日本会議という団体をご存じでしょうか?
日本会議は安倍政権のバックにつく圧力団体です。
今まで表に出ることはあまりなかった日本会議。
それがある宗教とつながりがあることがわかってきました。
その宗教とは生長の家という団体です。
生長の家は以前政治活動をしていた団体です。
今は政治活動は撤退をしていますが、その政治活動を地道に続けた人たちが日本会議の母体を作ったということです。
事務局は生長の家出身の人間ということです。
最近になって日本会議の本がたくさん発行されています。
それも時期を合わせたように2016年に入ってから5月から7月に発行が連続しています。
おかしいとは思いませんか?
2016/6/17
2016/4/30
2016/6/28
2016/7/11
そして生長の家は本部会議にて夏の参議院選挙の自民党を指示しない方針を決定。
これにより生長の家信徒は今度の選挙で自民以外に投票するようになります。
また生長の家総裁は『日本会議の研究』を読むように信徒に呼びかけています。
この本の中には生長の家が政治活動をしていた時の様子。
それから生長の家関連の人物の実名が掲載されています。
生長の家は今、本流のほかに分流も出て分裂が始まっています。
マスコミからすれば格好の餌食です。
そしてこの度の日本会議の報道ではあたかも生長の家が日本会議を作り安倍政権を動かしているというような印象を与えています。
そのための生長の家本部は方針決定し、自民を支持しないと表明しなければならない展開となりました。
日本会議と生長の家は関係ないという意思表示です。
そして日本会議が作られた経緯、そして生長の家の誰が関係しているのかを明確にするために
総裁自らがが 『日本会議の研究』を読むように信徒にすすめているわけです。
しかし、時期をみてください。
夏の参議院選挙の数か月前から、このように日本会議関連の書籍が多数発行されるわけです。
今回の動きは政治的な意図があるように思えてなりません。
つまり選挙で自民に票を取らせたくない勢力が働いて生長の家を動かしたように思えてなりません。
今回の選挙で自民が勝てば憲法改正にまた一歩近づくからです。
これらのことを総合的に考えてみたところ
生長の家の方針はマスコミに踊らされた結果かもしれません。
生長の家は政治活動に一度失敗をして完全に政治から撤退したはずです。
それをまた改めて宗教が政治に関与しはじめるなんておかしな話です。
最終的には歴史の判断を待つしかありませんが、
今回の動きはある勢力が背後にある政治的なにおいがしてなりません。