瞑想の話のついでに呼吸法の話をします。
現代人は呼吸が浅いといわれています。
交感神経が活発なときには、呼吸が浅いです。
でも、浅いままだと体中に酸素が回らないので、深い呼吸をしたほうがいいです。
しかし、毎日している呼吸ですが、呼吸法を習ったことがない人が多く、
深い呼吸と言われてもできない人が多いです。
深い呼吸をするためには、まず一番最初は、横になって、足を膝立にして、
腹式呼吸にするといいです。
それが3か月くらいしてできるようになってから、完全呼吸というものを
したほうがいいです。
はじめから完全呼吸は難しいです。
完全呼吸というのは、人によって順番はありますが、私が習ったのは、
まずすべての息を吐ききってから、腹、胸、肩に呼吸を入れていきます。
息が完全に入った状態でとめます。
そのあとに、肩、胸、腹と吐いていきます。
次に吸うときはすぐに吸い込むことです。
息を止めることをすると、だんだんと長く止めることができるようになり、
呼吸が長くなります。
30秒で1回できるようになるのが、目安でした。
それほど難しいものではありません。
でも、それができると1分間に2回の呼吸ですから、現代人がいかに呼吸が
早く、浅いのかということがわかると思います。
松田真理先生について、3年間ヨガと呼吸法を習いました。
松田先生はとても素晴らしい先生です。
松田先生は、結局呼吸法を伝えたかったようです。
人生には色々なことが起こります。病気、事故、愛する人の死など。
それを松田先生は呼吸法で乗り越えてきたといわれます。
心を落ち着かせるために、朝方まで呼吸法を続けたこともあるそうです。
何があっても動じないための、呼吸法です。
試してみると、人生が変わりますよ(^_-)-☆