引っ越しをするときには段ボールに家のものをつめる作業から始めますね。
でもこの段ボールにつめる作業って地味ですし、苦手って人も多いと思います。
今回はそんなあなたのために段ボールの詰め方を伝授します。
コツを知ることによって段ボールに効率よくものを詰められますし、引っ越し当日までに段ボールにつめておけば当日はゆったりした気持ちで引っ越しができますよ。

Contents
引っ越しの段ボールの詰め方のその1:よく使うものは後で詰める
当然のことですが引っ越し前であっても普通に生活しなければなりません。
そのため普段の生活の中でよく使用するものを早めに段ボールに詰めてしまうのであれば、それらを使用できなくなります。
こうした状況を避けるために、引っ越し直前によく使うものを詰めるための段ボールを1つか2つ用意しておくことがよいでしょう。
そして前日、もしくは当日に普段からよく使用するアイテムを最後に段ボールに詰めるようにするのです。このような詰め方でしたら、引っ越し当日に段ボール詰め作業に追われることはありません。
よく使う食器類や調理器具、洗面用具、そしてある程度の衣類などは早めに段ボールに詰めてしまうのではなく、しばらくは使用できる状態にしておくべきです。
対照的に早めに段ボール詰めしても大丈夫なものは、シーズンオフの衣類や靴などです。
もし「何を段ボール詰めしたらよいかわからない」と感じたら、今現在あまり使用しないものを思い浮かべるとよいでしょう。そうすることで詰め方の順序がおのずと決定されます。

引っ越しの段ボールの詰め方のその2:グループ分けする
引っ越しをした後に荷ほどきを行ったものの、段ボールの中から出てきたものを各部屋に振り分けるのに苦労したという経験をお持ちの方は少なくないはずです。
こうした状況を避けるための荷物の詰め方は、段ボールをグループ分けすることです。
たとえばリビングルームに置く予定のものだけを詰める段ボールを作り、詰め終わった後、段ボールに「リビングルーム」と書いておくのです。
そうすることで荷物を運ぶときにこの段ボールをリビングルームに直接運び入れることがで、振り分け作業をカットできます。
また部屋ごとにグループ分けするのではなく、アイテムごとにグループ分けする詰め方もあります。たとえば靴、食器、遊具、そして衣類などをアイテムごとにまとめて段ボールに詰めるのです。
この場合も詰め終わった後、段ボールの中身がすぐにわかるようにペンで「靴」や「食器」などと書くようにします。
アイテムごとに分ける詰め方の場合、それらの段ボールを開封してからアイテムを各部屋、もしくは場所に振り分ける作業が必要となります。
しかし多くの場合、部屋ごとに段ボールを分ける詰め方よりもアイテムごとにまとめる詰め方の方が、段ボールの数が少なくなります。
そのため後者は、段ボール詰めと運ぶ作業を楽に行いたいという人におすすめです。

引っ越しの段ボールの詰め方のその3:Tシャツを利用する
引っ越し用の際に段ボールの数をなるべく減らしたいという人もいます。このような人におすすめなのが、Tシャツをはじめとする衣料品を上手に利用することです。
たとえば割れやすい食器を段ボールに詰めるとき、必ず新聞紙などにくるんで衝撃が加わらないようにします。
また引っ越しの途中、段ボール内で食器が動いてしまわないよう、食器と食器の間に丸めた新聞紙を入れて固定する人もいます。

このような詰め方は食器の破損を防ぎますが、その分新聞紙が多くのスペースを取るために、段ボールの数が増えてしまう原因となります。
ここで活躍するのがTシャツです。まず食器をTシャツで包みます。そしてそれらを段ボールに詰めていきます。
もし隙間などができてしまい、食器が移動中に段ボール内で動いてしまう可能性があるのであれば、丸めたTシャツを隙間に入れて固定します。
こうすることで食器を衝撃から守ることができると同時に、Tシャツも段ボール詰めできてしまうのです。この詰め方は段ボールの数を減らすことに貢献します。

まとめ
このように引っ越しを迎える日までの段ポールの詰め方ですが、工夫をすれば難しいことはありません。
まずが季節外のものや普段使っていないものから取り掛かりましょう。
また引っ越し先のお部屋の様子をみて何をどこに置くべきかを下調べしてから段ボールに詰める作業をして引っ越し先の部屋の名前を書いておくといいでしょう。こうすると引っ越し先で段ボールの移動がやりやすくなります。
ちょっとした工夫をするだけで、引っ越し前も引っ越しした後も作業がラクになるので、まずはやってみることをおすすめします。
<関連記事>
単身の引っ越しの相場情報!県外に出るときの費用はいくら必要?
引っ越しの段ボールの使い方!大きさ別に詰めるものを変えよう!