赤ちゃんがいる方の中にも温泉が好きな方は多いことでしょう。しかし、赤ちゃんが一緒に大浴場に連れて入れるのかは心配なところです。
赤ちゃんを連れて大浴場に行けるのはいつからか、その注意点などを考えていきます。
赤ちゃんはいつから大浴場に入れるのか?
まず赤ちゃんの月齢から考えていきます。
とはいえ生後何か月から入浴できるかはっきりした決まりはありません。
しかし、生後間もなくから新生児の時期は沐浴程度で長湯はさせませんので避けましょう。
生後2ヶ月以降からお座りが出来るくらいまでは手が離せません。
安全面からも避けた方がよさそうです。
連れていくとしたら体つきがしっかりし、お座りができてからの方が比較的安心です。
個人差がありますが、6~7ヶ月以降でしょうか。
お座りができると頭や体を洗う余裕も多少は出てきますので目安にしてみてください。
ただし、大浴場の床は滑ったり転んだりする危険もありますので、はいはいや歩き始めの時期は特に目を離さないように気をつけましょう。
赤ちゃんはどのくらいの温度なら大浴場に入れるのか?
では入浴の温度はどれくらいならよいのでしょうか。
赤ちゃんは基本的に自分で体温調節をすることができませんので、自分が入ってみて熱いと感じる温度の場合、入浴は避けた方がよいでしょう。
大浴場でもいくつかの浴槽があったり、入る場所によって多少温度が違う場合があるので、自分が入って気持ちいいくらいのお湯の温度に入れてあげましょう。
入浴した際は長湯は禁物です。顔や体をよく見て、真っ赤になる前に上がりましょう。
入浴後の水分補給も十分に行いましょう。
赤ちゃんが入浴できる大浴場の泉質は?
赤ちゃんの肌は大変デリケートですので、酸性やアルカリ性に偏っている泉質は肌への刺激を考えて避けた方がよいでしょう。
特に硫黄泉は匂いの刺激も強いので、赤ちゃんの入浴は避けた方がよいでしょう。
入浴前に泉質をチェックしてから入るようにしたいですね。
おすすめは単純泉です。成分が少ないので肌への負担が比較的少ないです。
赤ちゃんが入浴できる大浴場は?入浴禁止などはない?
そもそも赤ちゃんの入浴が禁止されているところでは入浴ができません。
新生児や幼児未満の入浴は禁止などと決められているところも中にはあります。
いざ入浴!と裸になってから入浴できないなんてことにならないように、入浴前に必ずチェックしてから行きましょう。
赤ちゃんを大浴場に連れていくのに心配なことは?
赤ちゃんを連れて大浴場へ行くことで最も心配なのはおしっことうんちです。
家での入浴中に気持ちよさそうに入浴する我が子の近くで気づいたらうんちがプカプカ浮いている、なんて経験はありませんか?
赤ちゃんは自分で排泄の調節ができませんので、湯船に入って気持ちがよくてついつい湯船におしっこやうんちをしてしまう恐れがあります。
わざとじゃないとはいえ、不快な思いをされる方もいらっしゃいますので、十分気をつけましょう。
もちろん排泄が心配だからといっておむつをしたまま入ってはいけません。
もしどうしてもおむつをして入浴させたいなら、ある程度月齢が進んでから使える水遊びパンツをはかせるなどしましょう。
中にはベビーバスがあるところもあります。ベビーバスがあれば赤ちゃんがいても一緒に大浴場で過ごすことも可能ですので、入浴前に確認しましょう。
いかがでしょうか。
赤ちゃんと大浴場に入るには色々と考えなければいけない事がたくさんあります。
しかし、お風呂が好きなお子様が一緒に大浴場に入って気持ちよさそうにしている顔をみるのはとてもよいものです。
参考にしていただいて、一緒に安全・快適に大浴場に入って楽しめるとよいですね。