子育てを頑張っている、あなた。最近、疲れていませんか?
「子育てがこんなに大変なんて」と嘆いたり、ついつい
子供にあたり散らしてしまい「こんなはずじゃなかった」と
後悔したりしていませんか?
悩んでいるのは、あなただけではありません。
「もっと子供を大事にしてあげたい」心の中ではそう願いながらも、
いざ子供と向き合うと、なかなか思ったとおりにいかない。
そんなあなたに、贈ります。
①ストレスを溜めない子育て~乳児期
乳児期は、言葉でのコミュニケーションがほとんど
取れません。
泣いたり、イヤイヤをしたり、思った通りに動いてくれないことの
ほうが多く感じる時もあるでしょう。
思い通りに行かないとストレスが溜まるのは、人間の常です。
イライラ、カリカリしない為には、こんな風に考えてみては
いかがでしょうか。
子供には、手が掛かります。
例えば、オムツが汚れて、子供が泣いている時
「オムツを替える=面倒くさい」「泣いている=うるさい」と思うと、
オムツ替えが苦痛にしかなりません。
しかし「オムツを替える→子供が気持ちよくなる→泣き止む」と
考えてみて下さい。
「そうか、今きれいにしてあげるからね」こう語り掛けながら
優しくオムツを替えてあげれば、子供も落ち着きを取り戻します。
オムツに限らず、「スキンシップをとる」ということに重点を
おいて、子供と向き合ってみましょう。
まだ物言わぬ子供たちですが、それでも全身で自己主張を
してきます。
うなづいたり、指差しをしたり、泣いたり…これら全て、
子供からのサインです。
小さなサインも見逃さないよう注意すると共に、子供と触れ合う
時間を楽しみましょう。
子供が泣いていても、焦らなくて良いのです。
怒らなくても、良いのです。抱っこしてあげたり、
背中をさすってあげるだけでも、良いのです。
子供がきゃっきゃと笑ったり、手を伸ばしてくれるようになった時、
きっとあなたの顔は優しく微笑んでいることでしょう。
②ストレスを溜めない子育て~幼児期
幼児期は、自分で出来ることが徐々に増え、自己主張が強くなる
時期です。出来ないことも「やる!」と言って、あなたを困らせます。
「急いでるんだから!」「やだ!やる!」「言うこと聞いて!」
こんなやり取りが日常化してきたら、要注意です。
子供は元来、気まぐれで、わがままな生き物です。
自分が甘えたいときはべったり貼り付いてきて、言うことを聞かない
ときは、さっさと逃げて行ってしまいます。
そんな子供の気まぐれに、振り回されることはありません。
話がわかるような年齢なら、反抗してきたらやり合わず
「じゃあ、ママは知らないよ」と、知らん顔をしてみましょう。
あえて放っておくのです。そうなれば大概、子供が「ねえねえ」と
甘えてきます。
ここまでくれば、あなたの勝ちです。「なあに?」と、
落ち着いて話を聞いてあげましょう。
「ダメ」と、即座に否定するような対応を繰り返していると、
子供は拗ねて、聞かん坊になっていきます。
何事も、うまく出来たら褒めてあげる、出来なくても頑張った
ことをたたえてあげましよう。
子供に前向きな考え方が生まれます。
子供が素直になるにつれ、あなたのイライラも小さくなります。
もしイライラしている自分に気付いたら、子供から離れて
みましょう。
子供が泣いていても、ケガ等の緊急事態でなければ、
自分が落ち着きを取り戻すことのほうが大事です。
落ち着いて接すれば、子供も泣くだけ泣いて、ある程度すっきり
していますから、お互いすぐに仲直り出来たりするものです。
③子育てをしていて、ヒステリーな自分に気付いたら
そうは言っても、ついカッとなってしまうことは、
誰しもあります。
もしそんな自分に気付いたら、自分を責める前に、
子供を抱きしめてあげましょう。
子供がわあわあ泣いていても「ちょっと怒りすぎちゃったね。ごめんね」
と素直に謝れば、子供が深く傷つくことはありません。
あなたが抱きしめてあげれば、子供も小さい手であなたを
ぎゅっと掴んできます。怒りは尾を引かないようにするのも、
大事です。
「しまった!」と思ったら、まず謝るようにすれば、
子供はすぐに許してくれます。
だって、あなたのことが大好きなのですから。
④ストレスやヒステリーと向き合うことで、子育てが楽しめるように
子育て中、ストレスを感じない人などいません。
要は、どう付き合っていくかです。
ヒステリーになってしまった自分を責めても、仕方ありません。
それよりも、すぐ子供に謝って、抱きしめてあげる勇気を
持ちましょう。
イライラの対処法がわかれば、少しずつ、落ち着いて
子供と向き合えるようになります。
子育ての大変さよりも、子供の愛らしさ、愛おしさが
わかるようになってきます。
愛おしさが大変さを上回れば、もう大丈夫。
子供は、あなたを愛しています。間違いなく、世界で一番
愛しています。
あなたも子供に負けないくらい、たくさんたくさん、
愛してあげましょう。