオンデマンドでディリラバ特集を実施。彼女が出演した全48話の「麗姫と始皇帝~月下の誓い~」と全52話の「如歌~百年の誓い~」の配信がスタートする。

管理人アキ
管理人アキ
一言でいうならアクション・ロマンス時代劇です。

ディリラバ主演「長歌行」の時代背景

ユキコ
ユキコ
時代背景は?いつの時代の物語!?

中国の唐の時代の物語。ということで中国が最も輝いていて世界都市として君臨していた時代の物語ということで、衣装や建物、小道具などがどれだけ豪華なものになるかにも期待をしたいです。

1話 東宮の郎君

唐の時代の初期、都の長安では、北西の草原の阿詩勒部より特勤の阿詩勒隼が潜入して偵察活動を行っていた。物売りなどに身をやつしてそれぞれが情報を集めて阿詩勒隼に報告していたのだ。

そんな折、、阿詩勒隼は長安の繁華街で太子府の兵の馬にひかれそうになったところをひとりの郎君に助けてもらう。それが皇太子・李健成(東宮)の娘の李長歌だった。長歌は男装をして街にでて自由に暮らしていた。

しかし屋敷に戻ったときに母から明日は外出しないように注意される。なぜ母の瑾夫人が外出しないようにと告げたのかというと、阿詩勒部との古い約束があったからだ。唐は曾祖父の代に阿詩勒部と婚姻を約束をしていて、今回それが持ち出されるかも知れず、長歌に白羽の矢が当たるのを恐れたからである。

しかし明日には阿詩勒部の使者と唐の若者との間で蹴鞠試合があると知り、いとこの李楽嫣(長歌からすると父・皇太子の弟の娘)を誘って見に行こうと誘う。蹴鞠試合には李楽嫣は魏叔玉に心惹かれていることを知り、一緒に行くことに決めてしまうのだった。

蹴鞠試合は唐が魏叔玉が負傷してしまい、その代わりに長歌が出場してしまう。そして唐が勝つのだった。勝った褒美として長歌は阿詩勒部の宝剣を賜ることになる。

長歌は弘義宮(秦王府)に行き叔父に李世民に賜った宝剣を贈り物として手渡す。7歳のころより李世民に剣術の手ほどきを受けて、兵法も習っていたのでそのお礼として。

蹴鞠試合で阿詩勒部の主戦力として動いたのは阿詩勒隼だった。阿詩勒隼は使者には予定通り明日、長安を発つように言い、自分は長安で引き続き偵察をするというのだった。

感想

第一話の始まりはとても優れています。李長歌は兵に追われてある川のほとりまできます。そこには古い橋がかかっています。この橋を渡らないと兵につかまってしまいます。兵は「李長歌、罪を認めて投降しろ」と言われるのですが、長歌は馬の手綱を引き、橋を渡る決意をします。そして橋もろとも長歌は谷底の川に落とされてしまいます。そしてディリラバの姿が原作の漫画になって、川に落とされて流されていく・・・というものです。

物語のはじめから、ドキドキさせられるし、原作の漫画が入りこんでくることも優れているなって思いました。

あとは今後のキーパーソンとなる阿詩勒隼との出会いの場面ですね。太子府の兵ともめごとを起こした阿詩勒隼たちは、朗君姿の長歌に救われます。そんなちょっとした出会いが今後どのような展開になっていくのか興味がそそられるところですね。

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2話 亡き母への誓い

李長歌は蹴鞠の試合で大活躍をして得意気だったが母の瑾夫人には怒られてしまう。そこでしばらく辟雍堂に行くことを命じる。母の様子がおかしいと感じていても馬車に乗って出立する長歌。

一方、太史局では天象の異変が起きたこと見て知った李淳風が参内を急いでいた。

しかしやはり母の様子が気にかかり馬車から抜け出し、東宮に戻る。そこには誰もいない、そして血が・・・。玄武門の変が起きたのだった。母が気になり母の住まいに向かう長歌。

そして母の住まいから出てきたのは叔父の秦王・李世民だった。中に入るとみたのは母の〇体だった。何が起きたのか分からない長歌だったがそこに母の侍女が来る、そして東宮の護衛兵の常何が来た。が、侍女は常何に向かって「裏切者」というのだった。事情が分かった長歌は秦王・李世民が残していった阿詩勒部の宝剣を手にして、東宮からやっと抜け出すことができた。

長歌は行くあてもなく、長安の街の品香斎という点心の店にもぐりこむ。母が別れ際に作ってくれた点心のことを思いながら店の点心を食べていると、少年がやってきて点心を盗み食いした。そして大人がやってきたので長歌は少年の手を引き一緒に隠れるのだった。少年は阿竇と言い、阿竇の口から東宮の妃が栄恩寺に安置されていると聞き、行くことを決意。

手には品香斎の点心を持ち、点心に眠り薬を塗って兵に食べさせ、栄恩寺の本殿に入るのだった。そこにはやはり母・瑾夫人が安置されていた。そこには父のなきがらもなく、一人で寂しく眠っている母を見ると涙がでてくる長歌。

そして母には「恨むな」と忠告されていたにもかかわらず、この恨みを果たすことを母の前で誓うのだった。

感想

いきなり主人公・長歌の実家で○りくが行わて話の展開についていけいないことがありますが。要するにまとめると李長歌の父は皇太子・李健成、そして母は瑾夫人。その屋敷が弟の秦王・李世民におそわれたってことですね。秦王・李世民は長歌の剣術の師匠でもあります。その師匠が父に剣を向けたのです。長歌の心は複雑だったでしょうね。

長歌は母が機転を利かせて外に出してくれたから難を逃れることができました。「生き延びてほしい」という母の願いを果たすために長歌は困難に向かってくという物語なのでしょう。

3話 不倶戴天の敵

杜如晦は李長歌を追って品香斎を見張っていた。そこに、房玄齢をやってきて話をしているうちに品香斎の中から火の手が上がった。偶然にしてはできすぎていると如晦は感じ、房玄齢に「虎を野に放つのですか?」という。房玄齢はうまくかわす。

この隙に李長歌は脱出することができた。塀を超えた先に梯子(はしご)まで用意されていて誰かが長歌を逃がすために動いたようだった。阿竇は弟子にしてくれと長歌に頼むが「来れば死と隣り合わせ」と受け入れない。

李世民は「この度の逆徒は健成と元吉のみ、あとのものは不問とする」として民の信頼を集めていた。李楽嫣は長歌の行方が心配で、房先生(玄齢)に行方を聞く。このときに永安県主ではなく永安群主と言われて、世民が皇太子になったことを知る。

一方、天香閣に滞在している阿詩勒隼は「秦王(世民)は近郊の兵営へ・・・」という文を受け取っていた。計画は最後に頓挫して、軍は秦王が平定、残党には残党には大赦、一枚の伝令で軍を鎮めた。なかなか油断ならない人物だと感じていました。そして隼は幽州へ行くことにした。

長歌は街の様子を伺っていた。通化門は秦王府の兵が守ることになり、魏王府には杜如晦が訪れていた。秦王の配下になる誘いだったが、魏ちょうは病を理由に現れず、息子の魏叔玉が相手をし、魚符を受け取っていた。如晦は魚符があれば太子府の人間 宮門にも入れて、太子にも会える、そして皓都と仲良くするようにと誘うのだった。

それを見ていた長歌は叔玉までもが世民に寝返ったとして驚きを隠せない。その場を去ろうとすると隼とぶつかった。隼は東宮のものは帰順すれば罪に問われなく、都で警戒する必要などないものを、と不思議がっていた。

叔玉は街中で長歌を見つけ、人目につかない路地に誘い出す。長歌は世民側についた叔玉をののしる。叔玉は父の魏しょうは太子洗馬で太子とともにあったが、東宮が倒れ魏家も存亡の危機で自分がなんとか家を盛りたてないといけないと言い訳するのだった。別れ際、長歌はよろけるふりをして叔玉の魚符を奪った。

そして夜になり弘義宮に侵入し、世民と剣を交えるが、兵に捕らえられてします。長歌は世民に向かって「いずれこの刀で母を○した黒幕を〇す」と言った。世民は長歌に対して部屋で世話をするように命じる。

部屋に閉じ込められた長歌。そして同じ屋敷の中に長歌がいることを知ったは楽嫣は玄齢に知恵を貸してもらうことにした。楽嫣は長歌のいる部屋に食事を届けて逃げ出すように言う。しかし長歌は楽嫣のことも信じられない。そして楽嫣に対して「不倶戴天の敵」だと言う。親の仇の子を姉妹だと思いたくないと言ってします。長歌は楽嫣になり代わり部屋を出る。そして書房に向かった長歌は皇太子璽を持ち出す。

4話 長安脱出

皇太子と斉王が○されたことを記した軍営に届けられた文。これから生臭い香りがすることを知った皓都。関わった魚売りをさらし者にすることで犯人の様子を伺うことに。そして隼も追われることになり、街で兵に追われていた長歌とばったり会う。長歌は隼が乗っていた馬を借りると礼だけ言って去って行った。長歌は追っ手をまくことができたが大切な魚符を落としてしまう。拾った常何はそれを皓都に渡す。皓都は叔玉に長歌と会っていただろうと言い、魚符を返し、長歌を捕えることを依頼する。

ふたたび阿竇に出会った長歌。ふたりで長安をでる方法を考えたところ胡商に紛れ込むことだと知る阿竇はある胡商に行き、暗号の詩を詠(うた)うが隊員の空きがないという。他の商隊を当たろうとすると、なんとまた阿詩勒隼が胡商に化けて長安を出るところだった。そこで長歌は取引をして大切な短剣を渡すことに決めた。

通化門を通貨しようとしたときに晧都があらわれて荷を調べたが長歌は見つからず、出発することができた。長歌は城外で剣を隼に渡すと、馬を受け取り別の道を進むことになった。

魏王府では魏ちょうの元に皇太子が赴き、復職するように頼む。しかし魏ちょうは応じなかった。

壊れた橋のかかった場所までくる。罪を認めろと言われた。しかし長歌はたずなをひき、橋を渡るのだった。馬は落ち、長歌は橋に宙刷りになった。魏叔玉の放った矢が命中し、長歌は谷底に沈んでいった。

この場面は第1話のはじめのシーンと同じシーンになります。

そして城外で長歌と行動を別にしていた阿詩勒隼は川で長歌を見つける。

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5話 北の要地

李長歌は川下に流されて意識を失っていた。幽州を目指す阿詩勒隼が長歌を見つけて介抱する。その時に長歌が女だったということに気が付く。安全な場所まで移動して隼は長歌の胸に刺さった矢を抜こうとした。長歌が女だということが分かって目かくしをしながら矢を抜こうとしたところ、長歌を意識を取り戻し、隼の頬を平手打ちにする。長歌は自分で矢を抜き、薬を塗ることに。

一方、魏王府では魏叔玉がが戻ってきて父・魏ちょうに合っていた。魏ちょうは皇太子の秦王を怒らせたので自分は〇を賜ると言った。そこに皇太子から好物の芹の酢合えが届けられ、魏叔玉が止めるにも関わらず魏ちょうは食する。そこには毒は入っていなかった。

ここで魏ちょうは皇太子・秦王の広い心を知り、政敵ではあるが広く唐の国のために力を尽くすことを誓う、(つまり皇太子側に仕えること)

長歌と隼は酒を飲みながらお互いに名前を名乗った。隼は姓は秦、名は準で阿準、長歌は姓は李、14番目の子なので十四郎と言った。

弘義宮では皇太子の娘・李らくえんが永安郡主から永安公主となる詔を受けていた。杜府では杜如晦が浮かない顔をしているのを皓都は心配していた。長歌が生きている限り禍根は尽きないという。如晦は皓都に向かって魏叔玉を見張るように言う。いずれ長歌が接触を試みるはずなのでそのときに皇太子璽を奪うように言う。

長歌は長安の石碑の前で阿竇と出会う。長歌は阿竇を正式に弟子にした。そして北の幽州に向かい、長歌の父(なくなった皇太子)と昵懇だった幽州都督の李えんを頼って兵を集めるつもりだという。

魏王府では秦王が再度、会いに来ていた。そして先日の詫びをいれ、茶を飲みながら語り合った。そしてらくえんの婚姻(阿詩勒部に嫁ぐ)について1つ考えがると策を授ける。らくえんは奇病を患ったことにより、洛陽で静養をすることに。そして洛陽までの護衛に魏叔玉を付けた。

幽州の城門では隼の配下たちが兵に連行された。隼は先に幽州についており、長歌も幽州に到着し、同じ宿に泊まることになった。隼は都督を監視するように命じる。

えんらくを洛陽に送っていた叔玉を皓都が追ってきて皇太子の命を伝える。叔玉は長安特使に任じられ幽州行きを命じられた。皓都が配下の者に長歌を見つけたら〇すように、叔玉が阻むようだった叔玉も〇するように命じていた。それをえんらくは聞いてしまった。

隼も都督を見張るようにいい、皓都も都督の李えんを長安に連れていく役目を担い、長歌も李えんに会いにいく・・・誰が一番先に李えんと接触できるのか、見ものですね。

6話 物言わぬ旧臣

長歌は街に出て酒を飲んでいた兵たちに食事をもって近づき、兵の中に従兄がいないかと探りをいれる。兵たちは4日の事件から他の将領たちは都に祝辞を送っているのに対して、幽州の都督の李えんは沈黙を守っている。だからもし逆心があることがわかれば李えんも幽州軍も道連れになるだろうと言うのだった。

幽州に出立する叔玉と皓都。心配になったらくえんは荷物の荷台に転がり込み幽州に向かうのだった。

幽州の将軍・王君廓に鉄鉱石を見つけられてしまった阿詩勒隼の配下は王君廓に事情を聞かれていた。そしてこのような上質な鉄鉱石をもっと手に入れられるかと取引を持ちかけられていた。200石もの大量の鉄鋼石を。

都督府からでてくる配下を物陰から見守る隼。そして歩き始めたところを長歌とぶつかる。街中を通り宿に帰るが奇遇にも同じ宿。お互いに腐れ縁を感じる。

宿に戻った隼は部下から話を聞き、今夜自分が王君廓に会いに行くことにした。長歌は阿竇に紙と筆を用意するように頼み、長歌は李えんあてに文を書き皇太子璽を押してかけに出た。

一方、荷物にもぐりこんだらくえんは見つかってしまい、一緒に幽州に行くことになった。らくえんは皓都が言っていたことを叔玉に伝えて気を付けるように言う。

夜になり城外の草庵に向かう隼たち。そこには王君廓の兵が弓を引いて待っていた。しかし荷台は空だった。しかし隼は王将軍と以前に会ったことがあった。王将軍の身を守るために隼はある提案を持ちかけた。隼は阿詩勒部が後押しするので投降するように伝える。隼の配下は可汗への報告を阿詩勒渉爾取られてしまう。

長歌は宿の屋根に登り月を眺めていた。そこに隼が来て二人で語り合う。長歌は帰ろうと歩きだしたところ足を滑らせ、隼が手を取り、二人は抱き合いながら屋根を転がり、隼が先に着地し落ちてきた長歌を受け止める。

杜如晦は皇太子に呼ばれて長歌の行方を聞かれた。皇太子は生かして捕らえるようにいうが、如晦は公私混同しないようにと皇太子に決断を迫る。

決行の日、長歌は宿を出るが、隼は長歌を尾行してきた。長歌は李えんに面会を求め、東宮の牌を渡す。これで李えんは会わないわけにはいかない。面会が許された長歌は都督府に入る。しかし王君廓が来て、拘束されそうになるが、長歌は朝廷への謀反を準備していることがわかる。そこへ李えんがやってきて長歌は「永寧」という名を口にし、李えんは目の前の若者が長歌だということが分かる。

幽州についた魏叔玉と皓都、らくえん。魏叔玉はらくえんを護衛しながら長歌を探そうとしたが皓都に見破られた。らくえんは皓都に護衛されて駅館に行くことに。そしてゆっくり歩いて時間稼ぎをするらくえんを無理やり馬に乗せて駅館にいく。

長歌は李らく(おじ)と語らい、自分は力になるために来たのだと言った。

7話 新たな友

李長歌は捏造をした父・皇太子の令旨を李エンに渡す。そこに魏叔玉が長安からの使者として現れる。叔玉と再会した長歌。そして叔玉を〇さないように捕らえるように言う。そこに令旨を持った李エンが現れ叔玉はその令旨は長歌が偽造したものだと気が付く。 

李エンは都督府から出た長歌の後を付けさせる。それを物陰から見てた阿詩勒隼は都督府に使者が入っていったのに長歌がなぜ捕らえられないのか不思議に思う。そして左手から血が出ていることに気が付く。後を付けられていることが分かった長歌はうまくまく。

李エンは令旨が本物なのか気になっていた。皇太子璽に茶をかけてみる。すると朱肉がにじんだ。つまり長安の上質な朱肉ではない、偽物だということがわかった。王君廓は城外の草庵に白い布を掲げるように手配した。

隼は夜になり長歌を街に連れ出し一緒に月を見て話をした。そして長歌は古い友にあったがもう友ではないという。隼は養父から言われた言葉を語った。そして長歌は隼に「友になれるか」と聞き、隼は「もう友になってる」と答える。隼は長歌に幽州を離れるように言い、長歌も隼に早く商いを終わらせて幽州を離れるように言う。

二人は宿に戻る。隼はそれから国色天香という妓楼に行きある人物と会う。その人物は阿詩勒部の小可汗・渉爾(シャアル)だった。そして朔州行きの指令を渡された。

次に日、長歌は皇太子璽をどこに隠すか迷っていたが阿竇に託すことにした。

隼は朝早く宿を出た。そこに報告があり渉爾と君廓は取引をして皇太子璽を渡すように迫ったとか。ここで隼はなぜ長歌が逃亡しているのか気が付いた。

長歌は君廓の後を追い阿詩勒部の人間と会っていることを目撃する。そこに今朝、隼の馬を奪った人物が馬を連れて来た。隼と阿詩勒部の関係を不思議に思う長歌だったが、君廓の口から思わぬ言葉が出た。李エンを〇し幽州を阿詩勒部に渡すと。

長歌は都督府に戻り李エンに知らせるが李エンは信じない。君廓が戻ってきて李エンと長歌は兵に囲まれてしまう。そこに隼が弓矢を放ち二人は逃げ泊っている場所へ。しかしこれは皇太子璽を渡してもらうための君廓と李エンの演技だった。

8話 身売りの条件

泊っている部屋からたまたま出ていた阿竇は隼が見つけた。隼は阿竇に城門で長歌を待てと伝え自分は長歌を助けると言う。そこで王君廓の言葉から長歌が永寧郡主だという事を知る。長歌は都督府に拘束されそこに魏叔玉が現れる長歌は叔玉からあることを聞く。長歌は李えんと交渉して魏叔玉と皓都が落ち合う予定の城門へと向かう。君廓と町人に扮した刺客に見守るなか、皓都と李楽嫣は到着。そして皓都は刺客を始末し長歌は逃げるが皓都に身柄を拘束される。そして隼は楽嫣を拘束。隼はお互いの身柄を交換するよう迫った。

身柄の交換は行われ、皓都は長歌を追おうとしたが楽嫣に引き留められ取り逃がしてしまう。長歌は隼と一緒に逃げるが幽州を阿詩勒部に渡さないという。隼は長歌の短剣を返す。長歌は隼の元から去る。そして皓都の元に向かう。そして自分に従わなければ全員〇されるという。皓都たちは城門が閉まる前に城外へ出た。馬車には楽嫣だけでなく長歌が乗っていた。城外の駅館まで来たたち。そこに阿竇も来て商人に城門で長歌を待つように言われたという。

長歌は阿竇を連れて幽州に戻る。途中で馬車にすれ違うがその中には髭を蓄えた醜い男と楚楚という若い女が乗っていた。長歌は皇太子璽を見せて自分は長安特使の魏叔玉だと言って通してもらう。そして城外の兵の指揮権を持つ都尉・沈固に出兵を頼む。そこに烽火(のろし)が上がったとの知らせを受ける。沈固は出兵を命じる。

阿詩勒部の小可汗・渉爾(シャアル)はこれを受けて唐軍に情報が漏れたことを知った。渉爾(シャアル)は王君廓から府庫の鍵を預かっていたが、中身の地図や戸籍、金目のものははすべて取り出していた。渉爾(シャアル)は君廓の令牌で城外にでることができた。それを聞いていた隼は城外まで追いかけて、渉爾(シャアル)の馬に矢を放つ。そして渉爾(シャアル)は荷物を置いて去る。荷物を長歌たちが見つけて調べると府庫のものだと分かり城内で異変があったことを知る。そして幽州に急ぐのだった。

楚楚たちは駅館に泊まる。そして李楽嫣と出会う。楽嫣はこの一味に襲われてしまう。

9話 流浪の皇女

兵を連れて都督府に戻った李長歌。都督府に着くと廬江王・李エンを〇して幽州の将軍・王君廓が命乞いをしていた。王君廓の態度にあきれる長歌、そして王君廓は沈固に長歌の正体を明かそうとするが阻止されて牢に入れられた。

長歌は魏叔玉に会う。魏叔玉は解放されて部屋で横になっていた。都督府に皓都が到着。長歌は兵の姿になり沈固と共に城外に出る。長歌は沈固に共に戦って欲しいと言うが将は軍令に従うだけとして、今までの建成の恩を返すだけだと言う。そして皇太子璽を持っていてもそれはただの塊。それで人を動かすことは出来ないと教える。

長歌は沈固に朔州行きをすすめられる。沈固の隊から離れて一人歩いて朔州に向かう長歌。それを叔玉が見つける。そして長歌はただの塊・皇太子璽を叔玉に手渡す。

一方、阿詩勒隼は阿詩勒部の小可汗・渉爾(シャアル)に追われていた。そして渉爾に背中を切られてしまう。

長歌は夜になり、ある小屋を見つける。その小屋には隼が先に来ていて長歌と再会する。長歌は背中の傷の手当をする。隼は早くここから去るように言い、自分は阿詩勒部の人間だと身元を明かす。そして金を渡して去らせた。

皓都と魏叔玉は駅館に戻るが李楽嫣がいない。楽嫣は失踪してしまう。人さらいに連れられた楽嫣は海じいという男たちと一緒に馬車に乗っていた。そこで捜索に来た叔玉を見かけて声を出そうとしたが一緒に乗っていた女に頭を叩かれて声を出せなかった。叔玉は楽嫣とは別の道に進んでいってしまう。

感想

長歌が隼の傷の手当てをするシーン。隼は上半身の脱ぎますが、役者さんの上半身の鍛え方がすごくよかったです。筋肉好きの人にとてもおすめのシーンでした。

10話 国境の守り人

朔州まで来た李長歌。朔州は北の国境の街だがとても繁栄していた。それはこの地を治めている刺史・公孫恒のお陰ということがわかり、公孫恒に近づこうと策を練る。

そして娘の病を治すために寺を訪れる妻子を山賊から救うことを思いつき実行。そして公孫恒は命の恩人である李長歌と阿竇を刺史府においてやることにする。しかし家職の秦じいは長歌たちは別の目的があって公孫恒に近づいたのだろうと疑う。

一方、阿詩勒部の軍営に戻った阿詩勒隼。隼の天幕に熊師特勤の土喀設がやってくる。土喀設は可汗の詔を手渡し、朔州進攻の際は熊師の指揮に協力するようにと言われる。

連れ去られてしまった李楽嫣は一緒にいた楚楚が夜に逃げ出したが、朝になってみると楚楚は〇されていた。

11話 無敵の謂れ

朔州で公孫恒に雇われた李長歌は街で阿準と再会した。阿準は朔州を出るので見送りをしてほしいと城外に誘い出した。そいて長歌に朔州にいては危ないから早く逃げろと伝える。しかし長歌は行く当てがない。阿準は「それなら草原に来ないか?」と誘う。

長歌は城外で阿詩勒部の熊師の軍に遭遇しすぐに公孫恒に会い出陣するように訴える。しかし公孫恒は動かない。しかしそれは公孫恒の策だった。公孫恒は兵を潜伏させて伏兵がいるように見せかける策を講じていたのだった。そこで長歌は公孫恒が無敵を誇る理由が分かった。

そんな公孫恒を目のかたきにしている人物がいた。それは行軍総管の司馬図。司馬図は公孫恒を呼び出す。心配になった公孫恒はもし自分が帰ってこないときには長歌にこれを渡すようにとの紙を秦じいに渡す。

12話 人心 帰するところ

行軍総管の司馬図は今回の出兵に対して勝手に軍を動かしたとして公孫恒を捕らえてしまう。実は司馬図は土喀設の軍師の人物と兄弟で、阿詩勒部に朔州に渡そうとしていた。公孫恒が帰ってこないことを知った秦じいは公孫恒からの紙を李長歌に渡す。その紙には「号令に従う」との文字が。公孫恒の兵は長歌に託された。副将軍二人を呼び出しそれぞれに指令を出す。それは熊師の軍営に行き、夜に火を放つことだった。これにより熊師の兵たちは眠ることができなくなった。熊師は朔州と手を組んだと思っていたが寝返ったと考える。そして熊師の特勤・土喀設の手によって司馬図は〇されてしまう。

そして熊師の兵の退路には水のない川が。それは事前に長歌が上流の水をせき止めていたから。せきを外すと大量の水が流れて熊師は潰走してしまう。

長歌は以前に沈固に言われた「皇太子璽はただの塊。それに従う兵はいない」という意味がわかったのだった。

城内では講談師が李主簿の武勇伝を披露していた。それを見た皓都は李主簿が長歌だと確信する。

13話 朔州攻防

朔州の攻防戦が繰り広げられることになった。阿詩勒部の最強部隊の鷹師が攻め、朔州を守るのは公孫恒と長歌たち。

その攻防で公孫恒は早くも負傷して陣頭指揮を取れなくなる。そして指揮は長歌にゆだねられた。城壁の上から城外を見下ろす長歌。そして鷹師の特勤・阿詩勒隼はそこに長歌がいることを発見する。そして顔が分からないように仮面を付ける。長歌は城壁の上から隼に矢を射ろうとする。隼も長歌に向かって矢をいる。長歌の矢は隼の矢にはねのけられて隼を外れる。しかし隼の矢は長歌の胸を射る。後ろによろけた長歌、起き上がることは困難と思えたが起き上がりなんとか城壁の上に姿を見せる。兵たちの指揮は上がり隼は兵を引く。

次の作戦を練るために街に出た長歌と阿竇。そこに皓都が現れる。長歌は皓都に「今は朔州を救うことが先決」と説く。阿竇が秦じいを呼びなんとか助かる。長歌は公孫恒に城外にでるための抜け穴があることを教え、他の城に援軍を求めるように訴える。誰が行くかになったときに阿竇がやると言う。確かに抜け穴は小さく阿竇なら通りやすいが子供を危険にさらすことを避けたい長歌と公孫恒たち。しかし阿竇にお願いするしかなかった。「帰還したら大将軍にしてくれ」と言って城外にでる。阿竇は城外で北の国境4州ののうち代州が阿詩勒部に陥落したことを知る。

その代州にはさらわれ行方不明の李楽嫣がいた。阿詩勒部の兵に〇されそうになるも李楽嫣は生き延び、代州から去り流民たちと行動を共にする。

14話 大将軍の覚悟

阿竇は阿詩勒部・熊師にとらわれてしまった。弁が立つ阿竇は土喀設に対して自分は李長歌の実弟であり朔州を阿詩勒部に渡すための交渉人として適任であると言う。土喀設は先の戦で大敗し手柄を阿詩勒隼にすべて持っていかれることを危惧して焦っていた。

土喀設は阿竇を連れて朔州の城外へ。そして城壁の上に立つ長歌に取引を持ちかける。長歌はすぐにでも阿竇を助けるために城門を開けたいが敵兵の距離が近すぎて門を開ければ攻め入られてしまう。苦悶する長歌。

しかし阿竇にはある策があった。阿竇は長歌に対して叩頭をする。そして「代州は陥落してしまい援軍は来ない」と阿詩勒部の戦略を大声で叫ぶ。これにより阿竇は〇されてしまう。

そしてすぐに唐の軍服をまとった兵が現れた。これは阿詩勒部・鷹部の者たちだった。阿竇の言葉がなければ長歌たちは援軍が来たと思ったであろう。長歌は刀を持ち城門を開けて阿詩勒部・熊師と対峙する。阿詩勒隼は唐軍の士気は高く、もはや機を逃したとして引く。

なんとかして陥落をまぬがれたが依然として阿詩勒部の包囲は続いていた。屯田や食糧庫を燃やされてしまった朔州では食料があと3日しか持たない。公孫恒は隼に親書を送り二人きりで密会をする。そして朔州を明け渡すが民は〇さないように懇願する。その手土産として自分の首を差し出すと言う。

阿竇は死後、竇大将軍として立派な墓を建ててもらった。

15話 信念に殉じて

阿詩勒隼と約束した通り朔州の民を救うために長歌と秦じいの目の前で自○した公孫恒。そこに夫人がやってくる。夫人はしばらく二人きりにしてほしいと言いその間に後を追う。長歌と秦じいが駆けつけた時には二人が仲良く並んで横になっていた。そして長歌は真の忠義を思いしらされる。

長歌は公孫恒の首級を持って朔州を開城する。阿詩勒隼は仮面をつけて対面するが仮面を外し、長歌は阿隼だと気が付く。馬から降りてきて長歌に近づく隼。そして長歌が自分の奴隷になれば民を助けると言う。長歌は承諾する。阿詩勒部とともに入城した長歌は街で縛り上げられる。そして民からは公孫恒を裏切って開城したとして物を投げつけられるが一切反論をしなで耐えるのだった。

16話 生きる意味

長歌は朔州から草原にやってきた。阿詩勒隼の奴隷となり失意のどん底にいて食事もしない。そんな長歌を皓都の配下が監視していた。それを知った隼は皓都の配下の前で長歌を○したようみ見せかけた。皓都はその報告を受け取り魏叔玉にも伝えた。

隼は長歌に草原は弱肉強食だ、生き抜いてみせろ、仇敵の自分を○すことを目的にしてもいいと言う。

一方、行方不明になっている李楽嫣は流民として雲州にやってくる。すぐに雲州長官のところに行き、自分は公主で洛陽に連絡を取ってほしいと言うが取り合ってもらえない。公主と偽った罪で捕らえられそうになる。

皓都と魏叔玉は洛陽に帰らず楽嫣の捜索をしていた。そして二人は雲州へ。雲州長官の元へ行き、楽嫣の似顔絵を見せると追い返した娘が本当の公主だったと知る。急いで捜索をかけるが楽嫣は自分を捕らえるために追われていると勘違いして逃げるのだった。

17話 幕僚の条件

雲州で織物工房を営む柴女将に拾われた李楽嫣。そこで女工として働くことになったが、宮中で過ごした李楽嫣は失敗ばかりしていた。

李楽嫣を探している皓都と魏叔玉。雲州で見つけることができないため、それぞれ別の州に行き捜索を続けるのだった。

草原にいる李長歌は阿詩勒隼に自分を軍師にするように直談判する。それには条件があり、唐を攻撃しないと、人道にもとることはしないこと。その条件の飲めば隼の願いを3つ叶えると言う。隼はこの条件を飲む。そこに突然、延利可汗と渉爾がやってくる。

渉爾は幽州の王君廓を使って隼を陥れる気でいた。しかし長歌の策により王君廓は保身に走り、渉爾が軍庫の鍵を持っているといい、戦利品の横領をしたのは渉爾だと言う。隼は罪をなすり付けられることなく、この危機を乗り切ることができた。

18話 新しい家族

阿詩勒隼はこのたびの朔州攻めでの功績をうけ、延利可汗から女奴隷を送られる。阿詩勒隼は他と通じるものがいるかも知れないので近くに女奴隷を置くことはない。しかしその中の弥弥古麗を李長歌は助けることになった。隼にも許可を受けて弥弥古麗を自分の天幕に置くことにした。

弥弥古麗に対して阿詩勒隼の軍師・穆金はケンカになり、股間を蹴られたりするも徐々に彼女を意識し始める。

一方、雲州にいる楽嫣は仕事を覚えることが難しい。しかし胡商人は楽嫣が作った刺しゅうを気に入り、言い値で大量に買い付けると言うのだった。自分の居場所を見つけつつある楽嫣だった。

夜の草原では阿詩勒隼と長歌が火を囲んでいた。隼が長歌のために羊肉を焼いている。そして話は長歌の父の話になった。隼は「父が皇太子だったから忙しくて家にいなかったのか」と言う。長歌はビックリしていつそれを知ったのかを問う。そして隼は幽州でそれを知ったと答える。長歌は唐では自分は○んだものと思われているから、李十四郎ではなくて本名の李長歌と呼んでほしいと言う。

二人並んで座っていると突然長歌が隼にもたれかかる。体調が悪い長歌を抱きかかえ天幕に戻る。そして長歌から血が。穆金もその場に居合わせて血が出てると言うが、そこで長歌が女だと言うことが知る。

数日後、巡回をしている隼は長歌に出会い、真っ赤な外套を渡し、寒いときに着るように言う。長歌は弥弥古麗を友達だと思っていること、彼女のような大切にしたいと思える人に出会えたのは幸運だったという。そして隼も自分もそうだと言う。

そして隼は長歌を誘い、蛍を見に行く。幻想的な蛍を見ながら来年はどこにいるのやらと言うと、隼は見たいのならどこにいても駆けつけるという。

19話 2つの刺繍

穆金は足に釘が刺さり天幕の中で高熱を出して倒れていた。それを看病した弥弥古麗。穆金は雲州への物資の調達のために行くが、お礼のため弥弥古麗を同行させた。雲州では戦争が近いことで民を南下させることを決めていた。雲州で働いている李楽嫣は中原へ向かう隊伍に加わり、洛陽に行くことを決めた。お世話になった柴女将のために市場に出て布を売ることにした。

雲州についた弥弥古麗と穆金は楽しそうに市場を回っていた。そして二人は楽嫣の前に現れる。その後、弥弥古麗は長歌からもらった銭入れをなくしたことに気が付き、来た道を戻ると楽嫣が銭入れを持っていた。自分のものだと主張し強引に銭入れを奪ってしまうが、穆金が弥弥古麗の銭入れを見つける。

楽嫣はその晩、城門が閉まる前に洛陽に向けて出立し、弥弥古麗たちは雲州に泊まることになった。穆金は弥弥古麗の過去を聞き、穆金は自分も奴隷だったと話をした。

幕営に戻った弥弥古麗は長歌に銭袋のことを尋ねた。そして長歌は雲州に入った。阿詩勒隼のもとに可汗から出征するように命が下った。長歌に知らせずに隼は兵を連れて出征した。

一方、楽嫣を追っている皓都は商人が持っている手巾の刺しゅうが楽嫣のものだと分かり、楽嫣は雲州にいることを突き止めた。魏叔玉は皇帝・李世民の命で長安に帰ることになった。

感想・考察

今回は本題から少しずれて、穆金と弥弥古麗の恋の行方が気になる展開となりました。二人は自分の気持ちを正直に伝えることができるので、長歌と隼よりも恋の展開が早そうですね。隼は長歌に贈り物をします。それは光る石で、夜に二人で見た見た蛍を連想させるもの。そして大切なものは手元に残して置けるものだと伝えました。ある意味、これってプロポーズですよね。ですが長歌はそっけなく感謝をして去ります。以前だった人の好意を受け取ることをしませんでしたが、今回の隼からの贈り物は受け取ります。長歌が隼に心を許してきた証拠でもありますね。

また行方不明になっている楽嫣は深窓のお嬢様だったのが手に職をつけて市場で布を売ることができるように。ずいぶん成長しました。そしてひとりで洛陽に行くことを決意します。

皓都は楽嫣を探している途中、分かれ道に差し掛かります。そこで楽嫣のお守りに導かれて道を選びます。こう考えると皓都は楽嫣のことが好きなのかなって思いますよね。

そのお守りって第1話で楽嫣が魏叔玉にあげるために持っていたもの。それを屋敷の中で楽嫣が落としてしまい、皓都が拾ったものです。それをずっと持っているなんて・・・と思いませんか?

また楽嫣は魏叔玉が好きですが、魏叔玉は楽嫣のことは幼なじみで、妹のような存在だと思っているようです。

20話 渭水の賭け

皓都は雲州に行き西郊織坊の柴女将から、楽嫣は洛陽に行ったことを知った。長歌は皓都の後に雲州入りをして柴女将に会う。そして鷹師の幕営に戻ってきたところ軍がいないことを知る。阿詩勒隼の天幕に入ると穆金がいた。穆金が整理していた地図を見て天偈軍が守っているけい州が陥落したと考える。そしてその先には長安が。阿詩勒部が長安を狙っていることを予想し、ひそかに鷹師を尾行した。尾行がバレて隼の前に出た長歌。隼は長歌に幕営に戻るように命じる。

しかし長歌は幕営に戻る途中に逃げ出し、唐の軍営にこのことを知らせる。そこにいたのは皇帝・李世民だった。建国したばかりの唐は軍は4万しか集められなかった。しかしここで敗北するわけにはいかず、皇帝みずからが親征し兵の士気を高める狙いがあった。

李世民は魏叔玉に頼んで長歌を安全な場所に非難させようとする。しかし長歌は魏叔玉から逃れて馬に乗りその場を立ち去ってしまう。

感想・考察・最終回予想

長歌に黙って出征した隼。やはりここで唐の民と草原の民との対立が起こってしまいます。いつか二人は刃を交えることになるのでしょうか?

また李世民がクーデーターを起こし皇太子になったことは史実です。そして長歌が情勢を巻き返すことは史実ではできませんでした。なのでこのドラマの最終回ってどうなるのかなって思いますよね。

もちろん、フィクションのドラマとして長歌が李世民を倒すのがラストならいいですが、史実を元にしたドラマなのでそれはなさそう。そして長歌と隼はだんだんと恋に落ちていきます。

そう考えると長歌は隼と結婚できるのが一番の幸せだと考えますね。もともと楽嫣は公主となって草原に嫁ぐことになっていましたので、

その役を長歌が代わり隼に嫁ぐ最終回になったらうれしいかなって思います。そうなると唐と草原の阿詩勒部との和平も保たれ、しばらく戦争は起こらないはずです。

21話 勇士の矢

唐と阿詩勒部は盟約を結ぶために橋の上に集まる。しかし延利可汗は盟約を結ぶと見せかけて李世民の命を奪うつもりでいた。鷹部、狼部などの阿詩勒部から弓の名手が選ばれて渭水の草陰に忍ばせていた。

李長歌はそれを知ってしまい、阿詩勒隼に天幕からの外出禁止にされた。しかし長歌は李世民の命と唐の民の命がかかっているため、隼の天幕から脱出する。そして狼師に混じって時を待つ。長歌はわざと予定よりも早く矢を放ち、李世民の盃を飛ばす。

可汗はこれにより、世民から真意を疑われてしまう。そして誠意を示すためにも90里撤退を受け入れることになる。撤退の最中にある部が戻って可汗を救おうと命に反するが、隼はこの者を○してしまう。

矢を放った長歌は捕らえらて、可汗の前に出る。そこには小可汗・渉爾(シャアル)と隼の姿も。渉爾(シャアル)は自分の部下ではないと言い張る。今回、功をたてた隼は褒美として長歌の命を奪わないように可汗に申し出る。

鷹部の部下と隼が話をしているところを渉爾に見られてしまった。そこで渉爾は長歌が鷹部の部下だと確信する。

李楽嫣はだんだんと身寄りのない子供と行動をともにするようになる。その子は小五と言った。小五は風邪を引き熱が出ていた。

22話 牙帳の掟

阿詩勒隼は李長歌を救うために牙帳へ向かう。そこに弥弥古麗も食料や薬をもってついてきた。射撃場では渉爾が長歌を連れ出し、的にして矢を射ろうとしていた。放った矢を隼は素手で止めた。渉爾は隼と長歌が並々ならぬ仲だということが分かって勝負を申し出る。勝負は長歌の頭の上にりんごを乗せて3回矢を射るというものだった。2回とも二人の矢はりんごに命中。性格の悪い渉爾は最後の勝負はりんごを小さくして、わざと長歌を狙った。それが分かった隼は渉爾の矢に向かって矢を放つ。矢は当たり、長歌から外れた。

長歌にかけより縄をほどく隼だったが、渉爾は隼が勝負に勝ったわけではないとして長歌を渡さない。隼は可汗に呼ばれて戦の報告に行き、3日後に行われる庫里台大会への参加を申し出る。

一方、渉爾は長歌が弥弥古麗にかいがいしく手当を受けているところを目撃する。手をつないだり、肩を寄せあったりしていた。女同士とみれば自然な光景だか二人を男女とみると睦びあっているように見える。弥弥古麗は渉爾にとって自分で奴隷であった娘で、しかも初恋の相手だった。可汗の命で弥弥古麗は渉爾から離されたのだった。

23話 中原から来た女

李長歌は羅義がいる牢から出てきたところを兵に見つかる。そこへ可汗の正妃・可敦についている侍女・阿伊児が来て救われる。そして可敦の元へ。可敦とは隋王朝から草原に嫁いできた奕承公主のことだった。同じ中原から来た女性として長歌のことを放っておけないようだった。奕承公主は渉爾の母だった。

庫里台大会の当日、可汗のもとへ錦瑟夫人が来る。錦瑟夫人は可汗の寵愛をいいことに可敦に酒をつがせて侮辱を味あわせていた。そんな生活に嫌気がさした可敦は長歌に羅義を救出するための手伝いを依頼する。

渉爾は長歌の首をしめたときに喉仏がないことが分かり女だということを知る。そこで長歌を美しく着飾らせて酒宴に出る。阿詩勒隼は渉爾に決闘を申し出る。決闘の勝者は隼。長歌を連れ去るが、長歌は可汗に渉爾の元に残りたいという。

感想・考察

今回の第23話では隼が長歌を抱きしめるシーンがありましたね。渉爾にひどいことをされている長歌のことを思って抱きしめました。これが初の抱擁シーン!!隼は感情を出さない人間なのでやっと抱きしめたことで長歌への熱い思いを感じました。

長歌は女性の服を着せられて酒宴に出ます。ディリラバの美しさが際立っていましたね。

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24話 独り善がりの代償

狩猟当日、可汗が不在で警備が手薄になるときを狙って長歌は阿伊児とともに羅義救出を行う。牙帳を出ることができ、羅義の部下の羅十八の落ち合うが渉爾の追手が来てしまう。ここで羅義は命を○す。そして長歌と羅十八は隼に救われる。隼は長歌の態度に怒り、中原に戻れと冷たく言い放つ。

しかし牙帳に戻った阿伊児は、荷台から血痕が見つかったため狼師にとらわれる。

隼のもとに文が届き、そこには阿伊児の耳飾りが。阿伊児は隼の母代わりだった。急いで牙帳に行く隼。そこでは渉爾が阿伊児を捕らえて待ち構えていた。

長歌は隼の文について穆金に尋ね、これが渉爾の罠だと分かり牙帳に戻る。

感想・考察

長歌に自分のもとへ来ることを拒まれた後に、隼が酒を樽から飲むシーンが印象的でした。感情を出さない隼がいら立って酒を豪快に飲むシーンは切なくもありましたね。

でも長歌は牙帳でやることがあるから、牙帳から去れない!でも長歌が羅義を救ったことで隼にも鷹師にも疑いの目が向けられます。

長歌と再開しても「中原に去れ!!」と心にもないことを言う隼もかわいかったです。

さてさて可汗の疑いをどうやって晴らすことができるのか・・・

25話 失えないもの

阿伊児を人質に取った渉爾は阿詩勒隼にひざまづくように言う。義母を救いたい気持ちと自尊心の間で苦悩する隼。それを見た阿伊児は渉爾の刃で自○する。これに激怒した隼は渉爾を○そうとして矢を射る。1本目は渉爾の足に当たり、2本目は渉爾をかばった母・可敦に当たる。

李長歌は鷹師を率いて牙帳に向かい、隼を救出し阿伊児のなぎがらを持ち帰る。長歌は自らがおとりになり、隼たちを鷹師の幕営に戻らせる。長歌は矢を射られて落馬。狼師に捕らえられる寸前になぞの侠客に救われる。

幕営で目が覚めた隼は長歌が自分を助けるためにおとりとなったことと行方不明になっていることを知る。

感想・考察

阿伊児は兄弟げんかの巻き添えを食った形でなくなります。隼にとっては唯一のとても大切な人だったため、守れなかったことに後悔をしています。しかしこれ以降大切な人を失いたくないといいます。その大切な人とは李長歌といことなんでしょう。

またなぞの侠客としてやっとリウ・ハイクアンが登場。陳情令の藍曦臣役を演じた俳優さんですね。どのような活躍をされるのかが楽しみです。

26話 それぞれの後悔

阿詩勒隼は今回の責めを負う覚悟でいた。可汗に会い、阿伊児がなくなったことで鷹師の特勤を辞めて草原を去るといい、許可を得る。可汗は渉爾とその母のために隼を留め置くことができなくなったと二人を責める。

利長歌は司徒郎郎という侠客と孫真人に命を助けられる。しかし自分の行動の結果、隼の義母を○させてしまった後悔に打ちひしがれていた。

長歌を探している羅十八は街で緒風に出くわし、秦じいとも出会う。そして長歌を探している者同士、連絡を取り合うことを決めた。羅十八は捜索中に草原を出た隼に出会う。

洛陽の関所まできた李楽嫣と小五。しかし関所を通るまえに小五は病でなくなってしまう。そこに皓都が現れる。

感想・考察

隼は李長歌のために鷹師の特勤をやめて、長歌を捜索します。隼にとって長歌は「失えないもの」。義母がなくなった今、長歌のことは絶対に守りたい隼。草原を出て長歌を探しにいきます。

鷹師の軍営を出る前に穆金に長歌のことが好きなのかと聞かれて、それをに認めた隼。だんだん隼の心が素直になっていくのがいい感じです。

さて司徒郎郎はちょっとコミカルな役として登場しています。演じているリウ・ハイクアンは陳情令の藍曦臣役のときは冷静沈着な貴公子役だったので、今回は違った演技をみせてくれることを期待しています。

27話 無為

洛陽にて李楽嫣は皓都を連れて小五のお墓に行く。供養をしながら、唐の民が二度と飢えないように尽力することを誓う。同じころ長安から長安に皇太子・李承乾が遣わされていた。理由は流民を慰撫するためだった。飢えた民に次期皇帝となる自分の威厳ある姿を見せようとした李承乾だったが逆効果で民たちを怒らせてしまう。

そこに出てきた李楽嫣は食糧も衣類も必要なものは全部与えると民を安心させるのだった。そして李承乾に代わり南山で慰撫、救済活動を行うことになる。

そのころ、阿詩勒隼は羅十八を通じて秦じいたちに接触する。始めは公孫恒の仇だと言われるが、李長歌を探すという同じ目的のため協力するとこになる。

李長歌は司徒郎郎という侠客と孫真人とともに洛陽の流雲観に滞在していた。そこで見つけた道教の教え「無為」の掛け軸の前で正座をしてあることを悟る。自分が争わなければ、阿竇が○ぬこともなく、公孫恒も○ぬこともなく、阿詩勒隼の義母も○ぬこともなかった。今悟っても死者は生き返られないと後悔する。それを聞いた流雲観の観主はその悟りは貴重なもので、やることがないならから流雲観の仕事を手伝うように言う。

感想・考察

李楽嫣は皓都に対しての態度が以前とは違いますね。以前は皓都のことを恐れていましたが、行方不明になって苦労をして皓都の優しさに気が付きます。皓都は李楽嫣のことを慕っているようなので、相思相愛って雰囲気をかもしだしていました。

そこに魏叔玉が登場!魏叔玉と李楽嫣の仲の良さを見せつけられて皓都は嫉妬しているようでしたね。

一方、李長歌を探している隼は秦じいたちに長歌のことを「友(朋友)」と言います。長歌と隼はいつ再会することができるのでしょうか?

28話 あの頃のように

皇太子・李承乾は勝手に街歩きをして騒ぎを起こしてしまう。そして大勢のけが人まで出す始末。そして民は怖いと言って流民の慰問を姉の李楽嫣に押し付けてしまう。

李楽嫣は南山を訪れて難民の慰問をする。そこに生きる力を取り戻し、南山で救済活動をしている李長歌と再会する。二人はゆっくりと二人きりで話をする。李長歌はもう李楽嫣を恨んでいないといい、あの頃のように姉妹として過ごした時を思い出していた。

そこに皓都が駆けつけ話は中断してしまう。そして明日の申の刻に市場で待ち合わせすることにする。皓都は去って行った女性が李長歌ではないかと思い、あとをつけようとするが李楽嫣が仮病を使って阻止。皓都は馬車まで李楽嫣を抱っこして行く。それを見ていた李長歌は「あの二人はどうなっているの・・・?」と疑問を持つ。

一方、阿詩勒隼たち一行は洛陽までやってきた。

感想・考察

李楽嫣と皓都が急接近していますね。お姫様抱っこの前には居眠りをする李楽嫣に皓都が肩を差し出そうとする姿も。なんとかうまくまとまって欲しいカップルです。

李長歌と阿詩勒隼のほうは、二人とも洛陽にいることになりました。距離は近くになりましたが、これからどうなるのでしょうか?無事に会うことができるのでしょうか?

また、皇太子が街歩きをしたときに「夫人に見込まれた」という男の子が皇太子を連れ出しますね。このあたりも誰かの策略がありそうですね。

皇太子が騒ぎを起こして大変になっている洛陽で、李長歌と阿詩勒隼は無事に再会することができるかが見どころです。ただいつもの展開ですが、すぐには再会できなそうですけどね。

29話 洛陽の風聞

李楽嫣が皓都を連れて李長歌に会うために洛陽の街に出かけた。護衛の皓都に用事を頼んで姿を消し、長歌を会った楽嫣。そこでお互いに成長した姿を確かめあった。楽嫣は国のために、国を思う公主になりたいと希望を語った。

用事が終わった皓都は楽嫣を見つけることができずに動揺する。また楽嫣を見失ったと思い、楽嫣を探す。そこに楽嫣が現れて、皓都は思わず楽嫣を出し決めてしまう。皓都の想いは日増しに強まるばかり。

そんな折、杜如晦が洛陽にやってくる。表向きは楽嫣の様子を見に来たということだが別の目的があるようだ。

皇太子は隋の宮殿にこもり道化師を読んで享楽にふけっていた。洛陽の街では皇太子を悪くいう流言が飛び交い、また3日後に大火事が起こるという噂まで流れていた。

阿詩勒隼は洛陽の家を一軒ごとに探し、流雲観までたどり着いていたが、長歌とはちょうど行き違いになる。

感想・考察

今回は、皓都が楽嫣を慕うシーンが印象的でしたね。皓都は怖い顔をしているので皆に怖い人だと思われていますが、楽嫣は皓都のことを褒めますね。そしてぐっと慕う気持ちが強くなったようです。思わず、抱きしめてしまうわけですし、もらった飴も大事に持って帰ります。あの飴はうさぎの姿をしているところが何とも楽嫣らしいですね。

さて皇太子のもとに送られた子供はなんとか夫人の命を受けた者。そしてこの夫人が大火事を起こす予定なんですね。この夫人って一体何者なんでしょうか?皇族なんでしょうか?

そして阿詩勒隼はやっと長歌の居場所を見つけました。次回は再会ってことになりそうですね。

30話 予言の夜

杜如晦は李淳風のすすめどおりに流雲観に行く。そして孫真人の治療を受ける。そして余命を3年に伸ばしてもらい、唐の治世を見守りたいと言う。

李長歌は皓都に見つかりそうになり薬房に逃げ込む。観主・静澹真人が皓都を遮り、長歌は見つからずにすんだ。

阿詩勒隼は洛陽の街で皇太子を酷評する難民を追跡する。同じく追跡していたのは李靖だった。誰の指示なのかと問うが男は自〇してしまう。

李楽嫣は流雲観の長歌を訪れて、夜に梓微宮に向かう。その途中に梓微宮で火事が起こる。

感想・最終回考察

今回は阿詩勒隼は長歌を見つけ出すことができませんでした。しかし李靖と知り合いになり梓微宮に向かいますね。

皇太子の悪い噂を流しているの者の目的は一体なんなのでしょうか?あのなんとか夫人は梁を滅ぼした李靖に恨みを持っているようです。

長歌は自分の心を知り、天道に向かって進むことを決意します。もう復讐はやめるってことですね。たしかに杜如晦の心と長歌の心は同じもの。唐の明るい未来を作りたい、それに尽力したいってことですね。志は同じなんです。

ということは最終回は長歌は唐に戻り、国のために働くってことなんでしょうか?

原作の『長歌行』は未完なんです。だからドラマでは最終回をどのように結論づけてもOKなんですよね!ドラマの脚本としてどのような結末にするのかが楽しみです。

結局、今までは長歌が自分の復讐のために事を起こし、周りを巻き込んでしまったふしがありますが、これからは「乱」ではなく「治」という道に進んでいくことを期待したいです。

長歌の多くの経験をして成長したってことです。これから多くの人間を従えて自分の心の向くままに生きてもらいたいです。無為の中から天道を知るのかも知れません。

31話 その手を離さない

梓微宮では流言どおりに火事が起きる。そして火事の中で皇太子は姿を消す。杜如晦は皇太子に仕えていた者たちの証言から、李長歌が梓微宮に来ていたことを知る。杜如晦は長歌が皇太子誘拐の犯人だと考える。そんな折、杜如晦は吐血をして流雲観へ。そこで長歌を見かけ、皓都に捕まえるように命を出すが、李楽嫣が長歌に協力をして捕獲を失敗する。

火事のときに阿詩勒隼と李靖は梓微宮にいた。そして侍衛が偽物だと知ると連れて帰り、供述を得る。その男は隋王朝と関係があるようだった。

杜如晦は何としても長歌をなきものにしたいと思ってる。皓都を使って李楽嫣をおとりに使って長歌をおびき出す。待ち合わせ場所についた長歌だったが隼に助けられる。酒楼に身を隠した二人。そこになんと皇太子が入ってくる。皇太子は火事があった日に自分から宮殿を抜け出したというのだ。お灸をすえるために長歌は皇太子を相撲部屋に入れ、しつけをする。

洛陽の宮殿では李楽嫣の前に出る皓都。そして李楽嫣が皓都を平手打ちする。

感想・考察

隼は長歌を見つけ出しました!再会を抱き合う二人。もうちょっと感動的なシーンになると思っていたのですが、残念ながら抱き合って酒を1杯飲んで終わりでしたね。

まだ逃げている最中ですし、長歌の心もそこまで隼に傾いていないってことでしょうか。でもこれから絶対にお互いの気持ちが盛り上がっていくことでしょう。期待したいです!!!

皓都は義父・杜如晦の命と李楽嫣への思慕との間で葛藤をしています。それを利用しちゃっている李楽嫣もやり手だなって思いますよね。皓都の恋は実るのかってことも気になります。

あと魏叔玉ですね。出番は少ないですがいつも長歌を思いやっています。優しいお坊ちゃんなんですが、それでも唐の国のことを考えて今の皇帝に仕えることにしました。

でも長歌のことが好きなんですよね。たぶん初恋の相手なんでしょう。今回も長歌が洛陽を出ることができるように腰牌まで用意してきました。それで皓都に怒られていましたね。

どこまでも確執が続く魏叔玉と皓都。皓都からすると李楽嫣の思い人は魏叔玉だから恋敵って感じなのかもしれません。ただ魏叔玉からすると李楽嫣は妹のような存在で恋愛感情はないようです。

32話 流雲観の乱

李楽嫣は皓都を平手打ちにする。自分をだましたことに対してのいら立ちからだった。一人部屋に戻る皓都は李楽嫣の心を傷つけたことに涙する。そして杜如晦からは謹慎を命じられる。

李長歌は秦じいたちと再会を果たす。隼からは自分たちの関係を問われるが長歌は一度死んだ身だから貸し借りはなしと答える。食い下がる隼だったが長歌はそっけない。しかしやっと約束といって指切りをするのだった。

そして流雲観に別れを告げるため訪れる。しかしそこには火事の首謀者の錦瑟夫人と杜如晦が来ていた。錦瑟夫人は相手が杜如晦だとわかると乱闘騒ぎを起こし、杜如晦を捕まえ○そうとする。李長歌が現れ杜如晦を外に逃がす。

長歌は流雲観内に戻って戦うが傷つけられてしまう。そこに阿詩勒隼が現れる。隼を見た錦瑟夫人は可汗の命よりも女が大事なのかと言うが・・・

感想・考察

李楽嫣と皓都の関係は、李楽嫣が皓都のことを良い人だと思っていたけど、実は違ったと言ったことで終わってしまいそうです。そこに魏叔玉が命令よりも自分の信念を大切にすべりと言う。魏叔玉はそれで長歌を失ったからです。

阿詩勒隼と長歌との関係は、チョットは改善したようですが、長歌の気持ちがまだまだですね。今までも隼は長歌のピンチを何度も救いますが、長歌は隼のことを何とも思っていませんでした。再会してからは距離が縮まると思いましたが、それほどでもありませんね。長歌はどうやって隼の心を受け入れるのでしょうか。今後の展開が楽しみです。

錦瑟夫人って草原にいた人なんですね。すっかり顔も名前も忘れていました・・・スミマセン。「23話 中原から来た女」で出てきた可汗の寵愛を受けている傲慢な女でしたね。

時代背景を言うとこの時代というのは唐の初期で国がまだ安定していない時代です。唐の前は隋という時代でした。そして23話 中原から来た女」で出てきた可敦の奕承公主は隋王室の人間です。そして錦瑟夫人は隋の皇后と幼い皇子を尻に引いている感じでしたね。

そこで草原の可汗と隋王朝の配下にいた者たちが唐王朝を転覆させるために洛陽で問題を起こしたというところでしょう。皇太子が来たのをいいことに皇太子を拉致しようと考えたわけです。

33話 秘められた関係

李長歌を助けるために流雲観に入った阿詩勒隼。外には李靖が。内外と呼応して応戦をする。阿詩勒隼の姿を見た錦瑟夫人は可汗を裏切るつもりかという。しかし阿詩勒隼は錦瑟夫人こそ阿詩勒部と唐の友好を妨げているという。

李靖らが流雲観に入ったときには長歌と阿詩勒隼の姿はなかった。皓都も途中で捜索を諦めた。錦瑟夫人はその場で取り押さえられて獄に繋がれる。錦瑟夫人は隋王室の人間と白状して自○。錦瑟夫人は可敦の手下で洛陽で騒ぎを起こさせたのも可敦だった。

阿詩勒部の鷹師では弥弥古麗が病に倒れ込んでいる男の子を見つけて介抱する。その男の子は弥弥古麗が主の命じ従うように口走る。それを聞いて弥弥古麗は驚愕するのだった。弥弥古麗は穆金からプロポーズされるが断る。

牙帳では延利可汗が隼を手放してしまったことを後悔して酒を飲む。しかしその酒の中には薬が入っていて・・・

なんと可敦が黒幕!

いやーびっくり。なんと洛陽での騒ぎの黒幕は可敦だったなんて。それも錦瑟夫人を使うなんて。そして二人とも隋王室の人間。ということは唐のことも阿詩勒部のことも関係なく、隋王朝を復活させようとしているようです。結局はみんな自分の利益のために動いていたってことですね!

弥弥古麗も可敦の配下だった!なぜそうなる?

今回、分かったが弥弥古麗も可敦の配下だったということ。確かに弥弥古麗は小可汗のもとにいました。そして小可汗は弥弥古麗に熱をあげてしまって離されたということになっていましたね。弥弥古麗が小可汗の元にいたときに可敦の配下になったのでしょうか?それにしても。弥弥古麗は小可汗のことを嫌っていたようですが、実際はどうだったのでしょうか?

李長歌と阿詩勒隼の恋の行方は?

長歌が怪我をして寝込んでいるところに隼が。手をつないで寝込んでいましたね。そして長歌が起きて、手を離します。隼は長歌のことが大好きで仕方がないですが、長歌はそれを受け入れない。自分だって流雲観で習字をしていたときに、なぜか「準」という文字を何度も書いていたのに・・・素直じゃない長歌!これから二人の関係はどうなる?いつもいつも隼が助けてくれるのに。

34話 草原の異変

李楽嫣は皇太子らとともに洛陽を出発し長安に向かう。皓都のことを許せないでいた李楽嫣。そんな中、魏叔玉が流雲観で皓都が李長歌を逃がしたことを伝える。
長歌は洛陽にとどまることをせず阿詩勒隼や秦じいらとともに草原に向かう。そこに李靖が現れて隼に別れの言葉を告げる。「兵家は仁者が無敵なり」という言葉だった。

孫真人と司徒郎郎は別の方角へ旅立っていった。長歌たちは鷹師に到着するがそこは疫病が蔓延していた。弥弥古麗が助けた男の子が疫病にかかっていてそれが伝染したらしい。多くのものが疫病にかかる。長歌は孫真人を草原に呼び治療に当たらせる。孫真人は薬を処方をするが紫草が手に入らない。

近くで紫草が手に入るのは牙帳だけだった。隼は配下のものを牙帳に向かわせ、可汗に隋王室の動きを伝える。

李楽嫣と皓都の恋の行方は?魏叔玉がなんとキューピット役?

李楽嫣は魏叔玉から皓都が李長歌を救ったと伝えます。自分が長歌を失ったことで皓都にも同じ思いをさせたくないようです。びっくりする李楽嫣だったがほっとした様子でした。これから二人の恋は進展していくのでしょうか?

弥弥古麗が感染しなかった理由

弥弥古麗は伝染病にかかった男の子を看病しても感染しませんでした。それは砂漠に生息する紫草を食べていたから。そしてこの伝染病は1度感染すると2度は感染しないそうです。

今でいう免疫ってことですね。この時代に免疫のことが分かっている孫真人がスゴイ!

弥弥古麗と穆金の恋の行方は?

やっぱり気になる弥弥古麗と穆金の恋の行方。今回は弥弥古麗を守って穆金が負傷してしまいますね。そして弥弥古麗は自分が看病するといいます。やっぱり二人は愛し合っている仲なんじゃん!と思いました。でも弥弥古麗には可敦という主がいて、穆金を受けいれることを拒否しています。

司徒郎郎が無駄にカッコイイ

司徒郎郎がムダにかっこよすぎますね。演じている俳優さんは劉海寛(リウ・ハイクアン)です。陳情令では顔面偏差値第一位の藍曦臣を演じています。

陳情令の時よりも長歌行の司徒郎郎役のほうがかっこよく見えるのは私だけかな?

https://www.m-style.info/2022/04/22/mdzs3ki/

35話 走り出す野心

紫草を調達するために牙帳に行った亜羅。しかし可汗に会うことはできず可敦の懐刀の雷蒙に不意を突かれて〇されてしまう。可汗は日に日に弱り可敦はついに牙帳を支配下に置くべく行動を起こす。すべては息子の渉爾を草原の王にするためだ。

長安では李楽嫣は皓都に李長歌を見逃してくれたことに感謝する。李楽嫣は魏叔玉に今でも李長歌を想っているのかを聞き、魏叔玉は李長歌とは行く道が違うと答える。それならばと李楽嫣は告白するのだった。魏叔玉は否定をすることなく・・・それを遠くから眺める皓都。

鷹師では阿詩勒隼が牙帳から紫草が調達できないことを知る。そこで李長歌を漠北へ向かわせる。それに弥弥古麗、秦じいらが同行する。

ついに動き出した可敦!

ついについに屈辱に耐えて動き出した可敦。夫の可汗に薬を盛り、日に日に弱らせています。そして牙帳を掌握する行動にでました。母は強し!と言いますが、全ては小可汗・渉爾(シャアル)のため。そのために邪魔な人間は排除するつもり。もちろんその中には阿詩勒隼も含まれます。今後の牙帳の動きに注目です!

魏叔玉と李楽嫣の恋のゆくえは?

ついに告白をした李楽嫣。魏叔玉はなんとも答えない、拒絶しないのをいいことに李楽嫣は突き進みますね。ただ魏叔玉は李長歌のことを忘れられない様子、そして李楽嫣のことは妹のような存在だと思っています。李楽嫣の恋は実ることができるのでしょうか?また魏叔玉の前に李長歌が現れたら、魏叔玉はどうするのでしょうか?

あとは李楽嫣は阿詩勒部に嫁がされる予定の和睦公主ですよね?魏叔玉と良い仲になっても婚姻はできないのでは?と考えてしまいますが・・・

皓都の伝わらない想い

残念ながら皓都の想いは伝わりませんでしたね。身分も違いますし、遠くから見守るだけです。李楽嫣は皓都に好意を持ってきましたけど、それは恋愛ではなかったんですね。ちょっと皓都が可愛そうな展開でした。

鷹師はどうなる?

さあ、牙帳が紫草の提供を拒否しました。可汗の病状が良くなることがあれば阿詩勒隼を守ることができるでしょうが、それも難しそうです。

つまり鷹師を捨てるという宣言です。紫草が漠北で手に入っても、こうなると鷹師が生き延びる道は実力行使しかありません。牙帳と対立する、または阿詩勒隼を掌握するしか道はありません。これから阿詩勒隼はどのように決断をしてくのか気になります。

穆金は生き延びることができる?

次に気になるのが穆金は生き延びることができるのでしょうか?亜羅はあっけなく〇されてしまいましたね。穆金はどうなるのでしょうか?紫草の到着が急がれますが、長歌たちは漠北で思うように紫草を調達できるのでしょうか?

36話 砂漠の王たち

李長歌たちは漠北の街に入る。そこで珍珠という少女と出会う。珍珠は漠南から来た子。李長歌は珍珠から乞草節の祭りでは民が紫草を疫病神に投げるという風習を聞く。そしてこれを利用して紫草を大量に手に入れようとした。舞台で疫病神に扮して踊り、民に紫草を投げてもらう。それを回収して鷹師に帰ろうとするところを官軍に捕らえられる。そして漠北王に参内を命じられ、投獄されてしまう。

漠北の宮殿に漠南王がやってきた。娘の図伽郡主を解放してもらうためだ。実は珍珠が図伽郡主だった。図伽郡主のとりなしで再度、漠北王の前に出ることが許された李長歌。牢から出て宮殿に向かうが、阿詩勒部の使者が漠北王に謁見して出てくるところを見かける。

李長歌は身分を明かし、漠北王と漠南王に向かって今すぐ阿詩勒部の使者を捕らえるように言う。そして今こそ団結をする時だと説得を始める。

やっぱり順調に行かない紫草調達

この物語って何事も順調に行かないことがセオリーなので、紫草調達もやはりうまく行きませんでしたね。そして投獄されてしまうという・・・

現代的な踊りだった乞草節

乞草節の祭りの踊りはかなり現代的な踊りでビックリしました。李長歌たちも踊るかと思ったら踊りませんでしたね。李長歌を演じているディリラバはもともとはダンサーですので、彼女が踊っているところを見たかったな~という気持ちです。

珍珠との出会い

珍珠は漠南王の娘・図伽郡主でした。彼女のお陰で李長歌は再び漠北王に謁見することが許されますね。珍珠を助けたことで首がつながりました。

団結を説く李長歌の狙いは?

鷹師は阿詩勒部から捨てられ、漠北と漠南は事実上、阿詩勒部の支配下にあります。そこで李長歌は今こそ、漠北と漠南が団結して鷹師と一緒に阿詩勒部・牙帳を討つべきだと説きます。この策は成功することができるのでしょうか?

こうなると可敦との全面対決ですね。次の可汗になるのは、渉爾か隼かということになります。運命を決する戦いになりそうです。

漠北の首領はエルフみたい!

髪は茶髪でロン毛だし、ロードオブザリングのエルフみたいだねってSNSで噂になっています。

図伽郡主は山河令の顧湘ではないか?

図伽郡主を演じているのは山河令で顧湘を演じていた子役ではないかと・・・SNSで話題になっています。勝気な少女を演じたらこの子の右に出るものはいませんね。数年したら子役から女優デビューするんだろうな。それはそれで楽しみ!

37話 全権掌握

牙帳が漠北・漠南から徴兵をし、首領の母親と娘を人質として要求した。そこで李長歌は牙帳に対抗するため今こそ漠北・漠南は団結するべきと説く。そしてそれに鷹師も協力すると。李長歌はこの言葉が本当であることを証明するために人質として漠北に残る。そして弥弥古麗たちと紫草を鷹師に帰した。途中、牙帳からの襲撃を受けるも帰還し穆金の命は無事だった。

漠北へ送った使者が○されたことを知った奕承公主。延利可汗の病状を悪化させていた。延利可汗が嗅いでいた香には毒が入っていて延利可汗はさらには言葉も発することができなくなった。牙帳を掌握することができた奕承公主は可汗の代理を務める。奕承公主は熊師と鷹師に漠北への出征を命じる。

漠北・漠南だけでなく砂漠の各部が同盟に参加して兵は多くなった。そこに阿詩勒部の軍がやってきた報告が入る。阿詩勒部の熊師と鷹師だった。

奕承公主の本性が出た!

いやー、めちゃくちゃ怖い、奕承公主。実の兄を○して延利可汗を可汗の位に押しやったのだとか。それを知っているから可汗は奕承公主のことを嫌っているのかも知れません。奕承公主は阿詩勒隼を生かしてはおけません。

弥弥古麗の判断は?

紫草を運送中に弥弥古麗は奕承公主から命を受けますね。紫草を焼くようにって。でも実行しなかったですね。穆金を見○しにはできなかったようです。そうなると弟君はどうなるの・・・?奕承公主の手にかかるのでしょうか?

羅十八と緒風との恋は?

なんだか急にヒートアップしてきた羅十八と緒風。二人の恋はこれからどうなる?それにしてもこのドラマはあっちこっちで恋愛要素が満載なんですね。

38話 第三の道

熊師と鷹師は漠北に出征した。李長歌はひそかに阿詩勒隼と会う。阿詩勒部を裏切ることを決めかねる隼だったが、李長歌は第三の道を説く。弥弥古麗は鷹師陣営を訪れて隼と穆金に
熊師の狙いと自分が牙帳の内偵だと告げる。

漠北攻めを翌日に控えた熊師と鷹師。隼は土喀設に今夜襲撃をかけると言う。鷹師は夜襲を開始する。しかしこれは熊師をあざむくための罠だった。鷹師は全滅を装い、遅れてでてきた熊師は敵の奇襲を受ける。そして隼と穆金は土喀設の元へ。隼は土喀設と一騎打ちをするも一撃で土喀設をしとめる。穆金は熊師と鷹師が全滅したことを牙帳に報告に行くため、隼の冠を持って牙帳に行く。

鷹師は弥弥古麗を使者にして李長歌にも伝えられていた。成功した隼は長歌に会いに来るも誰かが放った矢で射られてしまう。

小可汗・渉爾(シャアル)が疑いを持ち始めた

渉爾が可汗に会いにいくも母・奕承公主に止められます。そして今後は母・奕承公主といつでも会えると命が下りたと伝えます。そして奕承公主は可汗の印を持っていると告げます。渉爾はビックリするものの、母・奕承公主のことを疑い始めたのではでないでしょうか?

奕承公主はことを急ぎすぎでは?

奕承公主は牙帳を掌握すると可汗の命を数多く下していきます。熊師と鷹師は漠北を攻めるように命を出しますし、牙帳も移動させますし、・・・やりたい放題です。これがうまく事が進めばいいですが、どうなることでしょう?

穆金と弥弥古麗のキス

穆金が牙帳に報告に行く道で弥弥古麗と出会います。弥弥古麗は穆金にキスをしますね。そして穆金からも弥弥古麗へ。そして弥弥古麗の弟を必ず助けると約束します。この二人の再会はいつになることでしょうか。

長歌と隼の抱擁

長歌と隼が密会するとき、長歌からの返事に隼は「我想?」と書きます。これは「キミが恋しい」という意味。もちろん心の内を言葉で表現する必要がないと思っている隼は「約束の時間にいく」と返事をしたのですが、穆金が自分の想いを文に託すようにと言って書いたもの。しかしこれは漠北の首領の知るところとなり、隼の弱点を知らせることにもなります。今後、漠北の首領が隼に何かしてくるかなって考えられますね。

隼の1つめの願い

隼は長歌が軍師になるときに3つの願いを叶えると約束させられました。1つめの願いは李長歌に対して「女らしくしろ」でしたね。一人で危険をおかす長歌が見てられないというところでしょうか。そして何でも自分に相談するように、自分が長歌を守るといいました。二人の距離もギュッと縮まりいいムードだったんですが・・・隼は矢に射られてしまいました。

39話 再び故郷へ

刺客に射られ阿詩勒隼。刺客は阿詩勒部のものだった。隼は明日をも知れない命となり、李長歌は懸命に看病し隼への想いを告げる。翌朝、目覚めた隼は長歌の言葉を聞いていた。そして今後は二人で生きていくことを誓う。

この危機を脱するためには砂漠は唐と結託するしかいないと言う長歌。唐の使者として魏叔玉がやってくる。李世民は匿名の情報の差出人「朔州」が長歌だと分かったらしい。そして砂漠の使者を長安に招待すると。その使者に李長歌は名乗り出る。長歌はは漠北王の妹・公主という身分で隼、図伽郡主を連れて長安に向かう。

一方、牙帳は定襄に移された。定襄は奕承公主が生まれ育った場所。そこに牙帳を移して奕承は自らが長安に行くことを考えていた。そんな中、穆金は調査するために牙帳に潜入していた。

やっと吐露された李長歌の想い

今回、やっとやっと李長歌が隼への想いを告げました。やはり直接言うのではなくて病状の隼に言うという形でしたね。絶対に隼に面と向かって言うことはないと思っていました。そしてそれを隼も聞いていたってことで、二人の距離はグッと近づきましたね!

李長歌の美しさ

漠北王の妹・使者として長安に向かう長歌。美しすぎますね。隼も惚れ直しそう。

魏叔玉と隼と長歌

次に魏叔玉が登場して長歌と話をします。そのときの様子を距離を置いて眺めている隼。魏叔玉が困惑していましたね。隼の嫉妬が怖い・・・!

渉爾は本当はいい子なんだ!

隼の○を知って渉爾はやけ酒を飲んでしまいます。好敵手だったと認めていただけにその○を受け入れることができないよう。なんだ!本当は気の優しいいい子なんじゃない!?

奕承公主はどう出る?

砂漠が唐と結盟すると阿詩勒部は孤立してしまいます。そこで奕承公主は自ら長安に行くことを決めます。これってどういう意味なんでしょうか?

隼は可汗を救い出すことができる?

隼は牙帳が奕承公主に掌握されていることに気が付きます。そして可汗を救い出したいと願っています。困難が伴いますが、長歌も協力して可汗を救い出すことができるのではないでしょうか?

長安に戻ってきた長歌

今回は、何年ぶりになるのか分かりませんが、李長歌は生まれ故郷の長安に戻ってくることになりました。街並みは変わりませんが、人は変わってしまう・・・そんなことを思っての帰京だったと思います。

郡主としていう高貴な身分に生まれたのにも関わらず、皇太子暗殺に巻き込まれ住む家もなく放ろう。そして隼に出会い、隼に助けられてここまでやってきました。今、長歌が頼れるのは隼だけ。これが終わったら二人に幸せな人生を歩んでほしい!魏叔玉にはもっとよい相手が現れるよ!

40話 母の真実

長安に戻った李長歌。行きたいところがあると言い、阿詩勒隼とともに母が眠る寺へと向かう。二人は母の前で語りかける。そこに皇帝・李世民の姿が!李世民は長歌が戻ってきたことに驚きと安堵を隠せない。しかし長歌は両親の仇を絶対に許さないと厳しい口調で言うのだった。

そこに魏徴がある物語を聞かせる。それによると長歌の母は李世民に命を救われたが酒を飲んだ兄・李建成が長歌の母をてごめにして妊娠させてしまう。そこで産まれたのが長歌。そしてあの日、李世民に情報を流したのも母だったと知る。困惑してしまった長歌は阿詩勒隼に慰められる。長いキスシーン!

一方、李楽嫣は使者が泊る四方館を訪れて長歌との再会を喜ぶ。しかし四方館には阿詩勒部の可敦と小可汗・渉爾の姿が!可敦は阿詩勒部と唐との縁談について話を持ち出し・・・

1話で長歌の母が書いた長い手紙の意味

1話で夫・李建成の書斎で立ち聞きをした長歌の母・瑾夫人はそのあとに自室に戻り長い手紙を書いています。それは誰に当てたものかはずっと分かりませんでしたが、ここに来て李世民に当てた手紙だということが分かりました。

李世民と長歌の母は相思相愛の仲だったのですね・・・

可敦(奕承公主)のたくらみとは?

今回、長安に来た可敦(奕承公主)は阿詩勒部と唐との縁談について持ち出します。つまりこの縁談を唐がOKすれば唐は約束を守る国、唐がNOを出すと唐は約束を破れない国と砂漠の国に知らせることになります。

ということは唐としては約束が守れることを証明したいわけですから、縁談を飲まないわけにはいかなくなります。

長歌と隼の長いキスシーン

中国ではまだラブシーンはご法度のようでして、キスシーンも露骨なものは放送できないようです。なので今回の長いキスシーンも遠目でかつピントが合ってない映像でしたね。そしてその手前には2羽のインコがお互いのくちばしをつつき合っているという映像でした。

なんとか放送できるギリギリのラインで制作側も頑張ったということでしょう・・・

楽嫣を見守る皓都

今回は楽嫣がお忍びで長歌に会いに行くシーンで皓都に邪魔をされそうになります。楽嫣はしっかりと自分の言い分を主張して皓都が遠くから見守るように仕向けます。成長した楽嫣のことを快く思った皓都が口角を上げるシーンが印象的でした。

楽嫣は魏叔玉のような貴公子が好きなのかも知れませんが、煮え切らない態度の魏叔玉よりは皓都のような姫をしっかりと守るナイトのような皓都のほうがお似合いだと思いますが、どうなんでしょうか?

41話 矜持を示す時

阿詩勒部の可敦は昔の話を持ち出し、唐の公主と阿詩勒部の小可汗・渉爾の縁談を要求する。李楽嫣は魏叔玉にこの話がなくなるように懇願してほしいと言うが、魏叔玉は李楽嫣のことを実の妹のように思っていると言い、愛していないことがわかる。楽嫣の気持ちを知る皓都は魏叔玉に詰め寄る。

一方、弥弥古麗は生きていたことが知られ可敦に呼び出される。弟の命を守るために任務を与えられた。(薬瓶・・・)

唐の朝廷では公主を嫁がせるべきか議論が重ねられていた。楽嫣は現れてか弱い女子を犠牲にするようなことはあってはならないと持論を説く。そこに杜如晦が現れて楽嫣の肩を持つ。

楽嫣を連れて皇帝・李世民は使者たちが泊る四方館に会いに行く。そして楽嫣から可敦にお断りをさせた。それを聞いて可敦は約束を反故にされたと言い、他の部族も今後同じように裏切られることになるだろうと脅迫する。それを聞いていた李長歌は、婚姻が友好の証ならばここにいる草原・砂漠の部族たちはすべての資格がある。それならば決闘をして強いものが公主を娶ればいいと言う。

可敦の心の闇

可敦は阿詩勒部に嫁ぎ、隋と草原の安定に貢献したことになっています。それは美談として伝わっていますが、実は次々と別の夫に仕え、内情はとても辛い人生でした。しかしそれと同じ立場の女子を唐に要求します。自分と同じ悲劇を繰り返させるということです。なんだ非常に「暗い闇」ですよね。
また小可汗・渉爾は公主に興味もないわけですし、政略結婚は誰にとっても幸せなものではありません。

強くなった楽嫣

それを楽嫣がしっかりと自分の言葉で父帝に伝えたのは大きいですね。「女子の犠牲の上に成り立つ和睦ってなんですか?」って。それを聞いて臣下たちも恥ずかしくなりましたね。それでいいんです。男は自分たちのことしか考えていない、それを女子の公主が意見したわけですから、楽嫣の言ったことは本当に正しいし、これから朝廷運営にもエ強を与えることでしょう。

魏叔玉はやはり楽嫣に気がないのか・・・

魏叔玉は父に?馬(ふば)になれば楽嫣を救えると言われます。?馬(ふば)というのは皇女と結婚した婿のための称号です。しかし魏叔玉は楽嫣のことを妹のようにしか見れていません。それならば楽嫣が告白したときにちゃんと言えばよかったのに・・・楽嫣を守るために結婚すればいいのですが、それもできない。優柔不断ですね。

弥弥古麗は弟を救うことができる?

次に気になるのは弥弥古麗が生きていることを可敦に知られてしまいました。弥弥古麗は無事に弟を救うことができるのでしょうか?穆金の活躍も気になるところです。

42話 比武招親(びぶしょうしん)

腕比べの大会“比武招親”が開かれることになった。勝利した者に唐の公主が嫁ぐというもの。長歌は阿詩勒隼に出るように頼むが断られてしまう。比武招親の当日に魏叔玉は李楽嫣を呼び出し、阿詩勒部の小可汗・渉爾に勝利するが、娶るつもりはないと言う。これに楽嫣は娶るつもりがないならば参加する必要はないと断る。それは自分に対する侮辱であり屈辱だと。比武招親で阿詩勒渉爾の前に皓都が現れる。負けが続いていた皓都だったが態勢を整えて反撃する。そして可敦が試合の中止を叫び、皓都が勝利者となった。

楽嫣は皓都の元に行く。そしてどうして試合に出たのかを聞く。はじめは唐のためと言っていた皓都。楽嫣は落胆するが皓都は次に楽嫣のためと本心を言う。これに喜ぶ楽嫣。そして抱き合う二人だった・・・

楽嫣が求めていた男性とは?

ずっと魏叔玉のことを見続けていた楽嫣だったのですが、今回、試合に皓都が出たことで気持ちが一変します。実は自分のことを大切に思ってくれていたのは皓都だったのだと気が付きます。楽嫣は自分に思いのない人と生涯を共にするつもりはなく、自分のことを想っていくれる人と一緒になりたいと思っていたのですね。それは魏叔玉ではなく皓都だったというわけです。

皓都は自分は身分の低い武人なので楽嫣にふさわしくないと考えていてずっと自分の気持ちを封印していました。しかしここで楽嫣に自分の気持ちを尋ねられて正直に言います。楽嫣はこの言葉に満足します。

自分のことを必死に守って大切に想ってくれて人がずっとそばにいてくれたって素敵な話ですよね。ただ気が付くのが遅かったですが、手遅れになるほど遅くはなく、よいタイミングで二人の想いが通じ合ったのが最高でした。

比武招親という試合がなければ皓都は身分違いの尊い公主・楽嫣を娶ることはできませんでした。李長歌の提案がこのような形で実を結ぶとは思いませんでしたね。

やっと優柔不断を断つことができた魏叔玉

このドラマで最初からずっと優柔不断だった魏叔玉。ここでやっと魏叔玉は楽嫣に自分の想いを伝えます。楽嫣が傷つくことになるのを恐れて今まで言えなかったけれども、やはり伝えるべきことを伝えます。

これで楽嫣のことを大切に思っている皓都が試合に出て勝利したわけですから、魏叔玉がやったことは本当に正しいことでした!

43話 一生 君のそばに…

唐との結盟に反対していた砂漠の部族・鉄勒部の稚西が毒○される。その前に弥弥古麗が食事を運ぶ姿が目撃されていた。一介の侍女が単独で犯行に及ぶはずがないと李長歌が指示したのだと憶測が流れる。しかし阿詩勒渉爾が毒は自分が持っていたものだと言い、弥弥古麗を助ける。

阿詩勒渉爾は禁足となり、息子の愚行を知った可敦は頭を悩ますものの晟辛に計画を進めるように命じる。晟辛は皇太子・李承乾と李長歌が話しているところを立ち聞きしてしまい、李長歌の「李」姓が唐の皇族の姓だと知る。

定襄に潜入している穆金は可汗の部屋に入ることができ、阿詩勒隼が生きていることを伝える。そして隋王の世話をしている弥弥古麗の弟・歩真にも会いに行くが、帰り道に雷モンに見つかってしまう。

渉爾が弥弥古麗を助ける

こういう行動を取ると言うことは渉爾はやはりいい子なんだと思います。自分に気がないことをとっくに知っているのに弥弥古麗を助けるのですから。しかしその母の可敦は悪辣な人物ですね。この親子はこれからどうなるのでしょうか・・・?

楽嫣と皓都、長歌と隼

今回は「一生 君のそばに…」という題名の付いた回でした。楽嫣と皓都の婚姻の儀はどうやら近いらしい。そして長歌が贈り物にする扇に刺しゅうをしますが、上手ではありません。それを見て隼は上手だと言いますが、「自分たちの婚姻はいつなのか?」と長歌に迫ります。そして長歌の母が安置されている寺に行き、縁談の申し込みを行います。長歌はまだ結婚する意志はないのかも知れませんが、隼は本気。この二人はいつになったらゴールインするのでしょうか?

44話 揺さぶりの応酬

長安の街に出ていた皇太子の配下だという晟辛から呼び止められた李長歌。そして郊外に呼び出される。長歌が戻て来ないことを心配した弥弥古麗は阿詩勒渉爾に伝える。可敦の前で弥弥古麗は阿詩勒隼を傷つける。渉爾の部屋に入る弥弥古麗、そして長歌の居場所を教えて欲しいと懇願する。渉爾も居場所を知らなく、母・可敦の部屋で立ち聞きをして長歌の居場所を知る。それを弥弥古麗に伝え、隼が西の郊外に助けに行く。そこで隼は矢を放ち晟辛も○してしまう。

晟辛が○されたことに怒った皇太子・李承乾はすぐに下手人を捕まえるように魏叔玉に言いつける。魏叔玉は四方館に行き、隼を捕らえる。そこで隼は自分は鷹師特勤の阿詩勒隼だと身分を明かし、阿詩勒の可敦と小可汗・渉爾の指示で皇太子暗○を企てたと言い放つ。そして渉爾も捕らえられる。

そのころ、長安では阿詩勒部が西の砂漠に侵攻したという噂が流れる。しかし軍報での連絡はない。長歌はこれは可敦が流した流言ではないかと考える。しかし長安に来ている各部の使者たちは一刻も早く長安から引き上げようとしていた。

そこに○んだはずの鉄勒部の稚西が現れる。稚西は事前に長歌から阿詩勒部から毒を盛られると忠告していて、毒ではないが中毒と同じような症状の出る薬を手渡されてた。翌日、本当に毒を盛られそうになり、長歌から手渡された薬を飲んで○んだように偽装したのだった。

長歌と隼の仲の良さを目撃してしまった漠南群主・珍珠

長歌が西の郊外で斬られてしまい、連れて帰って隼が手当するシーン。そこには珍珠もいただのだが、仲のよいところを見せつけられてしまう。隼は長歌の額にキスをするし、薬湯も蓮華にすくってフーフーして冷ましてあげてから長歌に飲ませていました。

さあ、これからどうなる?

晟辛が○されてしまったことで大問題となります。隼は自分の身分を明かし、阿詩勒部の命で皇太子暗○を計画したと言い放ちます。阿詩勒部を唐の敵とすることで、砂漠と唐の結盟を勝ち取るという方法です。でも隼は捕らえられていますので、もしかしたら自分の命を投げ出すことになるかも知れません。でもそれを傍観しているのは長歌らしくありません。さあこれからどうなるのでしょうか?

45話 郡主の正体

毒殺されたはずの稚西は生きていたことが分かる。阿詩勒部の動きを見るために潜伏していたというのだった。一方、鉄勒部の赤合は奕承と繋がっていて、結盟を阻止するように動いていたのだった。李長歌はこの陰謀を知り、皓都の力を借りて兵を動かし、党の残党を襲う。しかし奕承の名前までは出て来ない。

皓都は無断で兵を動かしたことに対して義父・杜如晦に責められ、謝罪するもさすが自分の息子として褒める。そして祖先の位牌の前に連れていき、義理の息子ではなく実子として迎えることを告げる。楽嫣の夫・駙馬都尉(ふばとい)になるためには名門貴族の息子でなくてはならない。そのために杜如晦は皓都を自分の子とした。李世民も二人の仲を許し、?馬に任じて楽嫣を託す。

一方、盟約が結ばれる準備ができた日、唐からは魏叔玉がやってきて各部に調印するように言う。その場で弥弥古麗は長歌の身分を暴露し結盟は行われることはなかった。

獄にいる隼は何者かに連れ出されようとしていた。その人物とは皇太子。臣下の晟辛(せいしん)のかたき討ちをするためだった。しかしそこに魏叔玉が現れて取り押さえられる。魏叔玉は隼を皇帝の前に連れていく。皇帝は2つの道を示す。1つめは当たらな戸籍を受け入れて長安で暮らし阿詩勒部との接触を断つこと。しかしこれは長歌が拒否したものなので、隼も受け入れられないと言う。そしてもう一つの道は・・・隼は長歌のために命を懸けると言う。

渉爾(シャアル)と隼の関係

渉爾(シャアル)と隼は獄につながれ、隣同士の独房に入れられる。壁越しに話をするが隼は渉爾の母・奕承を許すことはできないと言いました。また渉爾が獄を出たあとのことを話すも隼は来世の話をしだし、このまま牢で○んでしまうような雰囲気でした。二人の心は平行線のまま。仲良くなることは望めないのでしょうか?

楽嫣と皓都の物語は順調に!

楽嫣と皓都の婚姻は、李世民が許しを出したことで順調に進む予定です。杜如晦も李世民も皓都の実力を認めて、名実ともに?馬、楽嫣の夫としてふさわしい男になったようです。

46話 託した願い

李長歌の正体が分かり、盟約の結実は難しいだろうと思われていた。李世民は小可汗・渉爾(シャアル)と阿詩勒部に囚われている人質を解放することを条件に身柄を引き渡した。そして各部はこのことに気を良くして唐との結盟するのだった。奕承は渉爾を引き取り、さらに阿詩勒隼の身柄も引き受け、定じょうに帰っていく。

李世民より玄武門の変のときに母の様子を聞かされた長歌。母は李世民に命を救われて玄武門の変の時に李世民に手紙を書いたことで李世民の命を救った。これにより恩返しはできたと。ただ当時の夫・皇太子・李建成のことを裏切ってしまった。李世民は瑾夫人と長歌を生かそうとしたが、皇太子を裏切ってしまったことを清算するために李世民の短剣を手に取り自○する。そして最後の言葉は長歌が平穏に暮らせるようにということだった。

李世民は長歌を長安にとどめておきたいが、長歌は隼がいる定じょうに行くと言ってきかない。李世民は最後にはそれを許す。叔父と姪のわだかまりは溶けたようだった。

定じょうの牢に入った隼に渉爾が会いにきて可汗の様子を伝える。そこに奕承が現れて身を隠す渉爾。奕承は隼に対して鷹師を率いて唐と戦うのならば○さないと告げる。そして可汗を病にしたことを認めるのだった。その真実を渉爾は立ち聞きしてしまい・・・

やっと隼を夫とすることに決めた長歌

とっても長い月日が必要でしたが隼を夫とすることに決めた長歌。そして長安を離れる前に長歌は母が祭壇がある寺に行きます。そして隼を夫とすることを告げます。祭壇には隼が置いていった縁談状があり、長歌は中を確認して・・・という流れがすごく素敵な流れでよかったです。

母の悪行を知ってしまった渉爾

牢で立ち聞きをして母・奕承が可汗を病にしたことを知ってしまった渉爾。心根が優しい渉爾なので動揺を隠しきれません。これからどうなるのでしょうか?母に反発するのでしょうか?

47話 鷹の反撃

奕承公主に鷹師を招集するように言われた阿詩勒隼。条件として延利可汗と穆金の治療を要求する。隼は金に軍令を渡し、鷹師を招集した。鷹師は出征を迎え可汗の前に出るが穆金らが可汗を拘束し唐の李靖に引き渡す。これに激怒した奕承は3日後、隼を公開処刑することを命じる。

そのころ長歌は定襄入りをし、隼の処刑を知る。孔明灯を揚げて宮中の弥弥古麗に知らせ、月餅を買いに来させる。月餅の中には長歌からの指示があった。弥弥古麗は渉爾とともに宮中の地図などを用意する。長歌の元には司徒郎郎や緒風が集まり、いよいよ公開処刑まであと3時間に迫る。

杜如晦の体調が思わしくなく、皓都は婚儀を早めることを提案し楽嫣は了承する。家族だけの内輪の婚儀が杜府で執り行われた。そして翌日、皓都は定襄に旅立つのだった。

渉爾が悲しい

渉爾は奕承が自分の父を○したことを知ってしまいます。多くの罪を重ねた母の罪滅ぼしのつもりで隼を助けるために長歌に協力をします。渉爾は人を疑うことがない純粋ないい子なんですよね。なのに多くの人間が渉爾のことを裏切っていきました。そう考えると彼が小可汗に生まれたことは幸せではなくとても悲しいものです。どうやったら彼の心の傷が治るのでしょうか。

奕承が望んでいたのは隋の復興だけ!

結局、奕承が望んだことは唐を倒して隋王朝を復活させることだけ、だったんですよね。自分の身分は隋の公主ですし、息子もその血を引いています。だから自分が隋の復興を成し遂げて息子を隋の皇帝にできると思っていたようです。そのために多くの血が流れて、阿詩勒部は戦の道具として使われてしまったということのようです。そう考えるとかなり自己チューな公主だったんですね。

幸せな楽嫣と皓都

小さな結婚式を挙げた楽嫣と皓都。幸せな様子。皓都は生まれは卑しいですが実力を認められて杜如晦の義理の息子になり、さらに公主を娶ることができました。皓都の元々の身分から考えると信じられないことです。彼の楽嫣への想いがそうさせたのですが、杜如晦が実の息子にしてくれたり周りの協力もありましたね。自分の想いを貫いた皓都が一人勝ちしたって感じですね。

あれほど反目しあっていた魏叔玉とも仲がよくなった皓都。自分の心を少しずつ出してこれたおかげで魏叔玉や長歌とも信頼関係が築けてきているようです。こういう変化も楽嫣を好きになったお陰なのかな~~と思います。

48話 決死の逃走

弥弥古麗と呼応することができて、宮門の外で待っていると出てきたのは、阿詩勒渉爾だった。渉爾は自分を人質として阿詩勒隼を解放させた。奕承公主は逃げる長歌と隼を○すように命じるが、渉爾は奕承に刃を向けるのだった。

この隙に王宮内に司徒郎郎や魏叔玉が潜入して旧隋の宗室を救出することに成功。弥弥古麗の弟・歩真も救出される。延利可汗を救出した穆金らの鷹師も隼を救うために定襄に戻っていた。

王宮から脱出しようとしていた長歌と隼の前に弥弥古麗が現れ脱出できる門に向かう。しかし弥弥古麗は雷豪の矢で射られてしまう。助からない傷を負った弥弥古麗は歩真のことを頼むと長歌に言う。そこに穆金が現れて弥弥古麗は息を引き取る。

渉爾は各部族の前で母・奕承を非難する。これにより母子の縁は切れたと奕承は言うが、唐の襲撃を前に渉爾を遠くに逃がすのだった。

一番勇敢だったのは弥弥古麗なのかも!

このドラマは長歌をはじめ剣の達人がたくさんでてきます。みんな勇敢で勇ましいです。でももしかしたら一番勇敢だったのは弥弥古麗なのかも知れません。剣を使うことはできない弥弥古麗ですが、奕承に脅されながらもいつも長歌を守ってくれましたね。最後の最後でまさかなくなるとは思っていなかったので、とても寂しいラストでした。

このドラマでは長歌と隼、楽嫣と皓都、弥弥古麗と穆金という3つのカップルがいます。その中でも弥弥古麗と穆金はお似合いのカップルですし、一番最初にゴールインすると思っていました。穆金と再会して幸せになれると思っていたのに本当に残念です。

49話 未来の旅路へ

ついに最終回を迎えます。最終回予想!唐と鷹師は定襄を攻めます。唐は李靖が軍を指揮します。隋の復興を断念しなくてはならなくなった奕承はどうするのでしょうか?息子の渉爾はうまく逃げ出せたのでしょうか?

そして唐と草原は戦のない太平を迎えることができるのでしょうか?そして長歌と隼は結婚するってラストなのでしょうか?来週が待ち遠しいです!!

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あらすじネタバレはこちら

定襄を脱出することに成功した李長歌たち。魏叔玉は随王や蕭皇后を長安に護送するため別ルートへ。長歌たちは戦をやめさせるために戦場へ戻る。阿詩勒隼は鷹師を率いて定襄軍を追撃する。穆金は雷蒙を相手にして弥弥古麗の仇を討つことができた。隼は阿詩勒渉爾と再会して狼師を見送る。

李靖が率いる唐の討伐軍に長安から皓都も駆けつける。皓都は奕承の乗る馬車を囲む各部に対して戦をやめて故郷に帰るように言う。すると各部たちは逃げていった。馬車の中には奕承の姿はなく、長歌たちは定襄に向かう。

定襄の宮殿に長歌が足を踏み入れると奕承の姿が。長歌は長安に来るように言うが、奕承は今でもなお復讐に執着をする。その姿に昔の自分の姿を重ねた長歌。奕承は宮殿に火を放ち長歌を道連れにする。宮殿の外で待っていた隼は建物に走り、長歌を救出する。

長歌は李靖と皓都に自分は定襄でなくなったと皇帝に報告してほしいと言う。それから各地を巡り叔父の皇帝が統治する唐の繁栄を見届ける。

復讐に執着する奕承は昔の長歌とそっくり!

このドラマの奕承の役割は昔の長歌の姿なんですね。長歌と奕承は合わせ鏡のようなもの。

昔の長歌は復讐するために他の多くの人間を犠牲にしていました。長歌は途中でそれに気が付く機会が与えられましたが、奕承はそのまま最後まで復讐に燃えていました。復讐に生きることは自分を縛ることでもあり、その人生に意味がありません。奕承も途中で復讐が無意味だと気が付けばよかったのですが、それはできませんでした。多くの草原や砂漠の混乱に陥れて、人がなくなっても気がつくことができませんでした。それが奕承と長歌の違いだったということでしょう。

国が豊かで強ければ、民は安心して暮らすことができる!

唐は長歌の叔父・李世民の時代に栄えます。交易が進み、国が豊かになり、国が強くなれば戦に巻き込まれることはありません。そうやって周辺諸国と良好な関係を築くことができたのは長歌たちの活躍のお陰ですね。民のために戦争をやめさせた長歌も優れていますが、皇帝・李世民も周辺の砂漠と同盟を結んだのですから、優れた君主だと言えるでしょう。

まさに明君!明君が統治すれば民は安心して暮らすことができ、楽嫣が望んだ民が飢えることなく生きることができる社会を作り上げました。これから唐はもっと繁栄していき、長安はその時代でもっとも繁栄した都市になりました。多くの国から留学生も迎えましたね。日本では遣唐使が有名です。こうやって豊かに生活できる基盤を皇帝・李世民は作り上げることができ、長歌も復讐などを考えることなく一人の民として安心して暮らしていったことでしょうね。

長歌と隼の結婚は?

最終回のはじめの部分で長歌は隼の婚姻申し込み状を見たと言います。そしてその「返事は?」と隼が聞くと、「私たちに儀式など必要ない、隼がいればいい」と返事をします。これで長歌と隼は晴れて夫婦となったということです。結婚式などはやらなかったということですね。

最後のシーンは二人が寄り添うシーンではなくて、草原で隼が馬に乗り鷹を片手に乗せていて、鷹を飛ばします。場面は変わって長歌がいる場所に鷹がやってきて長歌の周りをぐるぐる回るというシーンでした。

こう考えると二人はべったりと一緒にいるのではなく、お互いがお互いを尊重して別の場所にいるってことなのかなって思いました。隼は草原にいましたし、長歌は草原ではない平原にいました。中原、つまり唐にいたのかなって思いますよね。

長歌は叔父の李世民の統治が民を幸せにしているのかを各地を回って調査したかったし、隼はそんな長歌の意志を尊重したのかなって思いました。

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ディリラバ主演「長歌行」のみどころ

ディリラバをはじめとする中国で今もっとも旬な若手キャストが集結したドラマとなっています。

原作は「人気漫画」なんです。中国語版はこちらなんですが ↓ ↓ ↓ ↓

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その他の中国時代劇についてはこちらに!

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