パワースポットの多い高尾山の中でも、特に人気の高い『たこの像』。これを読んでいる方の中にも「一度はこの目で見てみたい」と感じていらっしゃる方も、多くいることと思います
なのでこの記事では、たこの像へたどり着く方法を、分かりやすく解説していきます。
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高尾山で「たこの像」はどこにある?
さて、そのたこの像がどこにあるのかと言いますと、決して高くに建てられているわけではありませんので安心してください。
高尾山駅に到着して、一号路を進んでいきますと、3分ほどで、『たこ杉』という大きな杉の木が見えてきます。
そのたこ杉の隣に建っているのが、たこの像こと『開運ひっぱり蛸』です。ご丁寧に土台の石像に、『開運ひっぱり蛸』と真っ赤な字で刻まれていますので、見逃すことはないでしょう。
ただし、開運ひっぱり蛸は特に人気のあるパワースポットとなっていますので、順番待ちになる可能性も考慮しておいてください。
高尾山のひっぱり蛸のご利益と場所をチェック!
それでは今度は、開運ひっぱり蛸がどのあたりに建てられているのかを、詳しく解説していきたいと思います。
高尾山口駅 → 清滝駅
高尾山口駅から歩いて5分ほどで、清滝駅に到着します。この清滝駅ではケーブルカーやリフトの切符を購入できます。スムーズにひっぱり蛸を見たいという方は、ここで購入をおすすめします。逆に、登山経験のある方や、景色をじっくり楽しみたいという方は、登山口から一号路を進んでいくのも悪くないと思いますよ。
また切符の料金につきましては、公式サイトを参照ください。
清滝駅 → 高尾山駅
清滝駅からケーブルカーに乗り込むと、片道12分ほどで高尾山駅に到着です。ここからはもう、目と鼻の先に開運引っ張り蛸があると言っても過言じゃありません。
一号路を進んでいき、『高尾山さる園・野草園』を通過すると、たこ杉と開運ひっぱり蛸が見えてくるはずです。ここまでで、大体20分弱もあれば到着すると思います。
丸くてツルツルとした頭を撫でた人は、運を引き寄せることができると言われています。そのため、たくさんの登山客がここに立ち寄っていくんです。
ちなみに、なぜ大きな杉の木がたこ杉と呼ばれているかといいますと、高尾山の道を切り開く時に、根が邪魔だったため切り落とそうとしたところ、たこの足のように根が曲がりくねったことから名づけられたそうです。
たこ杉の樹齢は450年以上で、高尾山では二番目の高さを誇っています。そのため、たこ杉そのものからも、強いパワーのようなものを感じることができるのです。
高尾山のオクトパスのご利益と場所をチェック!
高尾山のたこに関するパワースポットは、実はこれだけではないんです。高尾山の薬王院には、『オクトパス』という木彫りの置物が存在します。
薬王院の大師堂に置かれた、このオクトパス。これを高く持ち上げてから、「南無大師遍照金剛」(なむだいしへんじょうこんごう)と唱え、祈念してから元あった場所に置くことで、受験などに合格することができると言われています。
なぜこれが合格に繋がるのかと言いますと、「置くとパス」、つまりオクトパスを置くことで受験をパスすることができるという、洒落からきているわけですね。そのため受験の季節になりますと、毎年数多くの受験生が、そのパワーを受け取っていくというわけです。
また薬王院では天狗を祀っているため、境内には数多くの天狗の像が建っていることでも知られています。そのため、「もみじ守」や「天狗守」といった、ここでしか売られていないお守りもたくさんあります。高尾山に登ったのなら、ぜひゲットしておきたいところですね。
しかし、これだけたこについて触れていると、なんだか本物のたこを味わいたくなってくるのではないでしょうか? なってきますよね?
そんな時はぜひ、高尾山焼き処「たこ住」に立ち寄ることをおすすめします。ここでは、一風変わったたこ焼きを味わうことができるんです。
たこ住のたこ焼きの生地にはとろろが練りこまれているのですが、これを、大きな二つのたこせんべいで挟みこんで味わうのです。たこせんべいのパリっとした食感と、たこ焼きのトロッとした食感が、たまらない一品となっています。
ちなみに挟むたこ焼きの数を選ぶことができて、1個入りで150円、2個入りの場合は250円となっています。
たこ住は、高尾山口駅と清滝駅の中間にある、表参道に建っています。登山の前に味わうもよし、たこのパワーを受け取った下山後に食べるもよしでしょう。
まとめ
これだけ見ても、高尾山がどれだけ『たこ』に力を入れているかが分かることかと思います。
また、ひっぱり蛸やオクトパスのほかにも、高尾山にはパワースポットが多数存在します。なので、そのご利益にあやかりたい方は、高尾山にチャレンジしてみてはいかがでしょう? 決して難しい山ではないので、きっと登り切ることができるはずですよ。