衣替えする際、しまっていた服にダニがついてるかもって考えるとそのまま着たいと思いませんよね。
そんな洋服についたダニを洗濯で死滅させるカンタな方法があります。
今回は、自宅でダニ退治をする方法をご紹介します。

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ダニは洗濯する際、50度以上の水を使えば、大体落ちる
水で洗濯しても落ちないダニがいるので注意
ダニは、洗濯機ですすぎのボタンを押し、水の中でガンガン回し脱水することによって90%は死滅させることができます。
一般的に家庭に最も多くいると言われているのがヒョウダニです。
ヒョウダニは、水につけ、洗濯すれば、完全にとはいえませんがほぼ死に至らせ、除去することができます。
しかし、厚手の生地の洋服や毛布素材などの布団に生息しているダニは落ちにくく、洗濯しても落ちないのです。
このダニはコナヒョウダニと呼ばれ、人間が眠っている時に出現し、髪の毛や垢などを好む厄介なダニで、厚手の生地の洋服や毛布に一度侵入すると、水に浸けても、落とすことが不可能なのです。

衣替えした時の洋服にダニの卵がついていると洗濯で落とすことはできない
衣替えした洋服で、すでに卵から返って、ダニとして生息しているダニは、洗濯機で落とすことができます。
しかし、まだかえっていない、卵のままのダニは洗濯しても落とすことが不可能です。
1週間すると、卵がかえり、新しいダニとして生まれてしまいますので、洗濯はこまめにすることが必要となってきます。
50度以上のお湯を使ってみよう
ダニを落とすのには、まず、低温の冷たい水では不可能です。
そこで、ダニが付いた洋服を選択するお水を、まずは50度以上の熱湯に漬けておく準備が必要です。
この準備した洋服を、家庭の洗濯機で丸洗いすれば、ダニを落とし、死滅させることができます。
洗濯で落ちないダニは乾燥機で高温で乾かすことにより死滅させることができる
洗濯物を干す時、ダニは天日干ししても裏側へ、隠れてしまう
洗濯機で服を洗った後、太陽の光の下に干しておけばダニは死滅すると思っている方がほとんどだと思いますが、これが飛んだ勘違いです。
洗濯した洋服や、毛布や布団を洗濯バサミで固定すると、ダニは、太陽が当たったことを察知し、太陽が当たっていない部分へ移動してしまいます。
頭の良い、賢い成虫です。ダニ自体が高温に弱く、死滅することを自分自身が分かっているため、このような習性を使います。
落としきれないダニを天日干しすれば完全にダニを死滅させることができるわけではないので、そこに注意が必要なので覚えておくことです。
洗濯しても、ダニのアレルゲンのみしか落とすことができないダニもいる
洗濯しすすぎ回し脱水すれば、水の中に落ちて、死滅するダニがほとんどですが、中にはダニのアレルゲンのみは落とすことができるのですが、洗濯しても生きていて、せっかく綺麗になっても結局そのダニに刺されて、かゆみなどのアレルギーを引き起こしてしまうことになるダニもいます。
ダニよけの洗濯洗剤が発売された
ダニよけの洗濯洗剤が発売されているので、使ってみるのもいいでしょう。
いつものお洗濯でダニ除けができるので、衣替えの季節に使ってみることをおすすめします。

柔軟剤はレノアのダニよけプラス!
洗えないものはスプレータイプを使うといいですね。
乾燥機を使ってみよう!
ここまでで、洗濯しても落ちないダニがいること、干すだけではダニは隠れてしまうこと、高温で洗わないと死滅させることができないことが分かったと思います。
では完全にダニを除去し、死滅させるためにはどうしたらいいのか、説明していきます。
ダニは、どのダニも25度以上の高温を好む成虫です。そのため、25度以上の暑い温度の環境に閉じ込めると、洋服の表面のダニを外に出すことができます。
しかし、ご家庭でこの温度を再現するのは非常に難しいかと思われます。
エアコンを使わないなど工夫して、25度以上の気温を確保してその環境を作ることができたとしても、洗濯する前に先にダニにかまれてしまいます。
その為、洋服を洗濯し、高温の乾燥機にかけ、ダニを一斉に出現させてしまうことです。
ダニは、75度から150度の高温になると、死滅します。
いかがでしたか。今回は衣替えで出てきた洋服のダニの落とし方をご紹介しました。これでしまっていた服を洗濯してダニ被害を防ぐことができますね。
春と秋の衣替えの季節にはぜひ、ご参考になさってください。
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